★取材レポート★
日本の写真を変えた伝説的写真家、中平卓馬(1938 - 2015)の没後初めての本格的な回顧展が開催中です。
中平はキャリア前半の1960年代から1970年代前半にかけて『アサヒグラフ』や『朝日ジャーナル』などの雑誌に作品を発表することで、同時代の社会に対峙していました。
当時、雑誌は社会にイメージを流通させる手段として重要な役割を担っており、
中平は写真がどのように流通するかについて常に意識的でした。
1973年に上梓した評論集『なぜ、植物図鑑か』では、一転してそれまでの仕事を自ら批判。
それまでのプリントやネガの大半を焼却したとされていましたが、2000年代初頭、残されていたネガが発見されました。
今回の展覧会では、初期から晩年まで約649点の作品・資料から中平の仕事を丁寧にたどり、その展開を再検証しています。
中平卓馬 火―氾濫
2024年2月6日( 火) - 4月7日( 日)
東京国立近代美術館(東京・北の丸公園)
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
美術館WEBサイト:https://www.momat.go.jp
■ [ 発売中の『PHOTOSAI』Vol.43 にも展覧会情報を掲載しています。
株式会社アートツリー出版社
日本の写真を変えた伝説的写真家、中平卓馬(1938 - 2015)の没後初めての本格的な回顧展が開催中です。
中平はキャリア前半の1960年代から1970年代前半にかけて『アサヒグラフ』や『朝日ジャーナル』などの雑誌に作品を発表することで、同時代の社会に対峙していました。
当時、雑誌は社会にイメージを流通させる手段として重要な役割を担っており、
中平は写真がどのように流通するかについて常に意識的でした。
1973年に上梓した評論集『なぜ、植物図鑑か』では、一転してそれまでの仕事を自ら批判。
それまでのプリントやネガの大半を焼却したとされていましたが、2000年代初頭、残されていたネガが発見されました。
今回の展覧会では、初期から晩年まで約649点の作品・資料から中平の仕事を丁寧にたどり、その展開を再検証しています。
中平卓馬 火―氾濫
2024年2月6日( 火) - 4月7日( 日)
東京国立近代美術館(東京・北の丸公園)
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
美術館WEBサイト:https://www.momat.go.jp
■ [ 発売中の『PHOTOSAI』Vol.43 にも展覧会情報を掲載しています。
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