明日も よろしく!

インコと暮らす 団塊世代の独女です。
残された 自分の時間を 大切に過ごしたいと思います。

論語 ⑩   政は正なり・・・。

2020年07月31日 | 論語
                     己を修めて以て百姓を安んず

     子路(シロ)、君子を問(ト)う。
     子 日(ノタマ)わく、己(オノレ)を修めて以(モツ)て敬(ケイ)す。
     日(イ)わく、斯(カ)くの如きのみか。
     日(ノタマ)わく、己を修めて以て人を安(ヤス)んず。
     日(イ)わく、斯くの如きのみか。
     日(ノタマ)わく、己を修めて以て百姓(ヒャクセイ)を安(ヤス)んず。
     己を修めて以て百姓を安んずるは、
 堯(キョウ)・  舜(シュン)も其(ソ)れ猶(ナオ)諸(コレ)を病(ヤ)めり。

     現代語訳 
                子路が君子について尋ねると、先生は おっしゃった。
               「自らの修養に務め、つつしみ深くすることができる人だ」。
               子路は さらに尋ねた。
              「それだけで君子といえますか」と。
              先生は おっしゃった。
               「自分の修養に務め、人民を安らかにすることだ」。
               子路は
               「ただ その程度でよいのでしょうか」と尋ねた。
               先生は、
              「自分の修養に心がけ、すべての人民を安らかにすることだ。
              このことは、あの聖天使の堯や舜でさえ、
               難しいこととして悩んだことなのだ」と結んだ。


     季康子(キコウシ)、政(マツリゴト)を孔子に問う。
     孔子対(コタ)えて日(ノタマ)わく、政(セイ)は正(セイ)なり。
     子帥(ヒキ)いるに正(タダ)しきを以てすれば、
     孰(タレ)か敢(アエ)て正(タダ)しからざらん。

     現代語訳 
               季康子(魯の国の太夫)が政治について孔子に尋ねた。
              先生が 答えられた。
              「政は正という意味です。
               あなたが、率先して正しくされたなら、
               誰があえて不正を行いましょうか。」

     参照
               「政は正なり。」 とても有名な一言です。
               正しいことを行う。 過ちを正しくする。
               あたりまえのことですが、実践するのは意外と難しいですね。
              政治だけではなく、人のあり方そのものの基本に思えます。


   政は正なり・・・本当に 素晴らしい言葉だと思います。
   政治家の方には、今一度 論語を思い出してほしいです。

   国の政治に限らず、社会生活そのものの基本ですよね。
   でも・・・正って 難しいですよね・・・。
   考え方・感じ方によって、それぞれ 正って違ってくると思うのです。
   例えば、今日のネットニュース・・・。

   {自治会で班長めぐり、障害有無を書かされ自殺}
     読んでて とても気の毒に思えました。

   自治会と町内会とかの区別は 私は よくわかりませんが
   住民を守るための組織だと思ってはいます…が!!
   役は 順番だから・ 慣習だから・ それから寄付金・ 云々、
   田舎では、従うのが{正}だと思われてる方々が多いです。

   活動されてる方々は 元気なお年寄りが ほとんどです。
   助け合いは大切ですが、各自 それぞれ 事情があるのです。
   負担にならないように 市が 考えるべきではと思うのですが。

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論語 九日目②  まずは自分が肝心!

2020年07月30日 | 論語
        政を為すに徳を以てすれば ②

   子 日(ノタマ)わく、
   苟(イヤシ)くも 其の身を正しくせば、
   政(マツリゴト)に従うに於(オイ)て 何か有(ア)らん。
   其の身を正しくすること 能(アタ)わずんば、
   人を正しくすることを如何(イカン)せん。

   現代語訳 
       先生は おっしゃった。
       もしも自分自身を正しくすることができるなら、
       政治を行うのに困難なことがどうしてあろうか。
       これに反して、
       自分の身を正すことができないようでは、
       いかにして人を正すことができようか。

   参照
       まず自分がどうであるかが肝心です。
       この章句は上に立つ者の心得をシンプルに語っています。
       私たちは、自らを省みることは苦手ですね。
       人に望むことばかりしがちです。
       自分が変われば、人との関係もきっとよくなるはずですね。



     人間関係は、生きてる上で 永遠のテーマですよね。
     たしかに・・・昔、見返りを求めて イライラしたことがあります。
     あっ、勘違いしないでくださいネ!。
     品物ではなく、・・・精神的なことですから(笑)。
     人に 望んではいけませんよね~(⌒▽⌒)アハハ!

     今の私は、ごく 少数の人としか接してないので とても楽なのです・・・。
     一人の気楽さを知ってしまうと・・・もう~ダメ🙅ですね。
     よって・・・できるだけ 長く 自活できるよう頑張らないと・・・。

     久しぶりの青天・・・ほんの少しだけ 草取りをしました。
     雑草が 長雨で我が物顔なのです。ソロ~リ・チョットだけ!
     痛くても・・・見ない振りは もっと 苦になるのです。
 
     論語・・・ご無沙汰して ごめんなさい。
     毎日は無理ですが・・・この本の最後まで アップしたいと思います。
     おかげさまで、鎮痛剤は服用してますが いくらか和らぎました・・・。
     私の場合・・・長く椅子に座る姿勢が ダメなようです。
          ボチボチ ゆっくり ・・・ 頑張ります。

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論語 九日目①   安楽死は認めてほしいなぁ~。

2020年07月27日 | 論語

       政を為すに徳を以てすれば

   子 日わく、
   政(マツリゴト)を為すに 徳を以(モツ)てすれば、
   譬(タト)えば 北辰其(ホクシンソ)の所に居(オ)りて、
   衆星(シュウセイ)之(コレ)に共(ムカ)うが如(ゴト)し。

   現代語訳
       先生は おっしゃった。
       人徳のある人が政治を行えば、
       たとえば、北極星が不動の位置にあって、
       それをとりまく 多くの星々が、
       すべて深い畏敬の念を捧げて きらめいているように
       世の人々はその為 政者の徳を慕って集まってくるものなのだ。

   参照
       孔子は戦乱の世にあって、よき人材の育成が大切であると言い続けました。
       法律も軍備も経済も どれも重要ですが、それを行うのは人間です。
       結局、最後は人なのです。
       学徳もあり、思いやりもある、そんな魅力的な人物に、
       私たちは ついていきたくなるのです。

       ※ 九日目は長文なので・・・2回に 分けます。


   孔子の論語をアップしてるのに・・・私は 不謹慎でしょうか~。

   今、安楽死に 賛否両論がありますが・・・。
   私は 賛成なのです…ただし 条件がありますが・・・。

   あくまでも、本人の 意思を尊重してほしいのです
     私のように、高齢で 頼れぬ親族がいない場合・・・
     自活できなくなったら~自分の意志で逝けたらと願っています。
     今の私が怖いのは・・・自分の死に際なのです。

   今、介護する人も 大変ですよね・・・。
     優しい気持ちがあっても、人出不足で 手が回らないとの事。
     よって・・・悲惨な ニュースも ありますよね・・・。
   我家の周りにも ディサービスが たくさん建てられてます。
   ご家族があって、楽しく通ってる方は 幸せだと思います。

   私が 言いたいのは、高齢者は 誰でもみんなと言うのでは ありません。
   あくまでも、本人の希望を 尊重してほしいのです。
   私のように 天涯孤独の身は、身体が動かなくなれば、
   施設に入る前に 人様の世話になる前に 旅立つのが願いです。

   団塊世代、そして団塊ジュニア世代までは 人口が多いそうです。
     これから・・・ますます いろんな問題が出てくると思います。
     これは・・・キレイごとを言うだけでは 解決できないのでは・・・。

   お医者さんは 本当に嫌だとは 思うのですが、
   自分自身では、・・・勇気がないし 方法も分かりません・・・。
   法律で決められたら・・・高齢者も安心して 今を楽しめるのです。

   政権争いではなく・・・国民の事で論争してほしいものです。

   ピーコちゃん・・・大丈夫だよ・・・オカアサンは まだまだ 元気だから・・・。
   ピーコを見送るまでは、どんなことがあっても 頑張るからね。

                        
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論語 8日目。 今日も 雨・・・( ´Д`)=3 フゥ

2020年07月25日 | 論語

       君子は矜にして争わず、群れして党せず

   子 日わく、
   君子、重(オモ)からざれば 則(スナワ)ち 威(イ)あらず。
   学べば即ち 固ならず。
   忠信を 主とし、
   己(オノレ)に如(シ)かざる者を 友とすること無かれ。
   過(アヤマ)てば、即ち改(アラタ)むるに憚(ハバカ)ること勿(ナ)かれ。

   現代語訳
      先生は おっしゃった。
      人の上に立つべき君主とは、重厚でないと威厳が備わらない。
      また広く学問することで 頑なさがなくなる。
      誠実に行動し、自分の言葉に責任を持ち、
      人として自分より劣る者を 友としてはいけない。
      それでもなお過ちを犯した時は、速やかに改めよ。

   参照
      孔子の描く君子像は さまざまです。
      品格があって博学。
      優れた人物に親しみ、自分も徳ある人物になる努力をする。
      この章句からは そんな君子像が見えてきます。
      過ちを速やかに改められる素直さは 特に見習いたいですね。


   子 日わく、
   君子は矜(オゴソカ)にして 争わず、
   群(グン)して 党(トウ)せず。

   現代語訳 
      先生は おっしゃった。
      君子は確固たる拠り所をもち、自らに厳しいが、
      人と争うことはなく、多くの人々と交わるが、
      自分たちだけの 仲間を作ることはしない。

   参照
      凛とした 君子の姿が浮かんできます。
      {矜}という字から 矜持という言葉を連想された方もいるでしょう。
      自らを頼みとするものがあって誇ること、という意味です。
      君子は 拠り所となるものを持っているから揺るがない。
      そして損得ではなく公平に 人と交われるのですね。

   ※ 矜持(キョウジ)の意味が よく解らなかったので調べました。
     自負・プライドのことらしいです。



   風邪かなぁ~お天気のせいかなぁ~気の持ち方かなぁ~。
   朝から、頭や関節の節々が 痛くって・・・。
   特に腰痛が・・・寝たり動いたりは少し楽なのですが、長く座ると 後が痛いのです。

   同じ姿勢が 続くと・・・筋肉が硬くなるみたいです。
   昨日・・・延々 3時間近くの長電話・・・痛みで立ち上がる時に大変でした。
   内容がネガティブだったので・・・私の心も体も疲れたのでしょうか。
   愚痴を言わない私には、何故か? 知り合いの愚痴を聞く事が多いのです。

   自分の体に とっても甘い私です。
   もしかしたら・・・明日は お休みするかもしれませんが ご勘弁を<(_ _)>

      皆様も 体調に お気をつけてお過ごしださいませ。


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今日も雨です・・・。(論語 7日目)

2020年07月24日 | 論語

       少子、何ぞ夫の詩を学ぶことや莫きや

   子 日(ノタマ)わく、
   少子(シヨウシ)、何(ナン)ぞ夫(カ)の詩を学ぶこと莫(ナ)きや。
   詩は 以(モツ)て興(オコ)すべく、以て観るべく、
   以て群(グン)すべく、以て怨(ウラ)むべし。
   邇(チカ)くしては父に事(ツカ)え、遠くしては君(キミ)に事え、
   多く鳥獣草木(チョウジュウソウモク)の名を識(シ)る。

   現代語訳 
      先生は おっしゃった。
      お前たちは なぜ詩というものを学ばないのだ。
      詩は心を奮い立たせ、物事をよく見通し、
      人々とともに仲よく暮らし、恨み言もうまく言うものだ。
      近いところでは父にお仕えし、遠いところでは君にお仕えする。
      鳥獣草木の名さえも たくさん覚えられるものなのだ。

   参照
      人間的教養は、詩を解することから始まると孔子は考えていました。
      社会人として一人前になることと同時に、
      美しい情緒を身につけることも とても大切でした。
      詩を こよなく愛した、
      堅物ではない 孔子の一面が見られます。


 
     納得です!
      詩や俳句・短歌等を楽しまれてる方達は、言葉を大切にしてると思います。
      たしかに植物等 いろんな知識がないと 詠えませんよね・・・。
      それから・・・感受性も 豊かでないと・・・。

      私は、物事をじっくり深く考えるのが苦手で 思いつくと 即 実行です。
                      B型だからでしょうか・・・エッ関係ない!!・・・ですよね~。
      でも、美しい情緒を身につける・・・ちょっと私には難題かも(;^_^A アセアセ・・・💦

         せっかくの連休なのに、雨は多いし、コロナも怖い・・・。
         天界も人界も、試練の時なのでしょうか・・・。
         みなさま、どうか お気をつけて お過ごしください。

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論語・・・6日目です!

2020年07月23日 | 論語

      犂牛の子、騂くして且つ角あらば

   子、仲弓(チュウキュウ)を謂(イ)いて 日(ノタマ)わく、
   犂牛(リギュウ)の子、騂(アカ)くして 且(カ)つ角あらば、
   用(モチ)うること勿(ナ)からんと 欲(ホツ)すと雖(イエド)も、
   山川(サンセン)其(ソ)れ 捨てんや。

   現代語訳 
      先生が 仲弓に おっしゃった。
      まだら毛の牛の子でも、赤毛で角の形がよければ、
      祭りに用いたくないと思っても、
      必ず 用いられるものだ。

   参照
      仲弓は、自分の父親が評判のよくない人物であるのを悲観していたようです。 
      そんな 仲弓の気持ちを察した孔子が、
      親や出身に限らず、本人が立派な行いをしていれば必ず用いられる、
      と 励ました言葉です。
      深い愛情が 感じられます。


   子 日(ノタマ)わく、
   教(オシエ)有りて 類無し

   現代語訳 
      先生は おっしゃった。
      この世には 教育による違いは生じるが
      生まれつきの人間の 上中下といった種類などはない。

   参照
      人は誰でも よい教育、よい教えによって多くのことを学び、
      立派な人物に なれるのです。
      どんな人に出会い、どんな教えを受けたかで人生は変わるのです。
      

     
     なんか 勇気の出る 言葉ですよね・・・。
     スタートが違ったとしても、後は 自分の努力なのですね。
             
             

      ピーコちゃん、オカアサンはね 今度 生まれ変わったら
      日常生活の オールマイティーの人に なりたいって思うんだよ~。
      建築・電気・農業~それから家事も 何でも手早く こなす人になりたいなぁ 
      もちろん、丈夫な 体と精神も必要だよね・・・。
      そして・・・また ピーコちゃんのオカアサンにも なるからね(^_-)-☆
      
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 吾(ワレ)嘗(カツ)て終日食(クラ)わず、

2020年07月22日 | 論語
        嘗て終日食わず

   子 日わく
   吾(ワレ)嘗(カツ)て終日食(クラ)わず、
   終夜寝(シュウヤイ)ねず、
   以(モツ)て 思う。
   益無し。
   学ぶに如(シ)かざるなり。

   現代語訳 
     先生は おっしゃった。
     私はある時、一日中 食事もせず、
     一晩中 寝ることもしないで考え続けたことがある。
     しかし それはむだなことだ。
     ひとりで考えこんでいるよりも、
     人や書物から学ぶほうが大切なのだと思った。


   子 日わく、
   学(マナ)びて思わざれば 則(スナワ)ち 罔(クラ)く、
   思うて学ばざれば 則(スナワ)ち 殆(アヤウ)し。

   現代語訳 
     先生は おっしゃった。
     人から学んだだけで、自分で考えてみることをしないと、
     何も はっきりとはわからない。
     ひとりで考えこむだけで 広く学ばなければ、
     狭く かたよってしまう危険がある。

   参照
     学習と思索の バランスをとるのは難しいですね。
     思索あってこその 学習なのかもしれません。
     考えることは とても大切です。
     考えるからこそ 学ぶことの大切さがわかるのでしょう。
     よき人物、よき書物から学ぶことは、
     一生 続けていきたいですね。



     やっぱり・・・自分の周りは皆 師 なのですね。

     昨夕は 一天にわかに掻き曇る状態で、激しい雷雨が・・・。
     短時間でしたが・・・雷のゴロゴロは 不気味でした。
     幸い 今日は穏やかそうなので・・・ピリッとがんばります。

     ピーコは熟睡らしく、カゴの中が 静かです・・・。
     起こさない様、抜き足差し足で動いてる 優しい母?なのです。



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女に之を知るを誨えんか

2020年07月21日 | 論語

       女に之を知るを誨えんか
 
  子 日わく
   由(ユウ)、女(ナンジ)に 
   之(コレ)を知るを 誨(オシ)えんか。
   之を知るを 之を知ると為(ナ)し、
   知らざるを 知らずと為す。
   是(コ)れ 知るなり。

     現代語訳 
     先生は おっしゃった。
     由(弟子)よ、お前に知るということについて教えよう。
     わかっていることは わかっている、
     わからないことは わからないと はっきりさせること、
     それが 知るということなのだ。

     参照欄
     知っていること、知らないことを はっきりと区別し、認識する。
     知らないことは恥ずかしいことではなく、
     これから 学べばいいのです。
     由とは弟子の一人で、率直かつ武勇の人。
     孔子のボディーガード役でした。
     少し思慮に欠けるところがあり、こんな言葉を言われたのでしょう。
     強い子弟の絆があってこそのことばです。


   子 日わく、
   学は及ばざるが如くするも、
   猶(ナオ)之を 失わんことを恐(オソ)る。

     現代語訳 
     先生は おっしゃった。
     学問においては、
     いくら追いつこうとしても 追いつけない、
     と いうような気持ちで励むことだ。
     それでもなお、目標を見失うことを
     心配し続けるという 心がけが必要だ。

     参照欄
     学ぶということは、長く遠い道を進んでいくようなものです。
     目標を見失いそうな時でも、がんばってみましょう。
     学び続けることが 何より大切です。



     う~ん・・・人生は ずっと いろんな事を勉強する日々なのですね。

     私は 知ったかぶりは あまり しなかったと思う・・・。
     いいえ、 できなかったのが 正しいかも・・・。
     知らないことが多すぎて、自分の 無知を認めてたから・・・。

     能天気で 割と正直な 私ですが・・・!
     ただ・・・鎧をかぶってた 日々は あったような~(´・ω・`)

     雨上がりに お日様が さんさん・・・暑そう!!。
     昨日、頑張ったから~今日は やめようかな・・・。
        あっ、雑草との戦いの事です・・・。
     私は自分に とても甘いのです(∀`*ゞ)エヘヘ

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知者 と 仁者・・・。

2020年07月20日 | 論語
 
        知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ

   子 日(ノタマ)わく、 
   知者は 水を楽しみ、 仁者(ジンシヤ)は 山を楽しむ。
   知者は 動き、 仁者は 静かなり。
   知者は 楽しみ 仁者は 寿(イノチナガ)し。

   現代語訳 
     先生は おっしゃった。
     知者は 活動的で、留まらない 水のようだ。
     仁者は 静かな様子が 山のようだ。
     知者は 変化を楽しみ、
     仁者は ゆったりして 長寿だ。

   参照
     知者と仁者を それぞれ水と山に たとえた章句です。
     声に出して読むと、その表現の美しさに気づきます。
     絶えず流れる水と ゆったりと動かない山。
     どちらの 生き方も素敵ですね。
     知者の境地の先に、仁者の境地があると考えたのでしょう。

   子 日わく、
   道に 志し、 徳に 拠(ヨ)り、
   仁に 依(ヨ)り、 芸に 遊ぶ。

   現代語訳 
     先生は おっしゃった。
     人は 正しい道を身につけようと求め続け
     それによって得た 徳という高い品性をよりどころとし、
     また 仁という 人間愛に寄り添って、
     その上で、
     豊かな教養の世界を 気ままに楽しむ。
     これが まさしく君子の姿なのだ。

   参照
     理想を 持つ。
     その達成のために努力し、思いやりの心を いつも忘れない。
     高い志を訴える孔子は、 いっぽうで 身につけた教養に
     心を遊ばせる 余裕の大切さも説いていました。



   参照欄がないと、私には 主旨が 理解できませんでした😅。
   ただ、論語って 言葉のテンポや 響きがいいですよね。
   私が感じるに、 知者は 働き盛りの活動的な人で
   仁者は いろんな経験を積んだ 我々((´・ω`・)エッ?)世代かな(笑)

   そして、豊かな教養?を 楽しんでる・・・私達も 君子かも(∀`*ゞ)エヘヘ
   君子は身分の高い人だけでなく、人格が立派な人も 含まれるそうですから~。
   まだまだ 私は 時に 心の迷いがありますが、
   何ごとにも ゆったり・思いやりの心で・品よく・・・君子のように過ごしたいものです。

           

   ピーコは 今日も お気に入りのオモチャと遊んでいます・・・。
   いいなぁ~邪気なく 鳥生を ゆったり 楽しんでるピーコ
   ピーコは もしかしたら 仁者で君子かも知れない・・・(⌒▽⌒)アハハ!

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この 章句も 有名ですよね・・・。

2020年07月19日 | 論語

          吾十有五にして学に志し

     子(シ) 日(ノタマ)く、
     吾(ワレ)十有五(ジユウゴ)にして 学(ガク)に志し、
     三十にして立ち、
     四十にして惑わず、
     五十にして天命を知り、
     六十にして耳順(ミミシタガ)い
     七十にして心の欲(ホツ)する所に 従えども、
          矩(ノリ)を 踰(コ)えず。

     現代語訳 
         先生は おっしゃった。
         私は十五歳で 学問に志し、
         三十歳で 学問における自分の境地を確立した。
         四十歳で 物事の道理がわかって 心の迷いがなくなり、
         五十歳で 天命について 自覚した。
         六十歳で どんなことでも よく理解できるようになり、
         七十歳になり 自分の思いのままに 行動しても、
                人の道を はずれることがなくなった。


     参照
         論語の中でも 特に有名な章句であり、
         孔子の みごとな自叙伝とも言われる 章句です。
         自らの思想や学問、人生を顧みたのでしょうか。
         十年ごとの心境に、私達が
         それぞれの人生を 重ねてみるのも味わい深いものです。



     孔子は 2,500年以上前の 中国の大思想家だそうです。
          亡くなられたのは、74歳とのことです。
     当時としては 長命ですよね!。
     でも、80歳を迎えた時の 言葉も聞きたかったですよね。

     私も来年は 74歳になります・・・。
     自分が こんなに 長く生きるとは、思っていませんでした。
     いろんな事があったけど・・・いい思い出が多かったように感じます。
     でも、これから先は・・・年齢等 諸事情を 考えると 
                だんだん 険しくなると思うのです。
     最後まで自分らしく・・・自分の意志で 行動できて
          与えられた天命を 全うしたいなと 願っています。

               

         ピーコちゃん、オカアサンを 応援してね!。


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