ラブ★コンLOVE (LOVE×3館)

ラブ★コン 大谷×リサの2次創作
(たまに他の漫画もあります)

彼氏は ゆうほどもてませんが 荷物ぐらいならもてます

2011年11月01日 03時54分06秒 | 大学生×専門

♪ピーンポン ピーンポーン

『大谷おらんのかなぁ?』

4回目のチャイムを鳴らしても部屋の主からの返事はない。
今日はバイトも休みやってゆうてたから来たのに…

『大谷ぃ おらんの?おおたにぃ???』

呼んでも部屋の扉が開く気配もないし大谷が出てくる気配もない

もしかしたら寝とるんかもしれん。

あたしはカバンからこの部屋の鍵つまり大谷から貰った合鍵を取り出した。

先週大谷から貰って 初めて使う。
なんかめっちゃうれしい。

『おじゃまします』『どちらさまですか?』
『大谷のかいらしい彼女のリサちゃんです。』
『お入りください』『ありがとう。』ってヒトリゴト

某吉本芸人を真似たあたしは鍵を開けた。

こそーっと…忍び足で寝室に向かうと 予想通り大谷はベットで熟睡中。

大谷の顔を覗き込んでデコピンしてみたけど無反応。

『折角かわいい彼女が来てるのになぁ(笑)』

行く時間の連絡入れんと来たあたしが悪い。
起きてないのもしかたない そんなんもわかってる

わかってるけどさぁ…

『もぉ…しゃーないなぁ』


大谷の寝顔見てたらそんなんどうでもよくなった。

あたし大谷の寝顔も大好きやねん♪

『ん…』なんて言いながら大谷が 寝返りするとズルリっと布団がずれたから

『布団…ずれてもぉたやん。』って布団を直そうとして持ち上げ…

『…あっ…っ…』

見つけてしもたんは 大谷の白いTシャツにある真っ赤なもん

『な…なん…なんで なん?』

そう見事なキスマーク。
なんで どうして?確認のためもう一度見ると

やっぱりキスマーク。

あたしこんなんつけた覚えない。

という事は もしかしてまさかの

浮気?

大谷が浮気?

『お…大谷っ!!』

大谷の首根っこを掴んで体を激しく揺らす。

『んっ…まだ…って えっ?リサ???』

大谷はあたしがおる事に驚いてる?。
まさか今日くるなんて思ってなかったんやんな。

だから こんな 真っ赤なキスマーク

『なぁ 大谷…なんでなん?あたし あかんの?飽きたん?』
『ってリサ なんの話や?』

あたしから突然話を振られて困惑しとるかもしくはちゃうんか
大谷は複雑な顔をした。

『だから あたしが彼女で足り…んっ』

叫ぼうとした口を大谷のキスが塞いでくる。
こんなんで誤魔化されへんもんって思っても抱きしめられると弱い。

『リサ なんや藪から棒に寝起きのオレには全くわからん。』
『…』

『なぁ リサ…』
『…』

『リサ ゆうてくれんかったらわからんやろ…』

大谷はあたしを抱き締め背中をボンポンっと叩いた
(あたしは コレされると落ちつけるねん)

『あんな…大谷』
『ん?』

けどシャツに咲いている真っ赤なもん見ると心の奥底から不安が押し寄せてくる。
それを決死の思いで追いやって、真っ赤なキスマークを指差してみた。

『これ…どうしたん?あたしの事飽きたから他の女の子? こんなん…』
『ちょ…ちょっと待てリサ』

大谷はあたしの言葉にびっくりして声を荒げた。

『待たへんもん。なんでそんな所にキス…マークとかあるんよ。』
『…キスマーク?』

指差されたところを大谷は確認するとふっと笑った。

『覚えてへんの?』
『なにを?』

『これって オレのここにキスマークつけたんリサやねんけど…』
『えっ ウソだって あたし…』

『おまえ昨日オレと飲みに行って…』
『ひぇーーーーーー』


その後あたしは昨日の恥ずかしい行動を大谷から知らされるのであった。

end


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