書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

陳子昂 登幽州臺歌3

2011-11-09 08:51:27 | Weblog
念天地之悠悠

念天地之悠悠
つらつら天地の悠久なるを念じ


登幽州臺歌 陳子昂

前不見古人
後不見来者
念天地之悠悠
独愴然而涕下

陳子昂は則天武后にその文学的才能を愛されたという。
その格調高い誌風は杜甫や白居易に受け継がれている。
度々の進言が受け入れられず失意に中に有った陳子昂、
彼の思いを理解してくれる知人友人もなく、悠悠と過ぎ去る時の流れを前に孤独を噛み締め、
胸の思いを絶唱した。

13_幽州台に登る歌(日本語朗読)
山口直樹&Alc Press Inc.
ALC











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