Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

無題(あまりにも悲しい出来事にタイトルがつけられません)

2022-07-11 15:05:01 | 日記

2022年7月8日 お昼休み

事務所で普段どおりのんびりとお弁当を食べていたところ
 
スマホからメッセンジャーの着信音が
 
メッセンジャーを開いてみると
フィリピン赴任時代、右腕のように仕事のサポートをしてくれた恩人の一人で
(これまたUP:University of the Philippines卒の才女で
1987年のクリスマス直前に発生した海運史上最悪と言われたフェリーとタンカーの衝突で
両親を亡くし、親代わりのつもりで可愛がっていたため
恩義に感じて献身的に助けてくれていた人)
 
Facebookで再会して友達登録してからは
時折近況報告にコメントをくれたり
誕生日には誰よりも早くお祝いのメッセージをくれるのですが、
 
その彼女からのメッセージが コレ ↓
 


驚きながらネット検索してみると
 
まさにそのニュースが報じられていてショックで言葉を失ってしまい
たぶんマスコミ関係のヘリコプターが何機も上空を飛び交うなか
映像や画像を探しながら状況を理解しようとしたのですが
 
運び込まれたヘリポートの写真と
国立循環器病センター、阪大病院、京大病院、最も近い奈良医療センターの
航空写真のヘリポートと比べても合致するところがなく
 
それでも心臓マッサージやAEDと叫んでいたところを見ると
心肺停止と言われていても助かってくれるかもと
一縷の望みを託しながら次々と更新されるニュースを読み
 
午後2時過ぎに予定していた大和西大寺駅近くのクリニックへ向かい
待合所でテレビを観ていると
”猟銃”とか”散弾銃”との文字が踊り
惨劇の瞬間の映像を観て
その爆音と白煙が普通の銃ではありえないとわかっていたため
 
また銃に対する偏見で白い目でみられたりするのかなぁと肩を落とし
惨劇の起こった場所から徒歩数分の場所のため
 惨劇直後の大混乱を避けて事務所に戻りました。
 
ネットで追加情報をみては
落ち着きなく終業時刻まで過ごしてから
そのうち吉報が届くかもと
 
数日前からその日予定していたJR奈良駅近くの居酒屋に向かうためバスに乗り
座席に座りスマホでニュースサイトを開けると
残酷にも“死亡が確認された”との文字が・・・
 
とても居酒屋などで飲み食いする気持ちにはなれず
即座に停車ボタンを押すと何の因果か奈良西警察署の前で下車
 
カメラや脚立を抱えた報道関係者を横目に
トボトボと肩を落としながら涙目で家路につきました。。。
 
そしてメッセンジャーには次々と着信音が続き
 
フィリピンで先日お世話になった仲間たち
 
















 
営業出張してきた時に奈良で飲み明かしたフィンランド人
 
香港人でいまはシドニー在住の友達
イランの親友からはWhatsappで
 


 
タンザニアの友達からはメール
 


 
ロシアの親友からはリアクション
 
FBのタイムラインには
トンガやフィリピンの友人やその子女から次々とメッセージに
“悲しいね”のリアクションが届き
 
安倍元総理がどれだけ世界中で認められてたかを知らされ
大変な事が起こってしまったんだなと身に染みてわからせていただきました。
 
 
 
それにしてもなんの因果か
この奈良の自分にとっては生活圏の中
それに犯人(あえて容疑者とは言いません!)は同じ姓
 
夕食を済ませてから安倍晋三元総理の映像を観る気力も無くなってしまい
土曜日は現実から逃れるように草刈りに没頭していたのですが
 
作業後にシャワーを浴びて自室で過ごしていたものの
どうにも居ても立っても居られなくなり
翌朝 夜が明けるのを待って急いで現場に向かい
合掌してご冥福をお祈りしてまいりました。
 
不謹慎に普段着で来て写真撮影する野次馬連中もいましたが
 
次々と黒い服を着て花束を手に
同じような思いで集まってくる人々(小さな子供の手を引いている家族も)をみて
 


それまでテレビではバラエティ番組を平気で放送し
生放送でもくだらない冗談やバカ騒ぎをする出演者に憎悪していたため
厭世感に苛まれていましたが
 
そうした人々が大勢いることを知り 心癒されました。
 
 
とはいえ 
日本の国を愛し、世界の中の日本の地位を高めてくれた偉大な人物を亡くし
この国の先行きと思うと憂いてしまいますが
 
それもまた日本に与えられた運命なのでしょう。
 
【カルト集団の実態が白日の下に晒されたことは喜ばしことですが
洗脳された連中が目を覚ますのも難しいだろうし
政治との繋がりを断ち切ることは公明党の存在をみても不可能なのだろうと絶望してしまいます】
 
 
前向きに記事をしめくくりたかったのですが
このような終わり方しかできず申し訳ありませんでした。

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