最近では和室が減り、特に若い方は欄間を見る機会がなくなったのではないでしょうか。
座敷がある家は、彫刻欄間や
オサ欄間(細い縦の桟が特徴)が多いのではないでしょうか。
彫刻欄間も素晴らしいですけど、組子細工の欄間もすっきりして良いですよ~
洋風リビングと和室の仕切りに使ってもおかしくありません。
こちらは木の自然の色味を活かして、組子で山並みを描いています。
組子を超細かく隙間なく組むのが職人技です。
私も実家の稼業ですので、簡単なものなら少し手伝ったことがあります。
力を入れて無理に押し込むと、木が折れます。
完成までには長い時間と、忍耐力が要求されます。
高価なものですが、高価なものにはそれなりの理由があります。
日本の皆さんにご理解頂きたいと思います。
日本の伝統工芸が将来残るかどうかは皆さんにかかっています。
こういう高価な商品は詳細な打ち合わせをします。
お客様が納得がいき、喜んで頂ける商品でないと職人としては
失格です。
これはティッシュにかぶせるだけの木製のケースです。底はありません。
しかも、ネピアに合うように作られています。これを買った人は
ずっとネピアを買い続けることになります。
製作者の松井建具2代目がティッシュの紙箱は同じサイズだと思い込んで作ったのです。
製作後、ティッシュメーカーによってサイズが微妙に違うことを発見。
これはネピア専用なので、窓開き部分もネピアに対応しています。
しかしながら、最近は各メーカーサイズがバラバラなので、ティッシュケース(紙箱の方)
の角を少しつぶして入れて頂くことも可能です。
高さのある紙ケースは外から見えてしまうので、高さの低いティッシュケースを
お選び下さい。
この在庫は松井建具工芸にありますので、直接お問い合わせください。
(2012年3月17日)
TEL&FAX (076)224-2218 (日曜日はお休みです。)