ラブ★コンLOVE (LOVE×3館)

ラブ★コン 大谷×リサの2次創作
(たまに他の漫画もあります)

ここにいること①。 -逢いに行こう。

2014年09月16日 03時24分20秒 | 宝物・いただきもん・捧げものの間
あたしのたった一つのわがまま 
仕事をクリアにして敦士と生きていたい。

専務は怒っていた。
それは 当たり前のこと 

けど さっき電話で


「リサちゃん・・・・絶対幸せにならなきゃだめよ。」

専務は そうゆうてくれた。

これから先 スケジュールのキャンセル
クライアントへの謝罪
イベントの中止

その他 いろいろ迷惑かけてしまう。
(今月のギャラなど その費用に当てて欲しいと言い残してきた)

あたしが あたしの幸せを考えてくれた専務
本当にお世話になりました。
小泉リサは 今から 大谷敦士と幸せに
絶対幸せになります。

それが見送ってくれた あなたへのたった一つの恩返しに
なるとおもうから・・・。

本当に仕事が好きでした。
でも やりたい仕事ばかりでは なかった
笑いたくなくってもわらわんなあかん かった
あたしはタレントじゃないのに テレビで笑う

それより 敦士といたいんです。


★★★

あたしは 泣いている場合じゃない。

いかなあかん 今すぐいかんな 
敦士に逢わないと あかん
荷物を持たずにバックだけをもって駅に向う。

東京駅

ひかり433号 [名古屋行き] 22時発 最終電車。

あたしは 乗り込んだ。


コレに乗って敦士のところへ行こう
愛しいあの人の元へ行こう

今すぐ敦士の声が 聞きたいから 逢いに行こう
そんで 伝えたい 
『敦士のそばにいたい・・・』

そしてどんな日でも そしてこのかわらない気持ち
ずっと ずっと 持ち続けている

敦士を 愛しているから・・・。




「俺はリサを迎えに行くで。」


「俺を信じて待っててくれへんか?」

そう敦士は ゆうてくれた。
だから待っていた けど・・・。

待てなかったわけじゃない 信じていないわけじゃない。



ただ あたし もう 敦士おらんかったら
敦士が いなかったら あかんねん。
『敦士が たらへんねん。』

うまく 説明できひんけど もう このまま離れて暮らしていたくない。



新幹線の中 あたしの手は ずっと震えていた
早く 敦士に逢いたい
ぎゅっと 抱きしめて欲しい

けど もしかしたら

敦士あきれるかもしれん。

仕事やめたゆうたら
『そんな 中途半端 許さへん』ゆうて
かえれっていわれるかもしれん。

『オレのこと信じられん奴 なんか しらんわ』って
ゆわれたら どうしよう

あたしは 約二時間新幹線の中 いろんなことを考えていた



そして

新幹線は 名古屋に着いた


敦士がおる街
生きている街

あたしは涙が出そうになった。

あかん 敦士に逢うまで 泣いたらあかんねん。
タクシー乗り場にはタクシーを待つ長蛇の列
こんなんまってられへん。


あたしは 自分の頭を冷やすために歩いていた
歩くというより ほぼ早歩きをしていた

夜道は危ないという意識はあったけど
もう それよりも はやく逢いたかった
最後のほうは 走っていた。

部屋の明かりは ついている
敦士は あの中にいてる
あたしが一番逢いたくて 愛しい あのひとがそこにいる

急いで階段をかけあがって 部屋のドアの前に着いた

なあ 敦士は どんな顔して あたしを迎え入れてくれる?
いつもの笑顔で あたしを迎えてくれる

あたしは 今どんな顔してる

あたしは ドアベルを 押した。
ピーンポーン
「はい・・どな・・・・・た・・・」
玄関の ドアが開いた・・・。

あたしは息を整えたはずやのに
肩で息をしていた。

さあ 今から また ふたり ずっと一緒にいたいから
あたしは 来たよ 敦士の元へ
だから・・・。


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