映画の重厚さ、字幕にあった「イヴァン・ブーニンに基づいて」が気になった。
重さを感ずるものには、大抵原作がある。
調べたら、イヴァン・ブーニンはノーベル文学賞を受賞していた。
「蠅の王」で書いたウィリアム・ゴールディングと同じ。
映画は、「サンストローク」と「呪われた日々」から、監督が脚色を書いている。
短編が翻訳されているが、4000円もする。
コロナ自粛中に、ノンフィクション以外は、ほとんど始末したばかり。
ほかに作家から贈られた未読本も2冊あるし、しばらくやめておくことに。
永井愛の「ザ・空気」は、本屋へ行けないので、図書券数枚を若いモンにあげたので、買って来てね、と頼んであるが、コロナ禍の時代、ワーキングプアは、より多忙を極めている。
仲間が自死し、その衝撃からも、いまだ脱していない。重い時代だと、つくづく思う。