還暦ホノルルマラソンを夢見て

メタボを改善し、還暦から新しい人生目指して、あくなきチャレンジをブログります。

多摩川の黒い道(その3:完走)

2020年06月27日 | ハーフマラソンぐらい
 10時から走り始めて、正午を過ぎました。後からスタートした、10km組や5km組ももういません。一番暑い時に走りたがる裸ランナーもいなくなってしまいました。横のグランドで野球していた子供たちも続々と帰ります。”このおっさん、まだ走っとるで!”な感じが伝わってきます。
 
 ここでも、一人旅。多摩川の黒き道、ヘロヘロ一人旅です。最後なので、水もポカリもあやパパ専用。”どんどん、飲んで下さいねー”と、ありがたいお言葉に”すみませーんー”と応える、あやパパの心境を誰ぞや知らん。です。旅の恥は、掻き集めて、次回のチャレンジのエネルギーとして蓄積です。捨てたりしませんよ。

 サングラスを借りたので少し紹介。AirFlyと言うブランドさんで、鼻に当たらないので軽快です。
 https://netshop.zygospec.com/shop/item_detail.php?mode=_ITEM_DETAIL&i_xid=199
 を掛けて走りました。おかげで、ヘロヘロな表情は少し隠せた?用途外の効用ありです。WEBで見たら、2万6千4百円。良いですよねー、なかなかです。でも、一番良い奴を、あやパパの汗だらけにして申し訳なし。これなければ、もしかして、リタイヤだったかも。
 
 4周目に入りました。”ラスト1周です!”のお言葉がなんとも嬉しいです。周回コースはげんなりですが、このお声が掛かるのは、ありがたいですね。制限時間が5時間と、大盤振る舞いだから良いのですが、収容バスが後ろからきたりしたら、もう真っ青で、熱中症確実です。あー多々良木ダムが恋しいなー。ダム湖に飛び込み、泳いだらどんなに、どんなにーーーっ。

 なーんて、つまらない事を考えながら、もう、何回も見た景色の中を行きます。国道246号の下、少し日陰が天国の木陰はさもありなんと思わせる安堵感、優しさ。数秒だけ。そう安楽は数秒なのです。それも、100倍の苦難超えてね。だから、天国。次は、アマゾン倉庫を右手に見て、最初の高圧線くぐります。そして、左手のゴルフ練習場。暑いので、朝居た人も、もう誰もいません。

 そして、野球グランド。ここも、誰も居なくなりました。時折、市民ランナーとすれ違いますが、まばらです。こんな日差しの正午過ぎに走る人はいませんね。そして、高圧線2条目を超えて、折り返しのカラーコーンが見えて来ました。嬉しい。掛かりの人も、あやパパが終わると撤収できますので、応援二人前ですかね。ありがとうございます。お待たせして、すみません。

 最後の給水で、3杯水を被り、2杯ポカリを飲んで、ラスト2.5kmです。正直、桂川ではもっと軽快に走れるはずが、ここでは、体が思いです。息が切れます。水の飲み過ぎ?でも、すぐに汗になって出てゆく感じです。さっきの高圧線、2つくぐり、246も超え、あと500m、最後ぐらい軽快に走ろうと踏ん張りモード。ゴールが近づきます。掛かりのお姉さんが、テープ持って”頑張ってくだざーい”のお声。、、、がんばりました。。。ヒェーー。ただし、体は熱中症手前です。

 初ハーフマラソンは炎天下、楽天ビルを横に見ながらの修行で、ありました。もう、この夏はマラソン大会は暑いのでやめです。練習で、涼しい時間に走ります。GAMIN時計を外すと、しっかり、日焼けの焦げ目が付きました。またソバカスが増えそうです。ビタミンCを飲まないと。ランナー用の日焼けドメないのかな?今度探してみます。

 2リットルの水で頭を洗い、顔を洗います。濃密な、おっさん汗、塩水、その他もろもろが滴り落ちます。生き返りますね。その後、予言帰りに二子玉川のケンタッキーで、豪華に1000円セットのバーガ。もちろん、アイスコーヒー付きです。これまた、生き返りました。走っている間の、焼ける思いがあればこそ。今の復活の時あらんです。ケンタッキーも5、6年ぶり。これも何かのご縁です。

 あれからちょうど一週間。濃厚な一週間でした。幸せな一週間でした。ハーフマラソンチャレンジなどと言う、1年前は、考えもしない経験ができた事に感謝です。ホノルルに、一歩クローサーです。だから”黒き道”なんちゃって。
I ain’t heard nothin’ yet!

 天国は 地上にありて 気づくには ハーフ走らば そこにありなん 
                             あやパパ





多摩川の黒い道(その2)

2020年06月24日 | ハーフマラソンぐらい
 さあ、いよいよ炎天下の中、無謀な?挑戦が始まりました。速そうな兄さんたちが軽快に走ります。あやパパも走っていますが、みんなは、どんどん遠ざかります。最初の1kmのラップは5分30秒/kmだったのに。皆さんは4分台前半?。まあ、人の事はどうでも良いです。今回は、”参加する事”で、もう目的は達成しているチャレンジなのですから。

 それでも、最初の出足は良くて、だいぶ走っても軽快な感じなので、「これは、ハーフの自己ベストを多摩川に刻んでやるぜ!」とばかりにテンションが上がります。気温は27℃、折り返し地点の水で生き返ります。この多摩川マラソン大会は、田園都市線から下流を見てすぐのところをスタート地点として、国道246号の下を通り、高圧線を2つ潜って2.5kmで折り返し。往復5kmのコースを4周します。端数は最初に国道246手前までで一回折り返して、調整します。

 最初の折り返し(2.5km+端数1.1km)に行くまでに、早い人とすれ違います。往復コースの無情感です。特に、1番手のショッキングオレンジの超特急兄さんは格別です。4週走る中で、何回、この人に抜かされるんだろう?とか、思ったり。あやパパは最後尾ですから、速い兄さん達は、”こいつは、周回遅れで追い抜いてやるぜ!”との気合いが伝わります。あやパパは、もうどんどん追い抜いてくだされ。参加目標達成しているので気が楽です。制限時間は5時間とのことなので、最初から歩いても大丈夫な時間。完走目標、あわよくば自己新記録。のノリです。

 折り返し地点では、スタッフの人があやパパが最後尾と、もう判っていて、”ガンバー”と声援。嬉しいなー。水とポカリを交互に飲んで、スタート地点を目指します。さて、このコースですが砂利道が、踏み固められて硬くなった感じの”黒い道”になっています。いつも走る、桂川なんかは全てアスファルト。夏の日差しのアスファルトも大変ですが、微妙に凸凹あり、昨日からの雨でできた水たまりありの、この環境も暑さと共に体力を奪います。マラソン大会に参加していない、市民ランナーが上半身裸で結構走っています。お体も、ムキムキ。人に見てもらいたい年頃ですかね。お姉さんがビキニで走っていたら、あやパパも元気が出ますが、兄ちゃんの体見ても余計に疲れる感じがしますねー。

 疲れた理由は沢山ありますが、やはり、暑さ。会場で鯖江市のサングラスメーカーさんが走る時にお試しで使って下さいと、2万円のカッコいいサングラスをお借りして掛けていたので、強烈な紫外線を幾らかはガードしていましたが、首筋から、腕から、そして、後から調べてら一番やられたのが”ふくらはぎ”です。真っ赤になってしまいました。ズボン履くのも痛いぐらい。

 と、言う事で2周目にして早くもダウン。それからは、息継ぎしながら走る有様。そして、何回か、オレンジ特急に抜かされ、2周目終わり直前に、さらに抜かされ、オレンジ特急氏は1時間ちょっとでゴール。1番。凄すぎです。その直後、ゴールテープがヒラヒラしているその横を、”あと2周ですー頑張ってー”と声を掛けられたあやパパは、なんか虚しさを感じながら、3周目に突入。

 あとで、判ったのですが、この日はやはり暑くて、相当早いランナーの皆さんもリタイヤした人が何人かおられた様です。あやパパは、4000円払ってやっているんだから、完走ぐらいしないとダメじゃん。このブログにも、リタイヤでした。なーんてのはカッコ悪くて書けません。なのでひたすら、スローペースで駆け続けます。

 しかし、暑いです。スタート地点と折り返しの給水ポイントの恋しいことと言ったらありません。国道246の高架下が少しだけ日陰になっています。近所のおばちゃんが自転車で来ていて、ケンタッキーのアイスコーヒーを飲もうとしています。もう、その旨そうなこと!。よーし、終わったらケンタッキーで豪華にやってやるぜ。きっと、やるぞ。必ずやるぞ〜。ひもじい時に、うまいもの見たらもう、それ事しか何も考えられません。と言う事で、脳味噌がアイスコーヒーで満たされました。3周目以降は字数の関係で次回にて。

  黒き道 多摩の流れに 寄り添いて 水をかけるも 灼熱試練 
                           あやパパ  


多摩川の黒い道(その1)

2020年06月22日 | ハーフマラソンぐらい
  皆さん、こんにちは。良い週末をお過ごしだったでしょうか。あやパパは、多摩川(二子玉川の対岸、神奈川県側)で開催されました、”第13回スポーツメイトラン二子新地多摩川河川敷マラソン大会”のハーフマラソンに参加しました。よって6月の目標は、2つまでクリアとなりました。(6月1日の目標再掲)

 ★ 1.どこかの大会にこっそり参加して、まずハーフで、どこまでやれるか確認(参加が目標、記録関係なし)。
 ★ 2.ハーフ2時間30分を切る。そのために、10kmを1時間以内で走る(これが、結構重たい感じ)
  3.停滞している体重を5kg落とす。(ここで書いたら、間違いなくやるです。はい。)

なんと、体重減が一番簡単かと思いきや、全然痩せません。あと9日間、ジタバタしてみますが、、、うーん。

 まあ、やれることは、みんなやって見て、それから、また考えよ。です。

 走ったのは土曜日で、朝起きると昨日の雨が嘘の様な素晴らしい快晴の土曜日です。天気とは反対に、暑い中、走れるかどうかの不安が先立ちます。ネガティブあやパパが”こんな日に走ったら熱中症になって倒れてしまうぞー。やめとけー、やめとけー”と頭の中で大合唱です。でも、雨がジャンジャン降っていても、やるつもりだし、今回を逃したら、6月の目標として、実現はもう不可能です。51%でやる気が勝ち。いざ、出発。

 久しぶりに乗る田園都市線の各駅停車で二子新地駅に到着。とりあえず何か食べようと思い、駅の横にある”珈琲館”さんでモーニングを注文して準備です。この前、珈琲の事をブログったので、いつもより味わいながら頂きました。これが数時間後には、みんな汗になってしまうのだろうなー。と、思いつつ。

 何にも無い(失礼)、二子新地で降車するのは、ほぼ初めてです。会場は、駅から10分ほど歩いた河川敷。対岸に楽天ビルとかが、”こっちは都会”と言いたげです。こちらには、アマゾンの倉庫がありますがねー。夏至を明日に控えた、容赦なき日差しを遮るモノは何もありません。うーん、ここでハーフ走るのね。会場を見ただけで、さっきのコーヒーが冷や汗になって出る気がしました。しかし、もうやるしかありません。

 エントリーの前に、体温チェック。OK。ゼッケンと計測タグをもらい、準備OK。ハーフマラソンの参加者は20名。青いゼッケン。うーん、皆さん百戦練磨のランナーみたい。ひょっこは、あやパパだけ?でも、”ここを走るのが
初めての方は手を挙げてー”と、お姉さんが言うと3割ぐらいが挙手。数少ない大会を目指して来た強者ですかね。
ちなみに、30kmのエントリーは3名。全員表彰。こんな日に30km走るんだから表彰も肯けます。

 スタートが近づきます。ラジオ体操とか、やるのかと思いきや、各自それぞれの準備。うむむ。シローとポィ、ラジオ体操なんかは、クローとの世界には無縁なのかー。変なところで感心。水墨画の世界。早そうな人がやっている屈伸なんかをこっそり真似するあやパパもなんちゃって準備OK。”皆さーん、スタート1分前ですー。集合くださーい。”の声(写真)。いよいよです。自信がないので、後ろの方でスタンバリます。”5秒前、4、3、2、1、スタートーぉ”。

 では、行って来ます。詳細は、次回。暑いーです。

 電車から いつも見慣れた 景色とは おもえなきかな われのゆく道
                             あやパパ 


相棒と仲間たち(その7)

2020年06月17日 | 日記
 こんにちは。いい天気。でも暑過ぎ。走る時間が制限されますね。さて、いつも珈琲を飲みます。本物の珈琲は飲むと利尿作用があって、すぐにトイレに行きたくなります。走る前にも、珈琲を飲むと、脂肪燃焼が促進されると言う事で、時々飲んでから走ったたり。皆さんは、どうですか。今は、いろいろなドリップタイプの珈琲がありますので、美味しいのを飲みたいですね。

 何年かに1度ぐらいの割合で、”あーこれは、美味しいなぁー”と思える珈琲に出会います。でも市販の珈琲はなかなか良いのがありません。高いのが良い訳ではありませんね。パッケージを工夫したお土産的なものがそうですね。神戸や横浜は土地柄でしょうか、美味しいのがあります。気のせいか、サンフランシスコあたりのスタバは美味しいですが、日本のスタバとは微妙に違う。ドトールも、気のせいか、微妙に違う。大阪駅の桜口を出て、梅小路の出口にあるドトールは美味しい気がします。気のせいかな?

 コレまた、大阪駅の地下に、珈琲の専門店があって一杯800円ぐらいの高級なのを販売しています。試しにどうぞ。種類が沢山あって迷ってしまいますが、モカだったらモカで極めていくとか(あやパパの事)、いろいろ工夫して。全部飲もうとしたら、お金と時間がもったないです。ドトールと比べてみてください、違いがわかるあなたなら、きっと何かわかるかも(><);。

 写真は、それでもお気に入りのKEY COFFEEさんの製品。あやパパ的にはいけていると思います。缶コーヒーは、なかなか無いのですが、私はPOKKAコーヒーです。CMもいいですよね、味があります。次がBOSS。コレも味がありますCM。さあ、午後の珈琲でも飲みましょう。もうひと頑張り。

 普段着の 暮らしの中で 味わえば ひとときの贅 これに勝らん  あやパパ


悲しみの中で

2020年06月16日 | ハーフマラソンぐらい
 今日はなんと、朝、3時半に起きて(昨日は21時にもう爆睡&酒なし)4時25分の日の出から、桂川ハーフマラソンコースを走ってきました。ピューん道に出るまでは、ランナーに一人も合わず。信号は一文橋(乙訓橋)も含めて全て青。車もほとんどいないし、さすが早朝。ご機嫌のRUNです。温度も24℃でまあまあ、息も切れません。実に調子良く走っていたら、、、

 鴨川、ピューん道の中頃にある、成長が楽しみだったタチアオイの花が写真の通りの悲惨なお姿に。折角、梅雨を呼び、雨に重ねた季節の姿があったものを、可哀想に、なんでこんなにしてしまうのでしょうか。花にも心があることを知らぬ輩でなければ、できない、あさましい所業です。

 折角、調子良く此処まで来たのに、ショックです。このボログに出そうと写真を撮っていたら、タチアオイさんが、”あやパパ、私はもうダメだけども、ホノルル向けてずっと応援しているからね。”と、言ってくれたような気がしました。さらに、泣けました。

 タチアオイさんの力を頂いてか、嵐山・渡月橋までのハーフは、2時間30分で走る事ができました。6月の目標の

  1.どこかの大会にこっそり参加して、まずハーフで、どこまでやれるか確認(参加が目標、記録関係なし)。
 ★2.ハーフ2時間30分を切る。そのために、10kmを1時間以内で走る(これが、結構重たい感じ)
  3.停滞している体重を5kg落とす。(ここで書いたら、間違いなくやるです。はい。)

を実現できました。後2つありますが、、、
 
 タチアオイさん、5月25日(音楽のちから)の君の無限の美しさは、永遠をまとい久しくデジタル空間の中で生き続けるからね。6月1日(ハーフマラソン修行 2時間30分を目指して(その1))では、半分まで咲いた君の姿は、命生きる鼓動を走り去る季節の足音として聴かせてくれました。梅雨の終わりを告げる君の姿を見ることができない残念さは、もう、あやパパだけでなく大勢の心ある人たちも同じです。

 どうか、心なき人間の業を許しておくれ。あやパパの中にでは、梅雨明けの知らせに、頑張った君の姿を重ねて見るからね。君は毎回、ここを走る、あやパパを、見ていて下さい。ホノルルの空に連れて行ってあげるからね。

 梅雨の空 想い届かず 行く君の 姿追いかけ 道はつづかん  あやパパ