長恨歌 白居易 2013-08-17 18:41:20 | Weblog 長恨歌 白居易 行宮見月傷心色 仮の御所で月を見ては心を痛め、夜雨聞鈴腸斷聲 雨の夜に鈴の音を聞けばまた断腸の思いであった。... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-16 18:32:05 | Weblog 長恨歌 白居易 蜀江水碧蜀山﨧 蜀の川は碧の水を湛え、蜀の山は青々としており、聖主朝朝暮暮情 玄宗は朝も夕も楊貴妃のことを思い浮かべて悲しんだ。... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-15 18:22:02 | Weblog 長恨歌 白居易 峨嵋山下少人行 峨嵋山麓の成都へと着いたが道を行きかう人は少なく、旌旗無光日色薄 皇帝の御旗も色あせて威光は感じられなかった。 ... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-14 18:16:36 | Weblog 長恨歌 白居易 黄埃散漫風蕭索 やがて一行は風で埃が舞う中を物寂しく進み始め、雲棧縈紆登劍閣 曲りくねった蜀への桟道を剣閣山へと登っていった。... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-13 18:10:19 | Weblog 長恨歌 白居易 君王掩面救不得 玄宗はなす術も無く顔を覆い、回看血涙相和流 流れる涙には血が交ざっていると思えるほどだった。... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-12 19:13:00 | Weblog 長恨歌 白居易 花鈿委地無人收 螺鈿の花かんざしが地面に落ちても誰も拾うことは無く、翠翹金雀玉掻頭 その他の豪華な装飾品もまた同様であった。... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-11 18:20:15 | Weblog 長恨歌 白居易 六軍不發無奈何 しかし護衛の兵士たちは全く進もうとしなくなり、宛轉蛾眉馬前死 楊貴妃は兵士の不満を宥めるために玄宗の前で殺された。... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-10 18:33:42 | Weblog 長恨歌 白居易 翠華搖搖行復止 皇帝の御旗を揺らしながら進む玄宗一行の歩みは極めて遅く、西出都門百餘里 ようやく都から西へ百余里の所にある馬嵬に辿り着いた。... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-09 18:34:34 | Weblog 長恨歌 白居易 九重城闕煙塵生 宮城の中にまで戦火が及ぶようになると、千乘萬騎西南行 玄宗は楊貴妃や護衛の兵を連れて蜀の成都へと向かった。... >続きを読む
長恨歌 白居易 2013-08-08 18:22:53 | Weblog 長恨歌 白居易 漁陽鞁鼓動地來 そんな時に漁陽にいた安禄山が突如挙兵して攻め上り、驚破霓裳羽衣曲 舞曲を楽しんでいた玄宗の生活を粉砕した。... >続きを読む