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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

室生寺ハイク その1 (室生口大野~室生ダム~竜鎮渓谷~室生の里)

2011-05-26 18:50:00 | 山歩き&ハイキング

梅雨入り直前の好日を狙って

仲良し三人組でハイキングに行ってきました

 

今回もMちゃんからの提案に従って企画した”竜鎮渓谷と室生寺”

 

室生寺は、20年前に大阪の某所で働いていた時に、

外国人研修員への日帰りバスツアーに同行して拝観したのが最初で

その後も家族とのドライブで、じっくりと訪れたことのある馴染みの場所

 

とはいえ、2回とも車でお寺の門前まで乗りつけてのお気楽観光

 

今回は、電車で最寄駅まで行って、そこからハイキングしながらお寺まで訪れるというコース

ワクワクと胸躍らせながらの出発となりました

ハイキングの出発点”室生口大野”駅

 

駅から宇陀川を目指して歩いていたら、キレイに整備された東屋と公園が・・・

雨上がりで、水量の増した宇陀川を眺めるにはいい場所だな~と周りを見渡してみると

古刹風のお寺を発見

看板もあって何事かと読んでみると・・・

お寺は、由緒のある”大野寺”で、”弥勒磨崖仏”があることがわかりました。

(と、いいながら、実は、事前に調べておきましたけどね)

このお寺、例によって役小角開基とか空海が堂を建立などとも伝えられていますが、

磨崖仏の開眼法要に後鳥羽上皇が臨席されたのは真実の様です。

とぼとぼと室生ダムへの坂道を登りはじめた途端、

キレイな水の流れる滝(?)が

この辺りから、目には山々の若葉が飛び込んできて、空からは小鳥のさえずりが聴こえ

サラサラと流れる水音に包まれながらゆっくりと高度を稼いでゆきます。

眼前に飛び込んできた室生ダムも 

いつもだったら景観を損ねる構造物と顔をしかめたくなるに

この日は澄み切った青空と萌える若葉に囲まれて むしろ肩でも叩きたい気分(?)になっちゃいました。

ダム湖に沿って進むと、やがてダム湖から流れ込む川となり 竜鎮橋の先に渓谷の入り口標識が

川沿いに続くなだらかな道が続きます。

やがて竜鎮渓谷の名所 竜鎮神社が

数年前までは、苔むした赤い木製の鳥居だったようですが

近年整備された様子で、石の鳥居とステンレス製の手すりまでできていました。

生々しい地すべり跡もありました

ここは、出合という分岐点で林道との分岐点

こごみ? ぜんまい? わらび? 

やがて道が大水で流されたのか石ばかりが露出した場所に出て・・・

それまであった橋がなく、岩を飛び越えるか渡渉(かちわたり)しながら進んでゆきます。

 

実は、この先で迷ったのかな? と一度引き返してしまいました。

『だけど、どう考えたってココしか行きようがないし・・・』と獣道のような山道を登って数分

ようやく滝の上に出て ホッと胸を撫で下ろしました

いたるところに滑滝があり

赤目四十八滝よりも もっと素晴らしい渓谷なんだなーと再認識しちゃいました

イノシシ捕獲用の檻発見

元々、この辺りは表面を薄く土が覆っているだけで、その下は岩

大きな杉の木が、岩を包み込むようにして根を伸ばしている光景に

生命力の強さ、生への執着を感じさせられました。

 

今日になって、ネットサーフィンしながら竜鎮渓谷のことを調べてみたら・・・

渡渉はあるものの深さは無いし谷筋をゆくのでそんなにきつい登りも無い。
ただ人が少なく、荒れている個所も多いしクマの気配もあるしぬかるみは多いし

案内板の無い分岐もあるしで、山を歩いたことの無い人には積極的にはおすすめできない。

 

だそーです。 

この記事を見て行きたくなった方は、くれぐれも注意してくださいね。

 

 

なだらかな木陰の続く林道を歩くこと小一時間 ハイカー用の東屋を発見

それまで人っ子一人すれ違うこともなかったので 

つい、ホッとしちゃいました

それにしても・・・

土台が地盤沈下してて ビックリ

ほとんど使われた形跡ないし、きっと地元への利益誘導で、建てられてものなんだろうなぁ。。。

怪我人が出てからじゃ遅いですよ~

この分岐点までは、室生の里から続く真新しいアスファルトの舗装道路

知らずに入りむ車も多いのか ”車だめ”との注意書きが

それにしても、何故にこの山頂付近をここまで整備したのか・・・

利益誘導型の選挙で当選した政治家が

無駄な公共工事を持ってきたとしか考えられない光景をいくつも目にしました。

道沿いで何度も見かけた奇妙な植物  たぶん食虫植物?

室生の里の名所のひとつ 腰折地蔵

実は、腰のところで折れてんのが名前の由来

でも、腰から下の病にご利益があるとかなんとか

お地蔵さんの横で室生の里マップ発見

うちと同じ 融通念仏宗のお寺

でもって、樹齢300年の枝垂桜

モノ言わぬ石像に問いかけてみたりして

枝垂桜の全景  桜の咲いたらさぞかし見ごたえあるだろうなぁ

またまた、意味プー標識を発見 むろう地すべり見楽館ってなに?

それにしても 利用者のほとんどいない公共施設がいくつもありましたね~

 

あの財源ってどこから? どんな名目と正当性を持って造られたのかなぁ?

 

なにごとも勉強になりますね

 

 

(”室生寺編”に続く)

 


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