桜は五分咲きくらい。陽射しの暖かい日、外へ出た。足もそんなに痛まない。
欅も芽を出しはじめ、レッドロビンも陽に耀いている。
公園の向こうのほうに、白っぽいものが見える。遠いけれど頑張って歩く。
よくぞ陽当りの悪いところで、知らぬうちに大木になって。
こちらは、陽当りのよいほうの樹。
以前は、樹を遠目で見るだけで、こぶしか木蓮か分かったのに、花びらが何枚とか考えだすと、分からなくなってしまった。
これも花だと聞いている。先日より花房が長くなっている。
そして花ニラ。
いつもの年より花がしぼみ気味であるが、好きだなぁ。
残念なのは、昔はこの公園に入ると、シロツメ草が一面に咲き、いい匂いに包まれたものだった。何十羽の鳩たちが、ひょこひょこと歩いていた。花木も多かった。
鳩もカラスも追いやられ、シロツメ草も一部だけに。
なんだか、いろいろ淋しい春だね。