書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

後嵯峨天皇・書状

2007-08-06 08:01:27 | Weblog

後嵯峨天皇(1220- 1272)
父士御門上皇が承久三年冬土佐に流された後不遇であったが、
四条天皇崩御ととも親王宣下、ついで践祚となった。
後深草・亀山両天皇期に二十六年にわたって院政を行なったが、
名のみの地位で、各地に御殿を造営し、遊宴等の行事を好み、
各地への華美な行幸も多かった。
また、皇子女も数多い。
一説には日蓮宗の開祖日蓮は、この土御門天皇の皇胤であると言われている。

天皇の宸翰として自筆の確証のあるのは、
この書状だけであり国宝に指定されている。

読み:
去年三合之厄運両度之変異驚愕之

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