書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

習作  張九齢詩 感遇

2012-04-25 08:44:02 | Weblog
孤鴻海上来
池膜不敢顧
側見雙翠鳥
巣在三珠樹
矯矯珍木顛
得無金丸(心に崔)
美服患人指
高明逼紳悪
今我遊冥冥
弋者何所慕

孤鴻 海上より来り
池膜 敢て顧みず
側らに見る 双翠鳥の
巣くうて三珠樹に在るを
矯矯たり珍木の顛き
金丸のおそれ無きを得んや
美服は人の指ささんことを患え
高明は神の悪みに逼る
今我 冥冥に遊ぶ
弋者 何の慕う所ぞ

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