桶屋のように

２月２１日、日曜日。
午前８時１１分。
晴れ。


今日は、綺麗な晴れた空です。
水色の中に朝の光がいっぱいです。
風が時々、音を立てて吹いていきます。


春一番かね？
春一番って、毎年、いつ頃吹くのだったかな？
毎年のことなのに
忘れてしまうのが僕の脳ミソです。(トホホですね)


忘れっぽい脳ミソ。
でも、忘れっぽいというこの部分は
時には、
使いようによっては役に立つこともあります。


哀しんでいたこと
怒れたこと
納得いかないことで叱られたこと
嫌な気持ちになったこと


そんな負の部分を
忘れたりする時は、忘れっぽいこの脳ミソで良かったかも…
と、思ったりします。
時々、忘れられないものもあるけどね。f^_^;



そんな忘れっぽいとか
足りないのじゃないかとか
退化してるのじゃないかとか
僕の脳ミソのそんな話はどうでも良いのです。(ノ_<)


春一番。
なのかな？


…でしたね。
今も、ゴーゴーと聴こえてきます。
街路樹や、庭の木、町中の木々や草花が
風で大きく揺れている姿が頭に浮かびます。



普通、世間では、この時間帯は慌ただしいのだろうけど
とは言っても
今日は日曜日だから
そうでもないかもだけど


僕は、少し時間がずれている毎日なので
この時間帯はゆっくりできて
風の音は子守唄のように心和みます。



暖かな日になるのかな？
気温的には、暖かいと思うけど
風が強いので
その分、暖かさは奪われてしまうかもですね。
まるで、風と共にある町です。


ふいに
“風の谷のナウシカ”
を思い出しました。


風が強いという所は一緒でも
あんな綺麗で可愛らしいリーダーは居ないな。
あんなステキな町だったら良いな。


共通している気がするのは
自然がどんどん無くなっていってることかな。


あとは、巨人兵…って言ったっけ？
巨人兵のような脅威が
この町というより、日本、亜細亜、世界に
あるようだということかな。



平和が良いな。
破壊からは、何にも生まれないものね。
ポジティブ思考(志向？)がどんなに推奨されても
世界は未だ
手に入れていないものがあるみたいで


巨人兵はまだこの世界に
あるような気がしてしまう
忘れっぽい脳ミソの僕でした。



風が強い日は
車の、バイクの、自転車の運転には気を付けて下さいね。
高い橋を渡る時とか
建物が何もない田園の中を運転する時とか
ハンドルとられちゃいますからね。


運転する人もだけど
歩く人も気を付けて下さいね。
走る人も…みんなです。


とはいえ、僕が一番危ないのかもしれないけど(よく転びます…)
だからこそ言いたいです。

“気を付けて下さいね！”


…と、朝から風が強い町について
色んなことを心配してしまいましたけど
風が強いと良いことを楽しむことを
忘れないようにしないとな。


洗濯物が良く乾く。
風を背に歩くと、楽ちんに歩ける。
凧が高く飛ぶ。
風と戯れるように楽しそうに飛ぶ、鳥が見られる。
空が澄んで綺麗。


良いこと、沢山です。


あ、あともうひとつ。
車のドアを開ける時、隣の車にぶつけてしまわないようにね。
僕、やったことあるのです。(>_<)



では
眠くなって来たので二度寝します。
良い日を！







*

爪先

爪先で少し立ち
背伸びして
遠くを見ようとしてみたけど

毎日、転んでばかり
空回ってばかり
そよぐばかり

“人並み”に憧れて
“多数”に疑問を持って
生きるようなアンバランス

僕は名無しの草で
君は、何処までも行ける風

風が吹く度
こっそり歌う
大切な思い出がそうさせる

爪先が冷たいのは
所謂、証し
笑って泣いて怒って微笑んで
それなりに

この世界を楽しんでいる
生きている
証し







*

幸せ灯り

２月２０日、土曜日。
午後２３時３５分。
星空？


職場を出た時はザーザー降り
買い物を終えて店を出た時は雨はやんでいて(ほぼ)
晩ごはん前に窓から空を見たら
月が出ていました。


そして晩ごはんを食べてしまったたった今
再び空を見に行ってみると
さっきよりも月明かりは、更に明るくなっていました。
明日は晴れだということらしいし
雨は、あがったようです。


雨上がりなら空気が澄んで
町の灯りが綺麗に見えるのだろうなぁ。
坂から、高台から、丘から
お馴染みの夜景が綺麗に見えるスポットに行って
町灯り、
見たいなぁ。


お気に入りのビルの灯りとか
走っていく電車の車窓の灯りとか
家々の灯りとか
行き交うヘッドライト、赤く光るテールランプ
黄色、赤、青と順番に繰り返す信号の灯り
点滅する歩行者用信号機の灯り
電飾の看板などなど…


色んな灯りがともって光って
町灯りを眺めるのは
夜景を眺めるのは、好きです。
夜景はみんな好きだろうな。
僕も好きです。


会社が入っているようなビルだと
まだ仕事している人がいるのだなぁ、と想像したり
帰りが遅いと奥さんが寂しかないかなとか
家々の灯りを見ると、幸せ家族だと良いなとか…
もしかしたら
余計なお世話なことを思ったりします。


灯りがあるとホッコリします。
あそこに人がいて、あそこにも人がいる、あっちにもこっちにも。
そう思うと
世界がまとめてみんな
幸せなひとときを過ごしていると良いな
…ってね。^^



今日は書き始めるのが
ちょっと遅かったので
もう、あと２分で日付変更線です。(>_<)
ではまた！







*

羽

委ね
たゆとう

機微から機微へ
端から端へ
小さく円を描いていけば
渦になり広がる

空は輝く
抽象と具象
天使の羽
感じるままに

海に眠る金銀の星
傷よ癒えよ
優しく光る蕾の中で

たゆとう
委ねり
恋しけれ
微笑んだ星空







*

雨水の夜美

２月１９日、金曜日。
午後２３時００分。
星空。


星空ではあるけど
月は輝いているけど
全体的にボンヤリとした星空というか
いつもより星が少ないように見えるから
曇り気味な星空なのだろうな。


ぼんやりとはいっても
月は淡くやわらかく輝いていて、
澄んで冴えた月は綺麗だけれど
こんな淡くやわらかな月というのもまた、綺麗です。


月の周りには
ものすごく大きな輪が
やっぱり、月と同じくぼんやりとして淡くやわらかな輪が
月を称えるように囲んでいて


窓から見上げるだけだと
庇があって
月を囲んでいる大きな輪が見えなかったので
ベランダへ出てこっそり見上げてみたら
ものすごく大きな輪を見られて、ワクワクしました。


すっごく大きな輪ですね。
何ｋｍあるのだろうね？
東京ドームいくつ分なのだろうね？
東京からどこまで行けてしまう距離なのだろうな？



“雪月花”
頭にふっと浮かびました。
美しいものの例えだったかな？
…と、うろ覚えだったので、このガラ携の辞書で簡単にだけど調べたら
“日本の代表的な自然美”
だって。


そういえば今日は確か
“雨水”
でしたね、カレンダーに書いてありました。(新聞にも)


雨水とは、
“立春をすぎて雪が雨に変わり、草木が芽吹く頃”
なのだって。


僕が住む地方は雪が降らないから
１２月も、１月も、２月も、ずっと雨なので
あまりピンと来ない雨水ではあるけれど
春がまた少し近付いたようでホッとします。


この町に雪はないけれど
月と花はあります。
でも、日本のどこかには
雪が降っていて、月が輝いていて、花が咲いている
そんな町があるのでしょうね？
美が揃っている夜があるのでしょう。



親戚の家に行った時
八重の椿が一輪、咲いていて
とても綺麗で感動して観たのだけど


見覚えがあるような
前にも会ったことがあるような気がするなぁと思っていたら
我が家にいた椿を何年か前、親戚に譲ったという椿でした。


何年か前に
親戚に我が家のモサモサの庭を剪定したり
整備して貰ったことがあったのです。
その時に、母があげたそうです。


何年か前もモサモサの庭で
同じように感動した記憶が蘇りました。
相変わらず、寒い中、綺麗に咲く
八重の椿でした。
久しぶりに観られて、改めて感動でした。



山茶花、椿、桔梗、桜、牡丹、百合
昔から日本にある花というのか
原産は他国かもしれないけど
和風な雰囲気がする花は、色気？がありますね。
そんなことないですかね？


今夜は、月と花と
淡くやわらかく輝いて
咲いているのかな。
あたたかな輪と一瞬に
美を詠いながら。


日付変更線が近付いてきました。
お休みなさい。







*