悪化条件や自分の身体の不調について、もっと自分自身を見つめ直してみましょう!
悪いのは外からの原因や人のせいばかりにして、なかなか自分の生活の歪みや、落ち度は認めたくないかもしれないけれど今一度、現在までの自分を省みて、内観し、生活を検証しましょう
今の自分の生活のサイクルはどうなっているか?最近の自分にかかる日常の負荷はどうなのか?不良習慣、不良姿勢、その他の細かい変化はどうなのか?
ちょっとしたことの積み重ねが大きな問題の原因になっている事が日常の診療の中で非常に多く見られ、本人の自覚のない事が更に、改善、回復の道筋を遠ざけているように思います。
私の所では、ウオーキングを自己管理として指導し、実践してもらうのですが、意外と皆さんの靴に対しての意識が低いことに驚かされています。
現在では、土や、芝生の上を歩くことの方が少なく、アスファルトなどの衝撃緩衝作用のない硬い路面を歩くのがほとんどです。
その時に、クッションの良い緩衝作用のある自分の足にあった靴は、大きな武器となります。
靴のクッションなど関係ないぐらいに自分の身体を強く鍛え上げ、維持している人なら、どんな靴や条件でも平気でしょうけど、そんな人は当院に来られている方のなかでも残念ながら数えるほどしかおられません。
だから、今までスニーカー(ランニングシューズ)で日常を多く過ごしていた人が、少しの生活の変化や、症状の平穏化で気が緩んだのか、オシャレのほうに気が行ったのか、来院する時にも、クッションの悪いぺったんこのオシャレ靴を利用するようになったり、パンプスを履く機会がふえたりと言うことがあったのです。
だからこそ、スニーカーで過ごせるときにバランスを調整するべきなのに、その機会にも、残念ながらスニーカーを履かなくなってきていました。
当然のように、その積み重ねの変化は短期間で意外と早くでてきます。
でもしょうがないですね。本人にその自覚がないんですから。そこまで自分は強くないことも、日頃からきちっとウオーキングもできていない現実も省みず、残念です
私たちの日常は自転車やバイク、自動車を使用することがほとんどですが、本来、人の移動は、自分の足で動くことが、人間を含めた動物の生理的な三本柱、すなはち欠かすことのできないものとして、捕食・移動・生殖の三つが本能として挙げられ、組み込まれているようです。
基本的な骨・筋肉・臓器を作りその機能を充実させていくのに必要なのが歩行ですから。正しい歩行ができて初めて無理のない日常生活を行うことができるわけです。
歩くと言うことは、生きることそのものであり、動けなくなっていくと言う事は、動物としての生命の退化、すなわち死へと一歩、また一歩と近づく事と言えるかもしれません。
歩くことは「命の貯金だ」と言われる先生もおられます!
だから、毎日歩くと言うことは『命の積み立て貯金』をしていると言うことになりますね。
人それぞれに生活事情や状況は違いますが、否定して逃げて、自分に言い訳していても何も変わりません
何事も受け容れて、前向きに一歩踏み出さないと何も変わらないとおもいます。
こうして生まれ、生きていること自体に感謝し、全身全霊、全力で生き抜いていきましょう
全ての事に感謝し、日々過ごしていきたいですね
最後までありがとうございました
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