【前編からの続き】
ツアー3日目は 朝8時半出発
この日午前中の目的地は、ボホール島の名所”チョコレートヒル”
島のほぼ中央の内陸部にあるため
山間部での稲作風景を楽しませてくれました。
二期作は当然で三期作もする土地なのですが
最近では休耕してたり耕運機を使っていて
お目当てのカラバオ(水牛)での農耕風景はなかなか見つからず
目を皿のようにして探していたところ
ようやく水を貯めた田圃に浸かっているカラバオを見つけ
目がハートになっちゃいました。
(目的地に向かって急いでいたので停車してくれと言えず我慢しちゃいました)
約1時間ほど走ったところでツアーガイドさんから
『ATVされますか?』と尋ねられ
何のことやらわからずに頷いたところ
4輪バギーだと判明
断るのもなんだしなぁと30分コースで乗ってみたのですが・・・
元々サンゴ礁が隆起してできた島なので
デコボコのサンゴ岩だらけで転倒しそうな場所だらけ
結構ビビっちゃいましたねぇ(笑)
その後、チョコレートヒルの展望台にのぼり
(この円錐状の丘が1,776あると言われています)
360°チョコレートヒルだらけの景観を楽しみました
それにしても なんでこんな風になったのか
説明されても理解できませんでした~
海洋性カルスト台地だとはわかるんだけど、なんでこんな円錐状になったんだろう?
その後は
これまたボホール名物の メガネ猿(TARSIER)保護公園と
その後 今回の旅で楽しみにしていたLoboc River Cruiseに乗船
またまた生ライブの歌と音楽をBGMにブッフェスタイルの食事に舌鼓をうちながら
ジャングルクルーズを楽しむのですが
サービス精神旺盛な地元の子供たちが
クルーズ客に観てねとばかり椰子の木から飛び込むのが面白かったですよ~
(あとで動画にアップしてお知らせしますね)
その後、今回の旅の発案者で
UP(University of the Philippines)卒の才女の祖父が住んでいたお宅を訪問
この家、
築100年を超すスパニッシュ風の木造建築
Lobocの中心部にあり
Loboc Churchや市役所の目の前
そんな古い木造建築の建物が地震や洪水にも耐えてるのに驚かされましたねぇ
市役所前の広場も洪水で洗い流され修理中
その後、偶然にもご家族の誕生日パーティーとのことでまたまたご馳走になり
以前からFBなどでバンブーハウスを作りたいと言っているのを覚えていてくれて
参考になればとニッパ椰子の屋根の作り方を教わって
Bohol島からPanglao島のを結ぶCausewayから夕陽を眺め
何故かツアーガイドが勧めるありきたりなCafe Racer Dinerで最後の晩餐
プロジェクト時代の仲間である男4人だけ居残って
日付が変わるまでビール片手に談笑し
翌朝、到着してから何度も立て替えてもらってる航空券代と
ツアー経費、ホテル代を払おうと伝えても『大丈夫、大丈夫』と
言われ最後に現金で渡そうとしたところ
『もう清算終わってるから大丈夫』
『Facebookでも普段から忙しくしてるのを知ってるし、
こうしてわざわざ来てくれて参加してもらっただけで感謝でいっぱい』と
とうとう受け取ってくれず
どうやら、ツアー代金は頭割りして、残りはココのブログ記事にもしていただいた
(2011年5月14日の”受け取れる訳ない”)の彼が支払ってくれたんだとか
航空券代が P5,516
ホテル代がフロントで聞き出したところP10,000少々
ツアー代金は
4日間貸し切りのミニバスにドルフィンウオッチングの貸し切りボート代
Lunch buffet 付きのRiver Cruiseにいろんな施設の拝観料に晩御飯の食事代込々で
にどう考えても一人P5,000じゃきかないはず
もろもろ含めたら たぶん日本円で100,000円はしたんじゃないかなぁ
そんなに負担かけたら申し訳ないと
昔からよく知っている彼の奥さんに
「頼むから払わせて」と手を合わせても
「大丈夫、エルさん(彼)お金持ちだから」と
とうとう受け取ってくれず
「それなら、絶対にこの秋にでも日本に遊びに来てね」
とその場をおさめたのですが
フィリピン人のHospitalityを再認識し感激させられ
自分もそんな人間にならなきゃなぁ とつくづくと痛感した次第です。
おまけにこんなお土産までもらっちゃったんですよ~
生きてて良かったなぁ~って出来事でした。