アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

「M100号2枚」制作記その1

2018-10-01 09:42:17 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 これから来春の東京中美展(中美東京支部展のこと)と来秋の本展(中美展)の制作記を始めます。

 どちらもM100号の作品になります(だから『「M100号2枚」制作記』といたしました)。

 何を描くのは既に決めてあり、あとは実作に入るだけだったんですが(予定では今月から支部展の、来月から本展の作品に取りかかるはずだったんですが)、少々困ったことに。

 先週の金曜、アルバイトから帰宅して夕食前に、支部展のM100号について考えを巡らせていたら、ふと、ある着想が浮かんできた。

 非常に面白い考えで、これはいいと思ったんですが、もしこの通りに制作を始めてしまうと、当初の予定とは全く違ってしまう。

 この支部展のM100号は、3連作の1作目になるので、つまり単独の作品でないため、方針を変えてしまうと連作の整合性が取れなくなってしまう。

 でも個人的に気に入っている着想なので(そうれば確実に面白くなるので)、ぜひ採用したい。そこで悩んでいるわけです。

 もはや単独の作品にする気はないので、ということは3連作の1作目である今作と同じようなことを残り2作でもやらないといけない。それが可能なのかどうか。

 また来月制作予定のM100号(来秋の本展用)は、支部展の3連作とは別なので何ら問題ないのですが、しかしこちらはこちらで別の3連作にするという案が浮かんでおり、いろいろと発想が出てくるというのは大変良いこととはいえ、ちょっと困惑気味。

 というようなわけで、制作開始を一週間先送りすることにしました。その間によく考えてみることにします(とはいえ、これ以上の先送りはできませんが)。

 何はともあれ、今週の土曜にM100号2点の木枠組み立て、カンバス張りをしてしまうつもりです。

 付)あのねえ、こういうことばっかりしてると、本当に信用失くすよ。ちゃんと制作していかないと。

 注)必ず面白くなると思うんだけどなあ(そりゃ、そうでしょうよ、だから悩んでいるんでしょ)。


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