有村日記

日常感じたこと、気がついたこと、思ったことを記録

千葉市図書館

2007-03-03 15:11:48 | 読書と図書館
千葉市図書館では、平静19年4月1日からインターネット(パソコン・携帯電話)での予約や延期が可能になる。それに先立ち、利用カードの更新手続きを今日申請した。ホームページも変更になるとのことだが、他にどのような点が変更になるのだろうか。
わたしの好きな図書館HPは、稲城市立中央図書館。制作・更新に手間を掛けていること、利用者参加者型であることを評価している。
ちくま哲学の森第1巻、2巻と岩波少年文庫新美南吉作「ごんぎつね」を借り、未所蔵の「数は科学の言葉」「スティーブ・ジョブズ神の交渉術」を予約した。

富里市立図書館

2006-09-02 23:45:19 | 読書と図書館
富里市立図書館へ、主に視聴覚資料のことについて調査するため訪問した。3度目の訪問だが、相変わらず大変きれいな図書館で感心する。
  1. 実施日他
    • 日にち:平成18年9月2日
    • 時間帯:11:00-14:00
  2. 館内利用者数
    • 入館者:50人前後を視認
    • 自動車/自転車:駐車場に自動車が約40台駐車し、約60台程の自動車が駐輪場にあるのだが、館内ではそこまでの人数を確認できなかった。なお、近くにスーパーなどない。
  3. 図書館内ピクトグラムについて
    • 一部の書架、閲覧用デスク、館内入口などに3種類のピクトグラムがあり、図書館利用者への利用上の注意を喚起している。下記括弧内文言は、ピクトグラムから得た印象を言葉にした。
      1. 「お静かに」・・・口に人差指をあてる様子をデザイン
      2. 「飲食禁止」・・飲料グラスと果実イメージを禁止マークで囲むデザイン
      3. 「携帯電話禁止」・・携帯電話器を禁止マークで囲むデザイン
  4. 視聴覚資料所蔵数
    1. 音声
      • カセット:148点
      • CD:1,850点
    2. 映像
      • ビデオテープ:1,015点
      • DVD:1,159点
  5. 書架に配架される視聴覚資料の装備について
    • 視聴覚資料は全てセーファーケースに格納されており、利用者はメディア、解説書をただちに見ることはできない。
    • ICタグをCD/DVDケース(セーファーケースではない。)の裏側に貼布し、利用者からは見えない。
    • 貸出はカウンターのみであり、自動貸出機を利用できない。
    • 許諾権処理について、A,B等のマークがあり、きっと館内閲覧のみ、館外貸出可などの区分を表示するものと考えられる。
  6. 視聴覚資料ジャンル別統計
    • 質問「一般向けと児童向けの比率はわかるか」
    • 回答「統計していない。」
  7. CDチェンジャーにより視聴する視聴覚資料
    • 開式書架に配架する視聴覚資料点数とCDチェンジャー(閉式書架と考えられる)に格納する資料点数は不明であるが、CDチェンジャーに格納する視聴覚資料一覧を出力し、カウンター近傍に配置してある。利用者は優れたデザインがされていることの多いCD/DVDケース、解説本を利用することはできないのが欠点。開式書架の視聴覚資料を見る限り、資料が少なく見えて、さびしい印象があるが、子どもに人気のあるタイトルが多く格納されている。
    • 視聴覚ブース(6台)には、モニター用ディスプレイの他、CDチェンジャー操作用ディスプレーを視認できた。(注1)
  8. 「大人のためのおはなし会」
    • 大人を聴衆にした文字とおりの大人のためのおはなし会である。
    • 平成18年3月に実施して、30人の参加者を得た。
    • 東京子ども図書館より外部講師を招いた。(注2)
  9. インターネット端末について
    • 台数は全部で12台(内、レファレンスコーナー近くに2台)
    • 利用申請はタッチパネル方式で、職員の操作一切なし。
  10. 利用実績等(右の括弧内数値は千葉県千葉市美浜区にある千葉市立図書館美浜図書館打瀬分館のもの)
    1. 奉仕人口:51(20)千人
    2. 年間貸出数:351(356)千冊(注3)
    3. 職員+非常勤等:10+8.8(4)人(注4)
    4. 開館日数:280(273)日
    5. 開館時間:9:30-18:00(9:00-17:00)
  11. 収集資料一覧(すべてリーフレット)
    1. 富里市立図書館 利用案
    2. 学んでみよう 図書館のしくみ 富里市立図書館 フロアガイド(レシートからの本の探し方、背ラベルの見方)
    3. 心を豊かにする親子読書フォーラム - 地域における子どもの読書活動推進を目指して - (H18.9.30) (注)子どもゆめ基金の助成を受けた事業である。
    4. とみさとしりつとしょかん・じどうコーナーあんないず
    5. とみさとしりつとしょかん じどうコーナー ほんのさがしかた とらのまき
    6. 週刊ブックレビュー公開録画[千葉県佐倉市会場・佐倉市立図書館開館30周年記念](H18.9.16)

(注)
  1. 視聴覚ブースよりCDチェンジャーを操作できると思われるが、利用申請から視聴までのフローは不明。
  2. 東京子ども図書館はWEBページを持っていないが、このページにて活動を広報している。所在地は東京都中野区。
  3. 富里市立図書館の人口一人当たり貸し出し冊数は6.81冊(団体貸出を除く)で、打瀬分館では、17.8冊となる。千葉市全体の人口一人当たり貸出冊数は4.52冊であり、打瀬分館の貸出冊数は飛び抜けて高い。打瀬地区の特性は、街全体が一体的に整備されており、マンション及び小中学校施設の他は商業施設、事務施設がないことである。この打瀬地区を管轄する美浜図書館打瀬分館が対象とする打瀬1~3丁目の人口は20,486人で、美浜区人口の14%であるが、一方で貸出冊数を見ると、美浜区図書館での打瀬分館のシェアは50%近い。(ちなみに、美浜区人口(147,146)は千葉市人口(924,063)の16%である。)
    同様の事例は、浦安市の日の出地区を管轄する浦安市立図書館日の出公民館図書室に見られる。マンションを主体にした地域一帯開発された地域に設置され、地域の平均年齢が比較的に若い図書館における利用者には熱心な図書館利用者が多いことの証左である。
  4. 総時間数(年間実労働時間)1,500時間を一人として換算。なお、打瀬分館には、非職員の姿が観察される。下記参照資料1によれば、美浜図書館の非常勤職員は19.8人であり、打瀬分館の数字は記載されていないが、貸出実績等から、打瀬分館では、9人~10人(年)の非常勤等スタッフが作業に従事しているものと予想される。
参照資料
  1. 千葉県公共図書館協会「千葉県の図書館2005(平成17年度)」
謝辞

富里市立図書館の方には突然の訪問にもかかわらず、親切にご対応いただきました。貴舘の御発展を祈念申し上げます。
また、千葉市美浜区打瀬の人口について、打瀬分館と思ったが、時間がなく、交番に行ったらすぐ答えてくれました、ありがとうございます。

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中国国家図書館の業務改革

2005-11-16 12:55:48 | 読書と図書館
もしかしたら、きっと、日本の公共図書館より進歩的「中国国家図書館」の紹介

Current Awareness-E No.70 2005.11.16
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 カ レ ン ト ア ウ ェ ア ネ ス - E


                           国立国会図書館
                           ISSN 1347-7315
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中国国家図書館の業務改革

浦安市立図書館日の出公民館図書室

2005-11-06 19:22:19 | 読書と図書館

子供のサッカー(浦安市立日の出南小学校)に付き合い、試合の間に浦安市立図書館日の出公民館図書室を訪問した。
日曜日ということもあり、開館10時前から多くの人が入り口で待機していた。猫実(ねこざね)の本館には2回ほど見学に訪れたが、その際にはC市中央図書館と比較し、施設的な面からのみC市が格上と考えていたが、今日考えを改めた。うわさとおりの図書館で感動した。
図書館HP「はじめての方へ」で「司書」の出現回数が12回プロフェッショナル集団として「司書」が、具体的にどのようなサービスを行うのかが非常に明確であり、かつ、言いっぱなしでなく、そのサービスを「売り込む」姿勢を高く評価する。この図書館で働く司書の方々はきっと幸せだろうなと思う。
書架で見つけた資料「日本の近代猪瀬直樹著作集2ペルソナ三島由紀夫伝」(小学館)を近くの分館で予約した。(C市中央図書館所蔵)


C市中央図書館(収集方針)

2005-11-05 19:10:12 | 読書と図書館
図書撰択に関する著作を読み終え、C市の収集方針(HP未掲載)をしりたく、2階レファレンスコーナーで尋ねたら、男性職員はわからず、奥の部屋に行き、すぐに女性の人が書架と資料そのものを紹介してくれた。聴いたところ、HPでの公開予定とのこと、良いことだ。
収集方針であるが、自由宣言による方針であることが確認できた。が、クオンツに関する記述が無いことにがっかり。他の資料であるのだろうか?政治/財政に左右されない確固とした数値的記述があれば良いと思った。これらに関しては、図書館の目標についての明示的施策のなかにあるのであろうか?
最期に、図書館に関する資料を整理した書架にある資料(C市図書館が発刊する資料にあらず)に、C市図書館指定管理者制度適用に関する記事があり、注意深く読ませてもらった。行政サービスの機能向上に関心の低い、しばしば拒絶的反応をしめす行政機関支援団体の機関誌。「われらこそよき市民の代表」と信じている一般市民には少々迷惑な組織である可能性が大。本来なら圧力団体として、常に行政機関の活動に意見すべきものと思うが、「市民協力」の美名のもとにまるめこまれている。
市民としては、市職員であろうがなかろうが、最適な資料を最低の価格で、最短に入手できればよいのだが。
次回はC市図書館事業報告に関する資料を調査したい。(これもWEB非掲載)