今回の記事は、いつも以上にひとりよがりな戯言ばかりなので、できるだけスルーしてくださいネ
さてさて
思い起こせば独立して起業した西暦2000年のこと
それまでのモーレツ型サラリーマン時代とは異なり、
帰宅時間も早まり、休日もゆっくりと自宅で過ごす時間が増えた頃
偶然目にしたあるTV番組を目にした途端
雷でも打たれたような衝撃を受けて画面に釘付けになってしまいました。
その番組とは
NHKスペシャル 心の行熊野奥駈け
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999909050130004/
ウロ覚えですが、たしか看護婦さんをしている女性が
大峰奥駆修験道への参加を目指し、ジムでランニングや筋トレに励んでいる姿と
その後、実際に奥駆道で白装束を身にまとい、険しい山道を走り続ける様子に
なんとも表現できないような神々しささえ感じ
『お前もやってみろよ!』と、天の声を聞いたのでした。
当時は、まだインターネットはメール等の通信手段として利用する程度で
ネットで検索する術も知らず、
急いで書店に行って本を求めました。
とはいえ、当時は、まだ西国三十三カ所観音霊場巡りも全体の約6割程度しか回っておらず
どちらを優先すべきかと、一瞬迷ってしまいました。
しかしながら あの修験道の魅力は、なにものにも代え難く
なによりも、奥駆に挑むには並みはずれた体力を作らなければならず
一朝一夕に成し遂げらるとこではないと思いなおし
決意を固めるためにもと、スポーツクラブに入会することに
それまでにも、長年のリーマン生活で鈍ってしまった身体に喝をいれるべく
起業して開いたオフィス(自宅から約10キロ離れた奈良公園の入り口)への
通勤手段として、自転車を使うことに決め、毎日往復20キロの
バイク運動を続けていたのですが
あの程度の運動量では、とても足りないと感じてしまったからでした
幸運なことに、当時のメインの顧客が極東ロシアで
時差は日本の+2H(サマータイム時)
オフィスの終業時間を迎える頃には、顧客もすでに仕事を終えていて
緊急の連絡が入ることもなく、ゆっくりと時間を使えたのも幸運でした。
当時は、エアロバイク30分、筋トレ1時間、プール30分
サウナ+シャワーで30分の合計2時間半
その後、せっかくサウナとシャワーでさっぱりしたばかりなのに
再び自転車に乗り、30分かけて汗ダクダクになって帰宅していましたっけ(笑)
その後、事業内容が急激に変化して
ジムに通うこともままならなくなったり、オフィスを移転したりして
体力作りにも支障をきたすようになってしまい、奥駆道踏破も半ば夢のままで
終わってしまうのかと諦めの境地に至ってしまいました。
ところが、今年になってハイキング仲間に加えてもらい近場の低山へ
ハイクにでかけるようになり、逆峯の起点でもある吉野山金峯山寺蔵王堂から
奥千本、青根ケ峰まで歩く機会にも恵まれ
さらには、その後災害支援で知り合った人達の中に
何人もの山屋さんがいて、その方達に感化されたこともあって
奥駆道踏破を夢として終わらせず、決意を新たにすることができたのでした
そんな気持ちでいた時
これまた偶然にも、友をたずねて訪れていた博多の街で
時間潰しにフラフラと彷徨っていたら
馴染みのモ○ベルの店舗を見つけ、なにげなくみつけた本が
”ひとり歩きの登山技術”と”山でバテないテクニック”
読みすすんでゆくうちに、”ひとり歩き”には
誰にも迷惑をかけないよう、可能な限り事故に遭遇しない慎重な行動こそが
最低限のルールだと思い
まづは滑落遭難の事例を知らなければと、新たに本を購入しました。
これである程度の心構えはできたかなと
今度は現在の自分の体力とレベルにあった山を定めるために
県内の山の資料本と
国土地理院の1/25,000地図を購入する前に
全体像を知らなければと、トレッキング愛好者に定評のある山と高原地図を購入
地図を買ったら、やっぱコンパスも新調しないと・・・
ホントは、道迷いしないためにGPS(GARMIN Oregon450TC)が欲しいんだけど
日本語版だと10万円近いんで
(現地で買ったらどうやら200ドルくらいらしい、但し日本の地図ソフトが必要ですが・・・)
今度アメリカに行った時に買いたいと思ってるんだけど
しっかり仕事して稼がなきゃね~
これからの季節、日帰りでも非常用ブランケットは必需品だよな
そういえば、吉野は熊も多いし、谷が深いから滑落して、
幸運にもまだ生きてたとしたら、助けを呼ぶ笛もいるよな
この笛、名前や血液型はもとより、住所、電話番号も内臓できるから
遭難して白骨化しても誰かわかり易くていいじゃん
ってことで いい買い物したな~って自画自賛(笑)
それにも増して、この鈴の音のなんと素晴らしいことか
とても澄んだ音色で、遠くからでも安易に認知されやすそうでムッチャ気に入っちゃいました
まさか、あまりに耳障りがよすぎて、反対に熊が寄ってこないよね
おっと、そうそう、なんといっても山の中での食事も、楽しみのひとつ
フォークもいいけど、マイ箸の方が普段使いもできてもっといいじゃん
といことで、ついつい買い物カゴに入れてしまいました
それから、なんといっても、冬場は、温かい食べ物が一番だよな~
ピークハントした山頂で、オニギリ+ラーメンとか、食後のコーヒーなんか最高
買うしかないな!
と思ったけど、今月は稼ぎが悪かったし、また儲かってからにするか
ということで今回は断念
ところで、このジェットボイルという代物↑
とっても熱効率の良い構造になってて、少ないガスで早く沸騰できるんだそうですヨ。
いつもだったら、欲しい物はすぐに手に入れてたんだけど
こうして、先延ばしするのも楽しみが長続きしていいものですね
な~んて言ってるけど、ホントはたんなる負け惜しみかな(爆)
↑このシェラカップ。 実は20年もう近く前に買ったチタン製のもの。
最近は、ハイドレーション用のリザーバーを使ってるので
容器は必要ないのですが、山歩きしてる時は、湧水を飲むのも楽しみのひとつ
それにジェットボイルを買ったら、コーヒーも飲みたいし、ということで
久々に蔵の中からひきず出してきちゃいました
それから、このアルパインカーボンポール
軽くて強くて、もう使わずに歩くことなんて想像したくない感じ
登りでも腕も使って負荷を分散できるし、
なんといっても下りの時に膝への負担を軽減できて最高です
さてさて いっつも何かを始める前に まづ格好から準備するヤツなんす。
例をあげると、まだ16歳頃のこと
夏休みにガテン系のアルバイト(鉄骨ガラス張りのメロン温室作り)をすることになって
気分はもういっぱしの鳶職気取り
合計20日もバイトに行かないのに
急いで地下タビとニッカボッカと、そしてなによりもラメ入りの腹巻きまで買ったのを
思い出しちゃいました
今回は、しっかりと有効活用できるかな~