今日はポタワトミ州立公園でキャンプです。
ウィスコンシンの北東、ミシガン湖に張出した半島。そこはドアカウンティと呼ばれる自然の多い地域。そこで3泊4日のキャンプです。
とはいえ普段のキャンプとは違い、 泊まる所がキャンプ場というだけです。
湖のそばでサイトは広いのですが、立ち木がまばらで茂みが薄いため隣の人目が気になります。
隣りと距離は離れていますけどね。
片道4時間半、本日はキャンプ場の設営をして、
いつものごとく散策して薪を集めたり、
湖に石を投げて遊びます。
Greenbay Packersで有名なGreenbayに石を投げるはっくん。
変な花も咲いています。
蛇発見。
暗くなったら火を起こしてご飯を食べて、恒例の手持ち花火です。
最近花火がお気に入りのはっくん。キャンプ=花火 のような方程式が出来上がりつつあります。
今日は朝ごはんを食べてから半島ドライブに出発です。ここから半島の先端までおよそ30km。景色を見ながらのんびりドライブです。
途中にあるアンティークや農家の直売場、ワイナリーをちら見です。残念ながら時期が少し遅く、スイートチェリー狩りはすでに終わっていました。
この時期狩れるのはタルトチェリーのみ。
それでもはっくんは楽しそうに始めてのチェリー狩りを楽しんでいました。
タルト用というくらいなので、実は柔らかく、ちょっと引っ張るとつぶれてしまいます。そして微妙にすっぱい。
保存が利きにくそうなので、やはり加工用なんでしょうね。
面白いのは、木によって味が違うのです。
すっぱい木の実はどこを食べてもほとんどすっぱい。だけど甘い木の実は全部甘い。
甘いところを見つけるまでが勝負です。
たくさんとっても仕方がないのでバケツ半分でおしまい。
これだけ取って$1って安すぎでしょ?
おばさんいわくドアカウンティで一番安いアクティビティとのこと。
そりゃそうだ三人でつまみながらチェリー食べて、お土産も採って$1って……。
その後は近くのお店でチェリーの加工品を物色。ジャムやタルト、サルサ、パイ、ケーキ、ジュースなどなど。スイートチェリーを試食したけど、段違いの大きさと甘さにびっくり。
次回はもう一ヶ月早く来てスイ-トチェリーを狩ろうと決心しました。価格は10倍くらいしそうですけどね。
さくらんぼパイを買ってから半島の先端までドライブ、
そこから船に乗ってワシントン島まで足を伸ばしました。
片道30分。水平線の見える湖はほとんど海ですね。
レストランで腹ごしらえ
そばで見かけた変わった花。
その後はさくらんぼ号で2時間の島内ツアーです。
その時期にあった場所、4箇所に停まりながら島の半分くらいを回る観光トロリーバスです。
直径8キロの島にはそれなりに人が住んでいましたが、ちょっと生活は不便かなぁ。
アート&ネイチャーセンタ、ビーチ、ふるい農機具の博物館、教会を周りました。
古い農機具が展示?してあります。
チワワカットの鳥がいたり
農機具に乗れたりとはっくん楽しそう。
こちらは途中で立ち寄ったビーチ。
砂浜ではなく白い丸石です。
たくさんの人が泳いでいました。
石投げを満喫してぐっじょぶのポーズを決めるはっくん。
水はきれいでしたけどちょっと冷たいなぁ……。
のどかな島です。
緑がきれいです。
森の小道を歩いて行くちいさの木造の教会。
おしゃれな作りでここで挙式をする人もいるとか
中もログハウスのようです。
帰りの船内でははっくんはぐっすり。バスを降りたときから寝てたから、帰りの船に乗ったことすら知らないかも。
その後はのんびりとドライブしながら途中でいろいろと買い物して、キャンプまで戻りました。
早速漬けてみたチェリー酒、お酒に対してチェリーが少ないなぁ。
ちょっと追加で採ってこないとだめかな?
その後はキャンプ場を散策、ご飯を食べて花火をしてすごしました。
花火やで$25以上買うとおまけでもらえる花火。
のろわれたどくろの様な模様の恐ろしい花火、
デザインに負けない凶悪な花火はまたインパクトばっちりでした。
地上3m程度まで吹き上げながら大きな球体に広がる花火、大きな音とともにはじける緑の火花、日本の花火では想像も付かないような広がり方。思わず後ずさりました。キャンプ場でするにはちょっと危険な花火でした……
次の日、はっくんが気に入ったさくらんぼ狩りをすべく、チェリー酒に足りないさくらんぼを補うべく違う場所にさくらんぼ狩りに行ってきました。
最初に行ったところはすでにシーズンは終了していました。ですがまだチェリー自体は残っているのでセルフサービスと化していました。バケツがおいてあり、バケツいっぱい取ったらチェックを$10置いて行くという、100%セルフサービス。適当に歩いてみましたが大してきれいな実がなさそうだったので場所を変えることにしました。
次の場所は立派な農場、木の間隔も広く農園に車では入れるというなんとも規模の大きいチェリー畑。残念なことに木が高くてはっくんの手が届かない……。仕方がないので肩車。
父は大変です。
ここはサクランボの木のすぐそばまで車で行けるよう広い作りになっています。
収穫を車で行うアメリカならではの発想ですね。
その後はアンティークショップを周り、電車の走るお店でご飯を食べ、ワイナリーに立ち寄ったりと大人の都合。
飽きてきたはっくんのために近く似合ったFun Spotでおあそび。
はっくん始めてのパターゴルフ。父は右利き、母は左利きなのでスタンスにいつも戸惑うはっくん。
右に立ったり左に立ったりとばらばら。はっくんは右投げ右蹴りなので右利きで間違いないんだけどなぁ。
大体適当、でも時々鋭いパットを見せるはっくん。ちゃんと狙えばちゃんと行くということをもう少し学びましょうね。
もうひとつ言うならば、ゴルフはカップに入れる順番を競う競技ではないのでお間違えなく。
その後はゴーカートをぶっ飛ばす父とはっくん。
はっくんが一人で乗れるようになるのは何時の日か。
父とスピードで張り合うようになるのは何時の日かなぁ?
ゆるりとキャンプ場に戻る最中、花火が欲しいと言い出すはっくん。うるさいので仕方なくまた花火やに立ち寄りました。二日連続で$25以上花火を買うとは思いませんでした。
その後は湖に立ち寄ってのんびり。
ひざまで水につかって遊ぶはっくん。
魚が捕まえられるかな?
その後はキャンプにもどりました。火をおこしてゆっくりします。
そしてまた花火。
だいぶはっくんも花火になれたもんです。
そういえばちょっと高価なパンが何かにかじられてしまいました。
明日の朝のラピュタ御飯の予定が台無しです。
最終日はゆっくりと園内散策です。湖ぞいのトレイルから森のなかへと入っていきました。
かなり大きな倒木がありトレイルをふさいでいたりします。
苔むした森の中にはいろんなきのこがいっぱい、
その中でもレアなものを発見しました。
枯れ草の中から生える二本の薄白色の植物。
なんだかわかりますか?
銀龍草もどきです(よね)。なんともはじめてみました。
なんともレアな発見のあったこの公園。またきたら新しい発見があるかも。
キノコ
またキノコ
さらにキノコ
またまたキノコ
食べられないかなこれ?
長かった3泊4日のキャンプも無事終了。いろいろ車で出歩いたのでキャンプっぽくなく普通の旅行みたいでしたが楽しかったですね。
最後にワイナリーによって試飲してお気に入りのワインを買って帰りました。
紅葉の美しいころにもう一度行ってみたいですね。