梅雨の時期には湿気が多くなり、カビが発生しやすくなるでしょう。梅雨時期の住まいのお手入れとしては、晴れた日に窓をあけて、風通しを良くすることが大切です。
カビの発生を抑えることは、住まいにとっても人間の健康にとっても非常に重要です。特にふだん開け閉めの回数が少ない場所となっている下駄箱や洗面台の収納、押し入れ、シンク下の収納部分などの風通しを重点的に行うようにしましょう。収納場所に入っているものは取り出して換気をよくして、除湿をすることが大切です。
住まいの中でも特にキッチンはカビや雑菌が繁殖しやすい場所であるため、使ったらその日のうちにお手入れすることが大切です。水滴をこまめに拭きとって、カビの繁殖を防ぎましょう。
またお風呂も油断をすればすぐにカビが生えてしまいます。最も一般的な方法がシャワーをかける方法です。45度以上の熱めのお湯をかけて一気に水分を蒸発させ、素早く乾燥させます。
また梅雨の時期は住まいの不具合をチェックする良い機会ともいえます。特に雨が続く時には、雨樋をチェックしてみるようにしましょう。雨水の漏れはないか、接合部分でもれていたり、ありえない部分から水が漏れていないかどうかを確認します。
また雨漏りが発生していないかどうか、天井裏や押し入れの天井部分などの雨漏れ点検をすることも大切です。目には見えていなくても、中で雨漏りが進んでいる可能性もあるため、心配なのであればこれを機会に業者に点検しもらうのもよいかもしれません。