まり姫の散歩 7月13日

昨日、やっと読み終わった一冊の小説。
北欧ミステリーで世界中でベストセラーとなった「特捜部Q　吊るされた少女」です。
シリーズは映画化もされてすでに5作品が劇場公開および配信テレビで放映されてます。
特に最新作ではレギュラー俳優さんが一新。
また変わった雰囲気となりました。

作品毎にいろいろな要素が組み込まれるのですが、今回はドキュメンタリーと推理小説の醍醐味があります。
地方警察の警部が退職スピーチの最中に拳銃自殺、その後日、特捜部Qに送られて来たその警部からの未解決事件の書類。
調査をしていくうちにある少女の自殺事件が浮かび上がってくるという、展開です。
ラストが凄いです。
久々にやられました・・・・・
この手の小説は、作者がいかに読者をだますかにかかってますが、ラストは100％作者の勝ちでした。
上下２冊からなる、途中ちょっと退屈になる本ですが面白かったです。
まだまだ新作が刊行されるようですが、作者のエネルギーに感服ですね。
来年あたり映画化されるかな？
楽しみです。

剪定されたアジサイです。



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