一箪の食、一瓢の飲
子 日(ノタマ)わく、
賢(ケン)なるかな回(カイ)や。
子 日わく。
一箪(イッタン)の食(シ)、一瓢(イッピョウ)の飲(イン)、
陋巷(ロウコウ)に在(ア)り。
人は其の憂(ウレイ)に堪(タ)えず、
回や其の楽しみを改めず。
賢なるかな回や。
現代語訳
先生は おっしゃった。
一杯の飯と一杯の汁、貧しい町の粗末な家。
普通の人なら耐えられないのに、回はまことにえらいものだ。
貧しい中でも学問を楽しんでいるなんて、
本当の賢者であるなあ。
君子は上達し、子人(ショウジン)は下達(カタツ)す。
現代語訳
先生は おっしゃった。
君子とはより高いものを目指して向上しようとするが、
小人は反対に私利私欲を求めて、
安易なほうへ流れてしまう。
参照
楽な方に行きたくなる。
損得が頭に浮かんでしまう。
私たちは ついついこんなふうに考えがちです。
でも、向上するのも、それをあきらめてしまうのも、
実は 自分次第なのですね。
理想を持ち、それに向って努力することはとても大切です。
※ 説明になかったけど・・・{回}とは お弟子さんでしょうね。
この年になると~私利私欲は あまりありませんが・・・。
でも・・・自分は 小人だなぁ~思うことは 多々あります。
まずは・・・私は、向上心がない!!
思いついたことも、体力等を言い訳に すぐに諦めてしまうのです。
この論語の書き取り本も~もう 何年来なのですよ。
何ごとも、あきらめずに努力する気持ち・・・大切ですよね。
午前中お墓の掃除を済ませて
胸の埃もようよう払えたような・・。
よく考えたら、姉さんだけではなく、みんなみんな”小人”ですよね
だから論語を読んで、成程と思える。
そう思える人には、小人を卒業する希が有るのかも・・ですね。
回とは、たぶん顔回(顔淵がんえんともいう)のことだと思います。
でも年若くして死んでしまったのです。
先生は大泣きをされたのです。
他の弟子たちが驚くほどに悲しみのあまり身を震わせてなかれたそうですと完全版にありました(;^_^A
私もね、途中でやめたものはありますよ。
仕方がないことはありますものね。
同じく小人ですよ~~
向上心は少しあるかな・・・欲も負けん気もないけどね。
大所帯で鍛えられたこともありますね(;^_^A
私も 見習って 近い内に お掃除に行ってきます~。
論語って、何となく生活してる・・・日々の 大切なことを 気付かせてくれますね。
ちょっと、腰痛が和らいだので・・・午後は芝刈りしてました。
手入れが悪く凸凹になってるので 芝刈り機ではなく・・・鋏みでチョキチョキなのです。
家は小さいのですが、ワンコ用に庭は広くしたので・・・雑草で大変なのです(;^ω^)
で、・・・また・・・イタタです
この本には 詳しい 記述がなくて・・・。
フルネームは、顔回というのですね。
やっぱり、弟子の一人でしょうか
私の本は、簡単な解釈なので、また 教えてくださいネ。
今日も暑かったです・・・。
でも、今年も 後、5ヶ月なんですね・・・。
歳を取ると、一日が あっと言う間です。