待ち合わせは 10時に駅前の改札前集合
やのに…遅刻や!!
きっと遅刻やねん 運転手さんいそいでぇーーーーーーーー
ってタクシーやなく 走りながら腕時計を見つつそう願った
けど ちょっと待ってリサ
あの遅刻魔の大谷が 遅刻してけーへんはずないやん。
もしかしたら あたしの方が早く到着してて大谷に待たされる
事は なかった。
改札のまえにおるちっこいの 大谷やーんっ。
死ぬほどダッシュして 大谷に近づいて あたしは深々と頭を下げた。
日ごろの運動不足がたたってんのか 肩で息してぜぇぜぇや
『ごめん!! 『あー おそようございます。』』
『申し訳『はいはい まぁ いつもの事やから 』』
何よ自分がちびーっと先に来てるからって いっつもあたしと一緒で遅刻常習犯やんかぁ…
なにが オレは ここぞという時にたまーに遅刻するだけよ
そんなん一緒やん 大谷のあほーーー。
『おまえ せっかくのデートに遅刻して 逆切れか?』
はっ…
あかん 今日はいつもの待ち合わせちゃうんやった。
おデートやん。ほんまなら 大谷より先に来て 『小泉ごめん待たせた』『ううんええよ あたし今来たとこ』ってやりたかったんや
あ゛ーあたしってなんてあかん子やの。
『あの…大谷様 今日はなんかあたしにおごらせてください。』
『うむ。』
『えっと まずは…自販機で飲み物でも…サイフサイフ? あ!!!!』
『なんや?』
さっきから なーんか手が軽いなぁって思ってたら…
『カバン カバン忘れてきた』
『はぁーーーー???』
『家 あわてて出たから…携帯もなんもない。ごめん大谷ここでまっといって』
走り出そうとしたあたしの首ねっこを大谷が ぐいっと引いた
『ぐぇ なにすんの。』
『あほか 遅刻しといてその上家帰ってくるやなんて 遊ぶ時間どんどんなくなるやろ』
『だって…サイフなかったら遊べんも・・・あっ』
『なんや !!』
神様の思し召しなんか スカートのポケットに数枚の小銭の存在があった。
『ポケットに小銭入ってた。えっと100円が2枚と50円と10円…』
『おまえは どこのおっさんや 今からなけなしの金使ってパチンコか!!』
『大谷 この金額でパチンコはできひ… とにかくカバン取りに帰る いや帰らせて・・・』
大谷は でっかい(あたしの目にはそう映った)ため息を落としながら
『いくで…『だから カバンなかったら お財布もないから』』
『ええよ 今日はオレのおごり』
『ごめん』
あたしは 大谷様に切符を買って頂き電車に乗った。
情けない。あたし ここまであほやなんて情けない。これが地元駅やったから良かったものの
難波とかで待ちあわせやったらどうしたらよかったんやろ。
電車の中 なんとのー大谷と 話せずに窓の外を 見てた。
あかん ラブラブどころか破局への一歩やん なんとかして挽回してええとこみせんな。
あたしの方がスキの大きさが大きいのに…
このままやったら 嫌われる
『・・・(もーわからん!!)』
『小泉』
『・・・・はい』
『うわっ おまえなんかテンションめっさ低ないか?』
そりゃ低くもなりますよ。大谷の身長以下にもなりますよ…。
『オレ 行きたいとこ あんねんけど行ってええ?』
『大谷の行きたいところ?』
やのに…遅刻や!!
きっと遅刻やねん 運転手さんいそいでぇーーーーーーーー
ってタクシーやなく 走りながら腕時計を見つつそう願った
けど ちょっと待ってリサ
あの遅刻魔の大谷が 遅刻してけーへんはずないやん。
もしかしたら あたしの方が早く到着してて大谷に待たされる
事は なかった。
改札のまえにおるちっこいの 大谷やーんっ。
死ぬほどダッシュして 大谷に近づいて あたしは深々と頭を下げた。
日ごろの運動不足がたたってんのか 肩で息してぜぇぜぇや
『ごめん!! 『あー おそようございます。』』
『申し訳『はいはい まぁ いつもの事やから 』』
何よ自分がちびーっと先に来てるからって いっつもあたしと一緒で遅刻常習犯やんかぁ…
なにが オレは ここぞという時にたまーに遅刻するだけよ
そんなん一緒やん 大谷のあほーーー。
『おまえ せっかくのデートに遅刻して 逆切れか?』
はっ…
あかん 今日はいつもの待ち合わせちゃうんやった。
おデートやん。ほんまなら 大谷より先に来て 『小泉ごめん待たせた』『ううんええよ あたし今来たとこ』ってやりたかったんや
あ゛ーあたしってなんてあかん子やの。
『あの…大谷様 今日はなんかあたしにおごらせてください。』
『うむ。』
『えっと まずは…自販機で飲み物でも…サイフサイフ? あ!!!!』
『なんや?』
さっきから なーんか手が軽いなぁって思ってたら…
『カバン カバン忘れてきた』
『はぁーーーー???』
『家 あわてて出たから…携帯もなんもない。ごめん大谷ここでまっといって』
走り出そうとしたあたしの首ねっこを大谷が ぐいっと引いた
『ぐぇ なにすんの。』
『あほか 遅刻しといてその上家帰ってくるやなんて 遊ぶ時間どんどんなくなるやろ』
『だって…サイフなかったら遊べんも・・・あっ』
『なんや !!』
神様の思し召しなんか スカートのポケットに数枚の小銭の存在があった。
『ポケットに小銭入ってた。えっと100円が2枚と50円と10円…』
『おまえは どこのおっさんや 今からなけなしの金使ってパチンコか!!』
『大谷 この金額でパチンコはできひ… とにかくカバン取りに帰る いや帰らせて・・・』
大谷は でっかい(あたしの目にはそう映った)ため息を落としながら
『いくで…『だから カバンなかったら お財布もないから』』
『ええよ 今日はオレのおごり』
『ごめん』
あたしは 大谷様に切符を買って頂き電車に乗った。
情けない。あたし ここまであほやなんて情けない。これが地元駅やったから良かったものの
難波とかで待ちあわせやったらどうしたらよかったんやろ。
電車の中 なんとのー大谷と 話せずに窓の外を 見てた。
あかん ラブラブどころか破局への一歩やん なんとかして挽回してええとこみせんな。
あたしの方がスキの大きさが大きいのに…
このままやったら 嫌われる
『・・・(もーわからん!!)』
『小泉』
『・・・・はい』
『うわっ おまえなんかテンションめっさ低ないか?』
そりゃ低くもなりますよ。大谷の身長以下にもなりますよ…。
『オレ 行きたいとこ あんねんけど行ってええ?』
『大谷の行きたいところ?』