ご無沙汰しておりました。長らく。皆様はお元気でお過ごしでしたでしょうか。
ここ最近なかなか秋葉の事件といい、地震といい、いいニュースがありませんでし
た。マジ気が滅入りました。
ここのところ身体をとらえなおすことに力を注いできました。
わたしたちは身体について、子供のころからいろいろ勉強されたりして知識を持って
います。それにいろんな運動を文化としてもっている人間は、それ相当の知識を持っ
ています。ヨガ、陸上競技、バレエ、サッカー、柔道、指圧、解剖学、その他もう書
ききれないほど人間の運動については詳しく研究されてきました。
しかし、僕自身はそれらの知識については、半分は信じますが後半分は未知のものと
して考えています。
自分の身体は自分だけしか分からないと思うからです。もちろん他者の目というもの
は非常に大切で、そういうものからしか得られない知識はたくさんあります。でも自
分の身体を他人の目だけに預けるのは嫌なのです。他人はあくまで外からの観察や、
さまざまな人体の構造の統計からの平均から解剖図なんかを作っていますが、はたし
て自分の身体が、それと同じように出来ていると誰が断定できるでしょうか。それは
でも自分でも分からないことが多いとは思います。生きているうちに自分の体内を解
剖したりなんて出来ませんから。
でも自分の身体を他人に預けっきりになんてするのはダメだと考えます。
自分の事は自分しか分からんのだ!っていうスタンスを持ち続けていることは生きて
いく上で大事だと思います。
その上で、自分の身体を外側から認識し、また内側を感じるという作業を続けていま
す。
これは大変時間のかかる作業ですが、自己流の身体の認識を得、また考え続けること
が、新しいものを作ることにとても欠かせないことだと強く考えています。
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