もんちが働かせてもらっている職場は
「コミュニティラジオ放送局」
先日、障害者の方達が働くパン屋さんで、
頑張っている Yちゃんが、スタジオに遊びにきました
このYちゃんは、よく来るんですが・・・
喋り声を聞いた事が、あんまりありませんでした。
この日・・・
他のリスナーさんで、スタジオに来る女性と
Yちゃんが、取っ組み合いの喧嘩をしだしたのです・・
気が付いたら、Yちゃんが女性のかていた眼鏡を
壊して、投げてしまったのです・・・
その女性も、気持ちがおさまらず手を震わせながら
涙を流して・・・混乱していました。
もんちは、とにかく状況が分からないので
落ち着いてもらいましたが・・・
話をよくよく、聞いてみると~
お互いに「あの子が悪いんだ」というのです。
後は、あの子が「●●●って、言ってきたから・・・
怒れちゃったの」と、お互いが言うのです。
眼鏡を壊してしまったことに関しては、謝ったYちゃん。
でも、許してもらえません。
とにかく・・・
落ち着こうね~と、時間が過ぎるのを待ちました。
両方の意見を、ひとりづつ聞かせてもらって・・・
どっちが、この喧嘩のきっかけをつくったのかは
やっぱり不明。
でも、お互いにモヤモヤした状態ではよくないな~と
思いました。この日、両者の意見は平行線なので
帰ってもらいました。
次の日、またスタジオにYちゃんが来てたのですが
やっぱり相手の事が許せないそう。
でも、許せないのならそれは仕方がないと思います。
無理に、許そうと嘘で許そうとしても結局は
同じ思いがわきあがって来るでしょうし・・・
Yちゃんのお話を聞かせてもらって、彼女も気分が
少しは良くなったのか、笑顔でバイバイ~しました。
もんちが、帰ろうとして歩いていると・・・後ろから
「おねえさーーーーん」
Yちゃんが、走って来たのです。
そして・・・持ってきてくれたのは
Yちゃんが、職場で作った・・・パン
ふわっふわ~で、優しいパン
Yちゃんの、優しさがとっても嬉しかったです
ありがとうね~Yちゃん・・
人の思いや、言葉は時として
曲がって伝わってしまう事もあります。
言葉は、受け取る側によっても変わります。
どちらか、片方の意見だけでは真実は解りません。
「こころ」に触れて
温かくなった、もんちでした・・・