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明けましておめでとうございます。
2013年が始まりましたね。
時代が変わろうとしている・・そんな漠然とした想いがありますけれど
何はともあれ
家族全員が何事もなく、無事に一年間過ごせたこと
一年間、無事に仕事が出来たこと
大切な仲間達が笑顔で過ごせたこと
寝込む事なく 一年間健康に過ごせたこと
その事にひたすら感謝して、2012年を見送り
新たな感謝と共に 2013年を迎えることが出来ました。
今年も 笑顔いっぱいに過ごしていきたいと思います。
それにしても・・・
2ヶ月半ほど、ブログをほったらかしにしていたのですね。
もともとこういう事が苦手
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仕事が忙しくなると、まったくもって手がつけられなくなり・・。
そうなんです!
お陰さまで、10月後半から12月31日まで忙しかった
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・・・と、そういう事にしておいて下さいませ。
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お正月の飾りつけは毎年、28日と30日に致します。
どの行事も楽しみな飾りつけですけれど
やはり、お正月には日本の精神文化を一番感じます。
「言葉の盛り物」にはやはり、言霊が宿っているのです。
柑橘を飾ったのは、橘の音が吉に通じその形が大きければ大きいほど
大吉につながるとされているからです。
大きな柚子を神楽鈴に見立て、それに五色の紐を結びリビングに飾りました。
今年も、「五常」を大切にという我が家の家訓でもあります。
年神さまをお迎えするために松、難を転じるようにと南天、
南天の赤と紅白になるよう、今年は白椿。
松は「常盤木」という言葉のほうがしっくりきます。
枯れることなく永遠に続く命を願っています。
「子々孫々」を願うことにもつながりますね。
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姪が31日に仕事から来ると、
「ねぇ、お節とかあまり作らないないんだね。年越し蕎麦も食べないって。」
とても不思議そうに言いました。
お節料理には特別な意味があること、門松を飾る事の意味、お雑煮を食べる事、
そこには私達日本人のご先祖様の知恵の結集だということが
最近ではあまり伝えられていないのでしょうね。
「食」の大切さをもう一度、見直す時期にきているのかもしれません。
今年のお節は、中々美味しかった
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妹もやっと、母に近づいてきたな・・と思いました。
この輪島塗のお重も、何だか喜んでいるように感じました。
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鏡餅・・鏡は古代より神さまが宿るものとされ、神事に用いられます。
餅には稲の霊が宿り、食べると生命力が与えられるハレの日の食べ物。
この二つの意味を持つ鏡餅を飾る事で、豊作と健康を祈るのです。
ですから、せめて居間と台所だけにも鏡餅は飾って欲しいと思います。
私は、鏡餅を飾ると神様がそこにいらっしゃるよう気がして嬉しくなります。
年越しの夜に神さまを迎えて、お供えであるお節料理を家族で頂き
新年を迎える喜びを分ち合う・・これが日本のお正月の風景のような気が致します。
皆様のご多幸を心よりお祈り致します。