河合隼雄『心の扉を開く』から
- 私と”それ”
- まず読んでほしい本
- 山田太一『遠くの声を探して』新潮文庫
- ドストエフスキー『二重身』(『二重人格』小沼文彦訳、岩波文庫)
- カフカ「変身」(『変身・断食芸人』山下肇・山下萬里訳、所収)岩波文庫
- フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』(高杉一郎訳)岩波少年文庫
- オイゲン・ヘリゲル『日本の弓術』(柴田治三郎訳)岩波文庫
- もっと読んでみたい人のために
- 桑原知子『もう一人の私』創元社
- フローラ・リータ・シュライバー「シビルーー私の中の十六人」(巻正平訳)早川書房
- 岩宮恵子『生きにくい子どもたち』(シリーズ 今ここに生きる子ども)岩波書店
- バーネット『秘密の花園』(上下)(山内玲子訳)岩波少年文庫
- シャーロット・ゾロトウ『あたらしいぼく』(みらいなな訳)童話屋
- 心の深み
- まず読んでほしい本
- 村上春樹『アフターダーク』講談社
- 遠藤周作『スキャンダル』新潮文庫
- 山口昌男『道化の民族学』ちくま学芸文庫
- 吉本ばなな『ハゴロモ』新潮社
- ハンス・ペーター・リヒター『あのころはフリードリヒがいた』(上田真而子訳)岩波少年文庫
- もっと読んでみたい人のために
- モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』(じんぐうてるお訳)富山房
- 吉本ばなな『アムリタ』(上下)新潮文庫
- エリ・ヴィーゼル『夜』(村上光彦訳)みすず書房
- 井筒俊彦『イスラーム哲学の現像』岩波新書
- E・L・カニグズバーク『ジョカコンダ夫人の肖像』(松永ふみこ訳)岩波少年少女の本
- 内なる異性
- まず読んで欲しい本
- ポール・ギャリコ『七つ人形の恋物語』(矢川澄子訳)王国社
- ルーマー・ゴッデン『ねずみ女房』(石井桃子訳)福音館書店
- 夏目漱石『それから』岩波文庫
- シェイクスピア『ロミオとジュリエット』(松岡和子訳)ちくま文庫
- 桑原博史『とりかへばや物語全訳注』1~4、講談社学術文庫
- もっと読んでみたい人のために
- エマ・ユング『内なる異性--アニムスとアニマ』(笠原嘉・吉本千鶴子訳)海鳴社
- デイヴィッド・ガーネット「狐になった夫人」(井上宗次訳)新潮文庫、(井上安孝訳)原書房
- ヘルマン・ヘッセ『荒野の狼』(手塚富雄訳)角川文庫、(永野藤夫訳)講談社文庫
- 村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』(1部~3部)新潮文庫
- 阿部公房『砂の女』新潮文庫
- 心--おのれを超えるもの
- まず読んでほしい本
- E・B・ホワイト『シャーロットのおくりもの』(さくまゆみこ訳)あすなろ書房
- C・G・ユング『ユング自伝--思い出・夢・思想』(1、2)(河合隼雄他訳)みすず書房
- 大江健三郎『人生の親戚』新潮文庫
- ルドルフ・オットー『聖なるもの』(華園聰麿訳)創元社
- 上田閑照・柳田聖山『十牛図--自己の現象学』ちくま学芸文庫