こちらはSaguaro National Parkに行った時の写真です。
アリゾナ州の南側にある国立公園。たくさんのサボテンが生える国立公園です。
国立公園にしてはゲートもなく、公園利用費も勝手にポストに投函するといういがいと適当な公園です。
辺りは一面乾燥した台地で、生えている植物もサボテンが多く、9割近くの植物がトゲトゲで覆われています。
乾燥している割には、いたるところに糞が落ちてたり、巣穴があったり、音がしたりと意外と生き物の気配は感じるのですが、トカゲをよく見るくらいで、その他の動物はあまり姿は見えません。
ましてやこんな看板があるくらいですから、変な物音がしようものならびっくりしてしまいます。
トレイルがあって歩けるのですが、気温が暑いこと、乾燥していること、周りの植物がトゲトゲだらけのこと、どんな生き物がいるかわからないことなどなど、初めて国立公園で怖いと感じました
とはいえ実の付いたサボテンも多く、サボテンにとっては普通なのだなあと感心してしまいます。
新しく腕が生えそうになったサボテン。サボテンの寿命は200年、70年くらいから腕が生えるそうです。
なのでこの子は70歳と少しと言ったところでしょうかね。
絶妙なくびれです。倒れないのが不思議な感じです。
腕を伸ばすのもめんどくさいって感じでしょうか。もうじき枯れるのかもしれませんね。
ちなみに枯れるとこんな感じです。中にはパイプのように管がいっぱい走っているんですね。
70歳以降はどんどん手が増えるんですかね。元気いっぱいって感じです。
こちらはテディーベアサボテン。その名の通り形が似ている?からだそうですが‥‥
抱いたら悲鳴が上がりますよこれは。
赤い花が咲いています。どんな昆虫を介して受粉するのでしょうか。
わずかにとげのない植物も生息しています。ですが、動物からしたら食べやすいいい獲物でしょう。
頑張りすぎ、何本手があるのかすらよくわかりません。
丸いのもあります。トレイルを歩いていると「こんなのが転がってきたらどうしよう」と変な心配をしていしまいます。
こっちもトゲトゲ。トレイルを歩くにも注意が必要です。ちょっと油断するとすぐ足もとのサボテンの棘に引っかけてしまいます。
バランス崩して手なんて付こうものなら‥‥と考えるだけで寒気がしますね。
うちわサボテン。赤い実が付いています。
こちらの丸物も上についているのは花なのか、実なのか?
人が住むには過酷な場所ですが、サボテンだけは元気に生きているから不思議ですね。
山の上からの景色は辺り一面サボテンサボテン‥‥。
サボテン好きにはたまらない景色でした。