アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

令和6年 旺玄会東京支部展 出品作制作記その13

2024-09-16 06:22:16 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 先週の水曜、ここんところ、湿度も高いせいか、実に微妙な指触乾燥具合。

 長年の経験と勘で、ここは止めておこうということになり(たぶん描くと絵具層が削れてしまう)、制作は昨日の日曜になりました。


 さてその日曜の制作ですが、事前準備が功を奏し(一気に仕上げるために、あれこれ手順を尽くしていた甲斐があって)、一気に仕上がりました。

 さすがにこのままでは出品はできませんが、月末には(つまりはあと2回の制作で)完成の運び。


 っていうことは、実は予定通りじゃん。なのに間に合わないとか言って、焦ってバタバタしてましたよね。

 毎回そう。毎回こんな感じ。

 だからやっぱり「独自技法追究」(2024-08-24 の記事参照) が必要なんだよね。痛感いたしました。

 もっと安定して描きたいし、一枚の絵を仕上げるのに苦労はつきものだとはわかっていても、技術的にストレスフリーでありたい。

 
 今回のF8号2枚、途中危ぶまれましたが、とてもいい仕上がり。良い絵になると思います。

 月末には完成しますが、搬入日までは、まだ時間があります。それまで、できるだけいじって(微調整を続けて)、より良くしていくつもりです。


 付)ただし、そうなると神経戦ですね。もう間違ったら修正が効かない段階なので、筆の進みは極端に遅いでしょう。うんうん唸って、ほとんど描かない、そんな状態になります。

 注)搬入日は来月20日になります。

 蛇足)来年の本展(第91回旺玄展)出品作の画題、決めかねてます。そろそろ決めねば。

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