青木東京マラソンのあったこの日曜日、その混雑をぬって私は着物姿で銀座へ。よくお世話になっているリサイクルショップ「きもの青木」が主催するSpring Partyなるものに参加してきた。
(詳しい様子はこちら)
このイベント、「訪問着などを持っていてもなかなか着る機会がない」という青木のお客様の声を受けて、今回初めて開催されたのだとか。私は幸い、初釜などで礼装をする機会もあるからそういう悩みはあまりない。でも、他の人がどういうおしゃれをされてくるのか、ものすごく見たい~!・・・ということで、着物仲間の黒猫さんと、着物師匠のスガさんと参加してきたのだ。
会場はビルの10階。エレベーターを降りると、目に色鮮やかな世界が飛び込んできた。おお!こんなに訪問着を初めとした華やかな着物が一同に会するのを見たのは初めてじゃ。お茶会でも着物姿勢ぞろいは見るが、華やかさがワンランク違う。
季節柄、春の花をあしらった着物が多く、季節限定柄は不経済と、あまり持っていない私はおおいに反省したのであった。
リサイクルショップの、というので、アンティーク着物系が多いのではないかと予想していたのだが、予想に反して現代ものの着物が多い。参加の年齢層が比較的高いせいもあるかな。また青木で買ったリサイクル着物ではないものをお召しの方が、私の周りには多かった。とはいえ、「あ、あれは青木のネットショップで見た!」という方もちらほらいらっしゃって、目をつけていたけれど(経済的にも寸法的にも)買えなかった着物たちの行く末をはらかずも確認できた。
参加者の投票による「ベストドレッサー賞」を獲得されたのは、そんな着物をお召しになった方。牡丹、桜が一面に刺繍され、色合いは少ないながらもとても華やか!
こうした柔らかモノ系以外にも、しゃれた紬をお召しの方もいらして、それはそれは楽しめました。
下の写真は、ベストドレッサー表彰式の様子。立っている左端の方は、茶系の紬に、花札柄をアップリケのようにあしらったお着物。「ザ・池田重子の世界」という感じですなあ。
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一緒に行った、黒猫さんは黒地に紅型の訪問着。渋いながら、春らしい華やかさ。対してスガさんは郡上紬という男前なコーディネート。大胆な横縞は、背の高いスガさんならでは!
テーブルを同じにした人たちも素敵でした。
・ベージュの色無地をベースに、相良刺繍の帯が際立っていた方。
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・カーネーション柄の付け下げをお召しのお嬢さん。あまり見ない深い緑の地色が印象的でした。
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・お席が隣り合ったマダムは一面に春の花があしらわれた訪問着。季節感たっぷり。
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ちなみに私のコーディネートのテーマは「海老蔵追悼」(笑)。
中止になってしまった1月花形歌舞伎に着る予定だったコーディネート。アンティークの勧進帳柄の付け下げ、正倉院模様の帯(「勧進帳」は東大寺寄進のための旅を背景にしているので)、鼓の帯留め(義経つながり)。珍しく髪も美容院でセット。自分でダウンスタイルにまとめる自信がなかったもので・・・
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これだけたくさんの着物愛好家がいると、着物だけではなく小物などもどんなものを使われているのか、ついつい目が行ってしまう。
ハンカチまで着物と色合いを合わせられていたり、着物風ではない可愛らしいビーズバッグを合わせられていたり。あまり小物にまで気を使わなかった私は、これまたおおいに反省したのであった。
(詳しい様子はこちら)
このイベント、「訪問着などを持っていてもなかなか着る機会がない」という青木のお客様の声を受けて、今回初めて開催されたのだとか。私は幸い、初釜などで礼装をする機会もあるからそういう悩みはあまりない。でも、他の人がどういうおしゃれをされてくるのか、ものすごく見たい~!・・・ということで、着物仲間の黒猫さんと、着物師匠のスガさんと参加してきたのだ。
会場はビルの10階。エレベーターを降りると、目に色鮮やかな世界が飛び込んできた。おお!こんなに訪問着を初めとした華やかな着物が一同に会するのを見たのは初めてじゃ。お茶会でも着物姿勢ぞろいは見るが、華やかさがワンランク違う。
季節柄、春の花をあしらった着物が多く、季節限定柄は不経済と、あまり持っていない私はおおいに反省したのであった。
リサイクルショップの、というので、アンティーク着物系が多いのではないかと予想していたのだが、予想に反して現代ものの着物が多い。参加の年齢層が比較的高いせいもあるかな。また青木で買ったリサイクル着物ではないものをお召しの方が、私の周りには多かった。とはいえ、「あ、あれは青木のネットショップで見た!」という方もちらほらいらっしゃって、目をつけていたけれど(経済的にも寸法的にも)買えなかった着物たちの行く末をはらかずも確認できた。
参加者の投票による「ベストドレッサー賞」を獲得されたのは、そんな着物をお召しになった方。牡丹、桜が一面に刺繍され、色合いは少ないながらもとても華やか!
こうした柔らかモノ系以外にも、しゃれた紬をお召しの方もいらして、それはそれは楽しめました。
下の写真は、ベストドレッサー表彰式の様子。立っている左端の方は、茶系の紬に、花札柄をアップリケのようにあしらったお着物。「ザ・池田重子の世界」という感じですなあ。
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一緒に行った、黒猫さんは黒地に紅型の訪問着。渋いながら、春らしい華やかさ。対してスガさんは郡上紬という男前なコーディネート。大胆な横縞は、背の高いスガさんならでは!
テーブルを同じにした人たちも素敵でした。
・ベージュの色無地をベースに、相良刺繍の帯が際立っていた方。
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・カーネーション柄の付け下げをお召しのお嬢さん。あまり見ない深い緑の地色が印象的でした。
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・お席が隣り合ったマダムは一面に春の花があしらわれた訪問着。季節感たっぷり。
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ちなみに私のコーディネートのテーマは「海老蔵追悼」(笑)。
中止になってしまった1月花形歌舞伎に着る予定だったコーディネート。アンティークの勧進帳柄の付け下げ、正倉院模様の帯(「勧進帳」は東大寺寄進のための旅を背景にしているので)、鼓の帯留め(義経つながり)。珍しく髪も美容院でセット。自分でダウンスタイルにまとめる自信がなかったもので・・・
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これだけたくさんの着物愛好家がいると、着物だけではなく小物などもどんなものを使われているのか、ついつい目が行ってしまう。
ハンカチまで着物と色合いを合わせられていたり、着物風ではない可愛らしいビーズバッグを合わせられていたり。あまり小物にまで気を使わなかった私は、これまたおおいに反省したのであった。
青木さんもこういったパーティーは今後も定期的にされるそうです。必ずしも買ったことのある人限定ではないみたいですし、絵美さんもぜひ!
相良刺繍の帯は、ネットショップでも出品されていて、私も気にはなっていたもののお財布事情が許さず(^^ゞ。でも、素敵に着こなされた美しい方の所に嫁いだのがわかり、納得しました。収まるべき所に収まったんだなーと。
お召しになったお着物、なかなか見かけないお色で大人な感じ
ほかの方も美しいですねー私は相良刺繍の帯にぱっと目がいきました。上品ですね。
「着物師匠」とは、着物着始め時期に、そのブログを参考にした私が、スガさんを勝手に呼んでいるわけでして(^^;)。もしかしたら御本人にはいい迷惑かも??
▼こちらのサイトを参考にしました
http://kimonomichi.com/
やわらかもの師匠を募集中です。
持ち物まで気を配ったおしゃれをされた方が多く、眼福でした。ルールもないので、自分のセンス全開のおしゃれが楽しめました~♪
海松色の小紋、ブログで拝見するのが楽しみです。
心置きなくオシャレが出来ていいですよね~♪
お3人さま横並びの写真を拝見して
ワタシ、今シーズン 海松色の小紋を着てないわと
思い出したのでありました orz
お誘いいただき、ありがとうございました。
楽しかったですねー。物欲が刺激されますねー(^^;)。
鼓の帯留、かなり昔にネットオークションで買ったのですが、ついていた紐があまりきれいでなくて、活用しないままでした。
今回、思い切って紐を切ってしまい再生したものなのです。
本当は、海老の帯留にしたかったのですが…財政的に無理でした…。
義経つながりで鼓の帯留め~~~!!そうきたか、と。
やられたという敗北感を味わいました、笑
スガさんの紬も良い色で印象に残りました。あと結城の道中着は心にメモりました。
色々な着物のおしゃれを見るって楽しいですよね~。またこんな機会があればいいなぁと思います。