そんな精神的にハードな最近のayamiのワークは…。
呼吸してみる。
手を動かして身体と呼吸とを一致させていく。
そして呼吸を意識する事によって、ものの見え方が変わっていく。それは確実に、
劇的に変化する。そして空間が感じられるようになる。
そうした呼吸をしながら歩いてみる。
いろんな場所に、自分の意思をもって歩いていく。
『行く』という意思があるからこそ歩いていける。
意思がなければ歩いていけない。
動くからこそ方向が生じる。
動かないものにとって方向は無意味である。
動きがあるからこそ方向が発生する。
あらゆる場所に動いていく。
あらゆる場所に向かっていく。
それには強い意志が必要である。
意思があるから方向が生じ動いていく。
そのダンサーを支えているのは床である。
床があるから人は歩いていける。
そして床は人の重さを反対に押し返す力が働いているから人の重さに耐え、支えて
くれる。
床が新聞紙だったらおそらく我々は落下していくだろう。
落下している物体は、横からの力が加わらない限り平行線をたどる。
引力を考えた場合でも出会った瞬間にもう衝突してしまう。
床があるからこそ人は出会い、別れられる。そしてダンスできる。
床は我々を支えている。
しっかりと押し返している。
一人がもう一人を押してみる。
それを身体のあらゆるパーツで押してみる。
相手はその力に対し、揺れ、動く。
実は空気に対して我々は押したり引いたりしている。
その度に空気は形を変え、揺れ、動いている。
我々が動くと空気は変形する。
それを使って踊っていくための稽古の日々です。
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