書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

佐久間象山

2009-06-14 09:14:46 | Weblog
佐久間象山(1811-1864)
幼少より才知聡明で天才児の誉れが高かった。
詩文、易学、朱子学、蘭学当に通じ、
海外事情を調べ「海防八策」を著し海防の重要さを進言した。
勝海舟、吉田松陰は彼の高弟であった。
松蔭に海外事情探索の必要性を説き、
松蔭の密航を画策したが失敗し捕らえられる。
獄中、謹慎、放免後を通じ、開国論を唱え、
過激な攘夷派の志士に暗殺される。
力強い豪快な筆致は彼の真骨頂を如舌に示す。

謄々快馬洋装軽信馬離城
不程計背日林間革轡響
遂風提上鉄蹄鳴

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