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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

倭姫命御巡幸地を訪ねて 〜伊勢国 飯野高宮〜


倭姫命の御巡幸地巡り。

私は伊勢根付ということで、
伊勢国 飯野高宮を担当しました。





三重県松阪市にある飯野高宮。
現在の神山神社です。
ここを訪れた倭姫命は、飯高の国という名前を聞き、「飯がたくさん盛られている(飯高し)とは素晴らしいことだ」
と、お喜びになられたという言い伝えの残る場所。
ちょうど私が訪れた季節は田んぼの稲がもうまもなく収穫という、黄金色の田んぼが連なる美しい景色が広がっていました。
この地に4年間滞在した倭姫命。
たわわに実った黄金色の田んぼを見て、感激したのではないでしょうか。


神社周辺はとても静かな環境です。
中へ入ると、手水舎が井戸から自分で汲み上げる様式で、あたたかな雰囲気に包まれます。





しかし、中央を横切る踏切を越えると





一転、
これぞ神域といった雰囲気がただよい、本殿手前の傾斜のある階段を登るとありがたい気持ちでいっぱいになる場所でした。






写真は参拝を終えて、階段の下で撮影。





そうだ!稲穂が黄金色にたわわに実る作品を作ろう!!







さらに、この日は少し足を伸ばし、
飯野高宮に滞在中に訪れ、
「倭姫命が馬に乗ったまま姿を映した」
と言われる、「姿見の池」へ。






岩肌にぽっかりと現れるその池は、なんだか異世界に訪れたような不思議な感覚を覚えます。
その池は、倭姫命の頃と今も変わらず、訪れる人の姿をうつしています。






池の底に、その時の馬の蹄の跡があるとか。
倭姫命はどんなお姿をされていたんでしょうね。
旅の途中だから、水を入れるひょうたんを腰から提げて、こういうところで水を汲んだりしていたのかな。
いつ辿り着くのか、本当に目的地は存在するのか、途方もない旅。どんな気持ちで旅をしていたんだろう。

実際にその土地を訪れることで湧いてくるアイディアは、凛の集いで全員で作る倭姫命作品とは別に、個人の作品としても形にして展示できたらと思っています。


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倭姫宮御鎮座100周年記念
奉祝企画展 〜凛の集い〜
日時/令和5年10月28日(土)~11月5日(日)
10:00~17:00
場所/伊勢内宮前おかげ横丁 伊勢路名産味の館2階「大黒ホール」

イベント詳細は特設アカウントから
▷フォロー推奨🌟↓
@okage.rinnotsudoi.official 

またはおかげ横丁イベントページから
https://okageyokocho.com/main/2023/06/11/rinnotsudoi/

凛九メンバーによるワークショップ
📣ご予約受付中📣
▷詳細とお申込み
https://okageyokocho.com/main/experience/











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