7月28日の日本経済新聞「言葉の力を考える」特集(サブテーマ「読者で広がる世界感 伝える力 文章に学ぶ」)記事の中に井上礼之 氏(ダイキン工業会長兼CEO)の発言が非常に気になった。
以下、転載する。
(前略)言葉が人を動かすには誠心誠意聞く側に回ること、言うたことは必ず実行すること、真実の対話が必要だと思う。(後略)
企業で必要なのは、上になればなるほど聞く側に回ることである。私は人が来た時、9割は聞く側になっている。(後略)
< ここまで >
井上会長のご発言について、全くそのとおりだと思う。
聞くために、発言が少ない社員他スタッフには発言を促すように心がけている。ホワイトボードを前にして、ある問題の検討を行う際には、言い過ぎに注意しながらも「ノートに録るな!争ってボードに書き込め、後の評価にする!」とけしかけている。人の発言を必死でノートに録る場面を見かけるが、【考える】ことをしているのか、疑問だ。後に質問してみるとよく分かる。聞くためには、言わせなければならない。
次に、自分の発言について、責任を持つこと。管理者であればなおさらである。決して解放されることはない。相手の信頼を得る有力な手段でもある。
対話は一人では決して成り立たない。
なお、井上会長は同じことを何度も繰り返し伝えることの大事さを言っておられ、このことも感銘した。 素晴らしい経営者であり人であると思う。彼の下で働ける人が羨ましい。
以下、転載する。
(前略)言葉が人を動かすには誠心誠意聞く側に回ること、言うたことは必ず実行すること、真実の対話が必要だと思う。(後略)
企業で必要なのは、上になればなるほど聞く側に回ることである。私は人が来た時、9割は聞く側になっている。(後略)
< ここまで >
井上会長のご発言について、全くそのとおりだと思う。
聞くために、発言が少ない社員他スタッフには発言を促すように心がけている。ホワイトボードを前にして、ある問題の検討を行う際には、言い過ぎに注意しながらも「ノートに録るな!争ってボードに書き込め、後の評価にする!」とけしかけている。人の発言を必死でノートに録る場面を見かけるが、【考える】ことをしているのか、疑問だ。後に質問してみるとよく分かる。聞くためには、言わせなければならない。
次に、自分の発言について、責任を持つこと。管理者であればなおさらである。決して解放されることはない。相手の信頼を得る有力な手段でもある。
対話は一人では決して成り立たない。
なお、井上会長は同じことを何度も繰り返し伝えることの大事さを言っておられ、このことも感銘した。 素晴らしい経営者であり人であると思う。彼の下で働ける人が羨ましい。