昨日、午前中リハビリがあった。そんな日は、もうぐったり。でも、行かなきゃ,花が散る……
と言っても走れるわけではなく、バス停へ。シルバーカートを抱えて、よっこらしょ。
昨年6月末、秘密の散歩道を1年ぶりにたくさん歩いたと書いた。(見出し写真)
秋にも行ってみた。
立ち枯れていて、青天井、秘密でもなんでもない。
でも、桜の散るころはきっと。ここは桜の並木に違いない。
やっぱり。街灯が同じでしょ。
仰いでも桜。部屋から見える桜より年期が入っている。
舞い落ちる花びらで道は桜花のじゅうたん。
花ニラの咲く根本で、シルバーカートに座り、お昼を食べた。ときおり、花びらがいっせいに舞い降りてくる。
・ちる花はかずかぎりなしことごとく光をひきて谷にゆくかも
(上田三四二)
写真では無理。動画は撮れたけれど、ここには挙げるのは難しい。
土手壁にもくっつく花びら
・行き暮れて木下陰を宿とせば花や今宵の主ならまし
(平 忠度)
落ち武者の平忠度が、最期を覚悟したのは、こんな所だったかもしれない。
では、また来るからね~
帰りはタクシーで、疲れ切って帽子をとれば、花びらがはらはらと。