近くには、4つの広場がある。元気に歩けたころは、3つの広場を渡り歩いて、45分だった。今は1つずしか行けない。いちばん好きな広場がいちばん遠い。
先週、どうしても行きたくなった。
花を見、また花を見ながら、水を渡り、橋の右側の森が行先
ここで自己紹介、帽子をかぶっている影。橋の名前を写したつもりがバカなワタクシ。
長い長い坂をぽつりぽつりと歩いて、ようやく到着。この異様な建造物は昔の閘門。
後ろに見える白い建物は三十階建てくらい。勘定しても、すぐ忘れてしまう。
この広場が好きで、雨降りでも来たりした。雨つゆにしっとりぬれた樹々の緑が美しかった。
この景色を眺めながらお弁当を食べる。ウォーキングかジョギングの中年男性がちらほら。
でっかい魚。昔はなかった。
こちらが荒川放水路、まあ、大きな川だけど。樹々がこんなに混みあっていなかったときは、川の風景がいっぱいに見えたのに。
少し近寄ってみる。冬だから、まだ見える。
振り返ると宝石みたいな樹がきらきらと。
帰り道、遠くへ来てしまった。突き当りの手すりの先の向こうに、道はまだつづく。
向こうに見える黒っぽい橋が番所橋。向こうに流れるのが小名木川、手前を流れるのが中川。
江戸の昔、船運送が主体で、中川と小名木川の交差するところに「船の関所」があり、船番所と言われていた。
道端に咲く花。けっこうきれい。
中川を渡る。左手の森が、いま行ってきたところ。
余談:歩ける限度の二倍は歩いたので、達成感はあったのだけれど……
翌朝、起きようとしてベッドから立ちあがったとたんに脚がカクカク。
たたらを踏んだあげく、仰向けにひっくり返り、後頭部をドッスンとぶつけてしまった。
下が畳だったのと、ま、あたま軽いから、意外に衝撃は少なかった。でもかなり自信喪失。