はるかなる海外生活、えいともいるよ。

始めました~。熱しやすく冷めやすい自分にとっては、最初はいいかもしれませんが、はたしてどこまで続くかなぁ?

今日のはるか427(Cuyahoga Valley N.P.)

2013-05-25 07:53:57 | 公開
今週はメモリアルデーの三連休。

休みを利用してキャンプ‥‥のはずが悪天候の模様で中止。
せっかくなので雨を避けるためにも足を伸ばしてCuyahoga Valley N.P.へいって来ました。
オハイオとペンシルバニアの州境の近く、Cuyahoga Riverの流域一帯が国立公園です。町の近くにあるので園内に民家があったり、ゴルフ場があったりする不思議な公園です。そして入園料のかからない国立公園のひとつでもあります。

またここは家から一番近い国立公園です。とはいえ片道400マイル離れていますが‥‥。そんなことは気にせず出発。およそ6時間半かけて公園に到着。
今はちょうど新緑の美しい季節です。
メモリアルデーということもあって、観覧列車にトーマスが付いているというおまけ付き。
はっくんも早速トーマスの前で一枚。本人はそんなにトーマスが好きではないですけど。


はっくんのそれよりボランティア主導の鉄道模型がお気に入り。


ぐるぐる回る鉄道模型をずーっと眺めています。


そんなもの眺めていても仕方が無いので、ビジターセンターへ行ってトレイルマップと電車の時間をチェック。トレイルをめぐりながら近くにある滝から見て回ります。

こちらはBrandywine Fall。

ブランデーかワインかどっちかにしてもらいたいですなぁ。


先週のアリゾナとは打って変わって、水と緑の多い景色、


芝生も木々も青々としています。


木が石を食べようとしています。


水辺も豊富です。


川で見つけた小魚を枝でつろうとするはっくん。

父に捕まえてといいますが、父でも無理。

いろんな花も咲いています。


こちらはIce Caveが有名なトレイル。


氷穴があるだけあって緑は濃く、コケもたくさん生えています。


昔はアイスケイブに入れたそうですが、いまはこうもりが大量死する病気が流行ったため入れなくなっています。
大きな岩の周りをぐるっと回るトレイルです。


大きな木が岩に食いつくように生えています。


こちらは岩の上から見た景色です。町が近いとは言えども周囲に何かが見えるというわけではないですね。


午後からはトーマスに乗車。園内の線路を部分的にゆっくり往復します。

本来の路線は長いのですが、公園内にアメリカの国鳥が繁殖のための巣作りをしているらしく、路線が封鎖されています。


場所は変わって公園の北側、今度はGiant FallとBridal veil Fallを見に行きました。トレイルの脇で鹿発見です。

ところがGiant Fallはトレイルがわからず変な川辺に出てしまいました。


道を間違て変なとこに行った入り、苦労して着いたこちらがBridal veil Fall。


ベールのような薄い滝だそうですが‥‥本当に薄いです。もう少し水量があるといいですね。

こちらは公園の南側にあるBeaver Marshという湿原。


ところどころにビーバーの巣らしきものはありますがビーバーは見つけられませんでした。


蛙や魚、鳥はたくさんいたんですけど‥‥。




木の洞に巣を作っている鳥、こちらからは見えませんでしたが、巣穴の中で小鳥が鳴いていました。


こちらが一番大きい蛙です。

写真ではわかりませんが、父の手より明らかに大きそうなので、体だけで20cm以上はあるでしょう。

そのあたりにも何かいますか?


蛙の鳴き声や、水草の動きに敏感に反応するはっくん。全身で何かを見つけようとしています。

こちらはBlueHenFall 滝の中では一番見栄えがします。


緑に覆われて、深くえぐれた滝がよく映えます。


水辺で遊ぶはっくん。



季節にもよるのでしょうが、国立公園の中では、水と緑の美しさが際立つ公園でした。

またいつか行ってみたいと思う公園です。


残念なのはメインのトレイルは人だけでなく自転車も通ることでしょうか?
小さい子がいるとちょっと気を使います。はっくんもしょっちゅう怒られてしまいました。
子供が悪いわけではないのですが‥‥。

そうそう、ちゃんとアンティークにも寄って帰りましたよ。


はっくんはアンティークに行くとミニカーを買ってもらえる為、旅行先ではいつでもアンティークストアにいきたいという始末。これは母の作戦勝ですな。
安いのしか 買ってもらえないのですがそれでも嬉しそうなのでいいですけどね。 

今日のはるか425(Sedona3)

2013-05-19 07:32:20 | 公開
今日は最終日。一週間の疲れを取るべくゆっくりします。

遅めにチェックアウトしてHAMMERに乗ってオフロードツアーに参加です。
ホテルに迎えに来たハマーにチャイルドシートをつけて出発~。


しばらく車道を走ってからオフロードへ、未舗装路をがんがんに飛ばしていきます。かなり揺られますがはっくんは楽しそう。ドライクリークを超えたり、大きなギャップではねたり、大きな石を超えたり。時々停まってガイドしますが基本走りっぱなし。階段より高い段差も軽く超えていきます。


こちらは今でもシャンプーの原料になるそうですよ。


ハマーはドライブシャフトが直線的でなく斜めに配置されているため、床下のクリアランスが17 inch(44cm) 以上あるらしく普通の車では避けなければならない岩でも平気で超えられるそうです。


あとBTA(とか何とか、段差を乗り越えるときに各タイヤに必要なトラクションを分配するような機能)のおかげで岩場でも滑らずに乗り越えられるとのことです。

そんなことよりも一番驚いたのは、はっくんがお昼寝を始めたことですかね。

なんか眠そうなはっくん。


揺れる車内でも大あくび。


おちた‥‥。


オフロードを走るハマーのゆれも、はっくんにとってはゆりかご、騒音も子守唄なのでしょう。
まあ9日間丸まる公園めぐりで、午前、午後と歩いてましたからね。疲れているんだと思います。
旅行中に「友達と遊びたいなぁ」なんて行っていましたからね。

その後は運転手さんに聞いて念願のサボテン料理を食べに行きました。


お腹を見たした後はぶらぶらとお土産やさんを散策。
そのあとアンティークショップを散策、晩御飯を食べて空港に向かいました。


飛行機は日曜日のPM11:56発 O’hare 行き。
家に着くのは朝の6時半。旅行荷物を降ろした父はシャワーだけ浴びて会社に出社するのでありました‥‥。 
旅程 9日間、国立公園 4箇所、名勝 3 箇所、州立公園 2箇所、アンティークショップ 4箇所。総走行距離1500 mile(2400km)
お疲れ様でした。

今日のはるか424(Sedona2)

2013-05-18 07:06:34 | 公開
次の日も朝からVortexめぐりです。

気温の暑くなく、寒くなくとちょうどいい感じですが、やはり日が照ると暑いですね。

まずはBoyntonから。


トレイルを歩くこと30分くらい。


小さな岩山に到着。


近くの木は不思議なくらいねじれ、Vortexのすごさを感じさせます。


が‥‥わからん。
周りの人に「何か違いを感じる?」ときいてみたが、感じるとのこと。これは野暮な質問だったかな?多分宗教や集団心理と一緒でここは何も感じなくても「感じる」というのが正解なのだろう。

近くには地元の人?のようなおじさんがいてハートの石をはっくんと母にひとつずつくれました。


これは‥‥Vortexの力なのか!???
その後おじさんは岩の上で手製の笛で音楽を奏でていました。


そのやわらかい音色を聞いているとちょっと普段と違う雰囲気を感じました。


次の目的地はCathedral Vortexです。
公園に車を停めて川沿いを歩いてポイントに向かいます。


トレイルからすれば、わたる必要はないのですが丸太の橋とか渡って見ました。

このあとはっくん落ちましたけど。

こちらも歩くこと30分、そのポイントと思しきところに到着。
こちらは賽の河原のような場所で、怪しげに積み上げられた石がたくさんあります。バランスよくつまれている石を見て‥‥「これがVortexの力か!?」

なんて思ったりしたので、せっかくなので僕らも積んでみました。


はっくんも小さいながらに積んでいます。


平たい石が多いので積みやすいだけだと思うのですが、このバランスの良さはもしかしたら‥‥Vorte‥‥。



ちょっと休憩して、午後から最後のBell Rock Vortexへ向かいます。
その名のとおり、ホテルのフロントの呼び鈴に似ているためこのように呼ばれています。


周囲を歩いて登れそうな場所から上へ登っていきます。


ルートの何も無い岩なのでちょっと危険。


それほど登らなくてもやはりねじねじの木が生えているポイントに到着。
ねじねじの木の陰で休んでいると、ハート形(によく似た)石を発見。「やはりこれがVortexの力なのか!?」などと思いながら周囲を散策。

適当な石を拾ってきて石で叩いて整形した自作ハートストーン。


はっくんがもっともっとというもんだから最後には6つになっちゃった。
多分あのおじさんも自分で作ったんだよ‥‥。


いやーしかし今日はVortexの勢いをたくさん感じましたね。SEDONAはすごい!!
一日に3か所もトレイルを回れたのも「Voltexの力か!?」‥‥

ってまとめておけば大丈夫でしょうか。


信じる者は救われるのです。救われたければ大枚はたいてヨガセミナーにでも参加し、ガイドから「ここです!この感覚です!感じますか?」ってプレッシャーでもかけられれば「感じれる」のではないでしょうか。

それとももっと長く滞在すれば何か感じるのでしょうか?

今日のはるか423(Sedona)

2013-05-17 06:58:23 | 公開
今日はぶらぶらとユタからアリゾナへ南下していきます。

道中立ち寄った Coral Pink Sand Dune S.P. その名のとおり赤い珊瑚色した砂漠です。


風にあおられてこの辺りに溜まるのでしょう。風紋がきれいに出ています。


歩くとさらさら、はだしが気持ちいいです。斜面を登ると上から砂がさらさらと流砂のように流れていきます。


遊んでて気持ちいいのですがそこはやはり砂。風に舞うので目が痛くてたまりません。

公園を南下するとしばらくはオフロードを運転です。田舎の道は舗装路かそうでないかわからない道
が多くて困ります。基本レンタカーはオフロードは走行不可で保険の対象外、およびペナルティの対象のため走りたくないのですが‥‥。

断崖沿いをしばらく走りCliff Dwellersの近くで見つけた昔の集落。


この辺りでは石を利用した家を作って生活していた様です。


中は人が住んでた様な作りになっています。


浸食でできた岩のくぼみに石を並べて、壁を作ったようです。

見ていて怖い気がします。


Navajoの保護区に作られた大きな橋。


断崖を越える唯一の方法です。

下には観光用のボートが浮いています。
川に浸食されて渓谷が出来るくらいだから、地盤がゆるそうだけど大丈夫なのかなぁ。

いろいろ立ち寄りながらSEDONAに到着。

ここは有名な観光地だけあって、街もにぎやか、活気があり、レストランも美味しそう。
早速地ビールのサンプラーで乾杯です。


久しぶりにまともな飯(レストランっぽいお店という意味です)にありついたという感じがします。


その後はホテルの近くにあるSEDONA名物、Vortexに行ってきました。ちょっともう暗かったのですが、懐中電灯便りにAirport Vortexへ。


夜景はきれいでしたが、正直Vortexって何ぞや?って感じです。 本当にこの岩からエネルギーがでてんのかっ???

今日が行程の中で一番長い移動日でした。ゆっくり休んで、明日からセドナ見物です。

今日のはるか422(Zion N.P.)

2013-05-17 05:22:48 | 公開
やってきましたZion N.P.

聖書で隠れ家の意味を持つだけあって、高い山に囲まれた美しい渓谷は異世界のような雰囲気が否めません。


岩をくりぬいたながーいトンネルを抜けてZionに入ります。壁の穴はトンネルの途中にある待避所です。

くねくね曲がったトンネルに明かりひとつ無いのはアメリカならではでしょう。唯一の明かりはたまーにある待避所の壁の穴だけ。あとは真っ暗です。


園内のメインの場所はマイカー立ち入り禁止なのでビジターセンターからシャトルバスで向かいます。


園内にある只ひとつのロッジ、その前の広場で昼ごはん。


高い岩肌をバックに風で舞う綿毛を追いかけて遊ぶはっくん。


その後はトレイル散策に出発です。この時期は花の季節なのでいろんな花が咲いていました。




他のN.P.とそれほど離れていないのに、こちらは水と緑の多いのが不思議です。


岸壁を伝うように滝が流れています。


こちらはエメラルドレイクです。高い岸壁に囲まれた一角に小さな湖が残されています。





周囲をぐるっと山に囲まれています。


両脇を高い山に抱えられて中央を川が流れていきます。


トレイルで見かけた体長1mを超える蛇。何かわかりますか?


これを見れは一目瞭然。

そうですねガラガラヘビです。猛毒を持っているので注意しましょう。


意外と長かったエメラルドレイクトレイル。早めに切り上げてホテルでゆっくり‥‥。するはずがプールに行きたいと言い出すはっくん。


仕方なくプールで一泳ぎです。元気に飛び込むはっくん。いつか落としてみたいなぁ。

次の日もZion. こちらはAngel Landingという山です。

トレイルはあるのですがみんなで行くには距離が長いのと危険なところがあるので今回はパス。
岩場で馬の背のようなところを歩く必要があり、昨年だけで6人も死んでいるそうです。
なんとなく名前の由来が判る気がしますね。

今日は朝からリバーウォークトレイルを歩いてNarrowsへ向かいます。


道中は水場が多く、岩から染み出るように細い流れができており、花が岩壁にへばりつくように咲いています。





そしてその終点からがNarrowsと呼ばれるポイントです。


道は無く、川の中を歩いていきます。


当然雨が降った後や上流の流域で雨が降った場合などは増水や鉄砲水の危険があるので入れません。
水は冷たいので、抱っこして川を進んでいきます。


時々中洲がありますので休憩しながら進んでいきます。


両脇は崖ですから増水する際には、水位は一気に上がりますし逃げる場所はありません。意外と危険な場所です。


でも進んでいくと滝があったりといろんな景色を見ることが出来ます。


この時期、水は冷たいけど水位は安定しており一番いい時期だそうです。夏は水は冷たくないのですが、2~3日に雨が降るので水位が上がり入れない日が多いのだとか‥‥。
Narrowsの後は戻ってきてロッジの前の広場で御飯、


そのあとははっくんのお昼寝もかねてZion をドライブ。
Zionより少し北にある湖。この辺りは牧場や別荘が散見します。


Lava pointよりZionをのぞむ。


ここからもトレイルが出ておりZionまで下っていくことも出来ます。
ちなみにNarrowsを上り続けるとここまで来ます。Narrowsを歩いてここでPickupていうのもやってみたいなぁ‥‥なんて。

お土産やさんでは、たくさんの石が売られていました。ちなみに青いのはガラスだそうです。


猫なべならぬ、猫ボウル。気持ちいいんでしょうねぇ。


こちらはCanyon Over Look です。長いトンネルの上からトレイルを歩いて渓谷の上まで出ます。



道中は危険なポイントも‥‥はっくんは気にせず進みます。


渓谷をみおろすところで一枚。柵より向こうは断崖絶壁です。


柵があったりなかったりと、設置の基準を疑問に思うアメリカの公園でした。

ちなみにこの場所は一番最初の写真のくぼんだアーチの上になります。

丸二日 Zionを満喫した後は今度は南下してセドナに向かいます。


今日のはるか421(Bryce Canyon N.P.)

2013-05-14 22:08:13 | 公開
ここはブライスキャニオンです。

長い年月をかけて侵食された奇岩が有名なところで、いたるところに変わった形の岩を見ることが出来ます。


細い!


北欧神話に登場する雷槌、トールハンマーです。



原住民の名がついたトレイルを歩きます。


すごいところを降りていきますよ。

部分的に硬いのでしょうか橋のようになって残っています。


周囲の岩の高さが良くわかりますね。時々崩落により通行止めになるそうです。


岩の間を通り抜けます。


なんだかわかりますか?

エリザべス女王だそうです。言われてみるとそのように見えるので不思議です。

巨大な宮殿のような岩もあり、この辺りはQueens Gardenと呼ばれています。

こっちも誰かが何か望遠鏡で探しているようにも見えます。


今日もちょっと暑いけど元気なはっくん。


父を置いてどんどん先に走っていってしまいます。


このトンネルは空いていたのか?それとも誰かが開けたのか?


ちょっと疲れて一休憩のはっくん。

まあ標高差100m長さ3kmもあれば4歳のはっくんにはちょっと大変かも。しかも、午前、午後と一日2~3本のトレイルを連日歩かされたら‥‥4歳児にはたまらんかも‥‥。

展望台からの眺めです。

さっきはその下をとっとことっとこ歩いたわけですね。

大きな風穴の空いたアーチもあります。何万年後にはここもArches N.P.の様になるのでしょうか?


はっくんが撮った一枚。ちゃんとまっすぐ撮れています。上手上手。


日が暮れてきて夕焼けに染まるブライスキャニオン。


赤褐色の岩が赤い夕日を映してより赤く見えます。


こちらは二日目。公園のちょっとはずれにあるMossy caveです。
この辺りでは珍しく水の流れるところです。

岩から染み出すように水が上から垂れてきます。


また中にはまだ氷が残っています。

冬の間は氷の滝で埋まってしまうそうです。

こちらは道中に在ったレッドロックキャニオン州立公園です。


ブライスキャニオンとよく似ていますね。


奇岩の多い公園です。


トレイルを歩きながら花を探したり、石を積んでみたり


動物を探したり、松ぼっくりを転がしたりして遊んでます。


ちなみにこの公園にもキャンプ場があるのですが‥‥この乾燥した暑い公園でキャンプってのは大変そうな気がします。

トレイルを散策した後は一休憩、そしてそのまま次の目的地であるZion N.P. へしゅっぱーつ。

今日のはるか420(レイクパウエル)

2013-05-13 21:46:08 | 公開
UtahとArizonaの州境にあるレイクパウエル

こちらはその周辺にあるホースシューベンドです。

その名のとおり蹄鉄上に曲がった川です。

この辺は赤土の乾燥地帯なので砂漠は赤い色をしています。そして朝なのに暑い‥‥。
砂漠をあるくこと15分程度、ホースシューベンドが顔を出します。


これもコロラド川ですよ。これが流れてグランドキャニオンに行きます。


かなりの落差があります。ですがここ柵も何も無いので子連れはひやひやです。


石の上から下を覗き込むはっくん。


ちなみに下の川をボートでめぐるツアーやラフティングツアーもあるようです。下から見た景色も興味ありますね。


こちらはレイクパウエルの湖岸です。ここはビーチと名が付いているものの、一般的なビーチのイメージはないです。侵食によって削られた石が波打ったようになっています。


もしかしてWaveもこんな感じなのでは?


サボテンの花を観察するはっくん。


このあとはついにアンテロープツアーに参加です。


ジープに乗って川をさかのぼること20分、幅の狭い切り立った渓谷の入り口に到着、そしてその中に入っていきます。


狭い渓谷中は長い年月をかけて水の流れが作り上げた自然の彫刻です。


今回はせっかくなのでちょうど上から光が差し込む正午のツアーを選択してみました。


差し込む光が光線になり、反射した光が淡く周囲を照らし、それが壁の模様と合わさってきれいな陰影を作り出します。














なんとも表現しがたいきれいな色になります。


有名なスポットだけあって観光客がたくさんいました。




狭い渓谷内を何とかすれ違いながら通るので意外と大変です。



アッパーとロワーの二つがあるそうですが、今回はアッパーだけにしておきました。


またじっくり行って見たい所の一つですね。
ちなみに雨が降ると鉄砲水の危険性があるので入れなくなるそうです。行かれるときは天気に注意が必要です。またここは5月でもかなり暑いのが難点です。

ガイドなしでは入れませんが、予約なしで現地に直接行っても、空いていれば待たなくてもよさそうですね。
たぶん現地のツアーのほうが安いでしょうしね。


今日のはるか419(Grand Canyon N.P.)

2013-05-12 21:42:08 | 公開
次の日はグランドキャニオンです。
改めてみるとやはり迫力ありますね。


一本の川がここまで巨大な渓谷を作ったとは、自然の力のすごさを感じます。


危険な場所には一応柵があります。


はっくんも腰が退けておりながらも下を覗き込みます。


はっくん専用カメラで撮影です。(はっくんも写真を撮るのが好きなので自分用に買ってもらったのです)


はっくんにとってもらった一枚。旨く撮れています。ちょっと斜めなのが惜しい感じです。



水のみ場に現れた野性のエルク。かなり大きいです。


お母さんに支えられながら渓谷を見るはっくん。落ちたら助からないぞ~。


父の上でちょっと休憩。


こちらがブライトエンジェルトレイル。こちらから渓谷を下って反対側まで行くことが出来ます。

しかし標高差が激しいこと、日中は暑いことなどなど、一日では無理ですね。

別アングルからみたグランドキャニオン。はるか下にコロラド川が見えます。

ちなみにこの川、過日書いたCanyon lands N.P. やアスペンから流れてきています。

こちらはEastEndからの眺めです。Grand Canyonの始まりというか入口と言うか、そのようなところです。


渓谷の広さではCanyon landsのほうが広いですが、切り立った渓谷という意味ではGrand Canyonのほうが迫力があるかもしれませんね。

いつか横断して見たいものです。

この先、道路崩落のため100km近く遠回りさせられながらも次の予定地に無事到着しました。

今日のはるか418(Petrified Forest NP)

2013-05-11 21:35:09 | 公開
この日からバケーション。今回はグランドサークルの西側をぶらぶらします。

朝一の飛行機でアリゾナに着いたらレンタカーでぺトラファフィドフォレストN.P.(National Park)に向かいます。
道中は点在するサボテンに大興奮のはっくんと母。絶対サボテンを食べるんだ~といっています。

アップダウンのある乾燥地帯をひたすら走る道中、スポーツカーの集まりか何かでしょうか、メジャーな車が次々と追い抜いていきました。それを見てはっくんもさらにヒートアップ。はやく追いかけろといいだします。絶対無理。
ちなみに追い抜いていった車は、ランボルギーニ3台、フェラーリ8台、ポルシェ3台、その他数台。いずれもうるさいのとシルエットがぺっちゃんこなのですぐわかります。
走ること3時間半、ペトラファイドフォレストに到着。ここは2億2千5百万年前に洪水で倒された木がそのまま化石になったという珍しい公園で、木の化石がゴロゴロしています。

倒木の朽木のように見えますが、化石になっています。


割れた断面を見るとこのとおり。


土に埋まっている物はそのままの形を残しています。


こちらはドライクリークにかかる一本の化石の橋だったようですが、今では補強されています。


こちらはブルーメサ。青い(紫)色に塗り分けられた地層がきれいな場所です。 


園内を走るHistorical R66。

昔のルート66の跡です。
西部開拓時代にシカゴとロサンジェルスをむすぶ主要道路でしたが、高速の整備とともに廃れていった一般道です。(カーズに出てきましたね)

ペインテッドデザートと呼ばれるところ。彩られた砂漠という場所。まあはっくんはあんまり‥‥ね。


ペトラファイドツリーの周りには公園でよく見かけるウッドチップがたくさん散っていました。

が当然それも石です。見た目はまんまウッドチップですが、感触は石。

なんとも不思議な公園でした。

化石なので、採取は禁止ですがお土産やさんではたくさん売っていましたよ。
いいのかな?