さあ、生まれて初のお金を払って(3500円)のマラソン大会が始まりました。いきなり、若い兄ちゃん達がすごい勢いで飛び出します。この4.2kmの距離の優勝者タイムは15分ほどです。早い筈ですね。まあ、あやパパは、俺だって若かったら負けないけどなー。なんて思い、負けている自分をごまかそうとしています。なんかなー。そんな事はどうでもいいのです。前編にも書きましたが、自分との戦いですからねー。
どうしても、スタート直後はオーバーペースになりがち、なので、要注意とT課長(取引先のサブ3ランナー)からアドバイスを受けていたので、控えめ、控えめに進みますがそれでも早い感じ引っ張られています。スタート時点では、私の前に二十人ぐらい、後ろに五十人ぐらい参加者が居たと思いますが、どんどん抜かされます。最初の150mぐらいのところに、25mぐらいのUP,DOWNがあります。皆、それなりに苦しそうです。京都の坂で走っていたので、ここで何人かを抜き返しました。気分良いです。1kmぐらい走ったら、抜かされることも、抜くこともあまりなくなりました。相棒GAMIN ForeAthlete 45は、心拍数152を指しています。どんなことがあっても155以上は出さないように気を付けて走らないとなー。ここで、倒れては、どうにもなりません。再確認っす。
そろそろ、みんなのペースが決まって来たかなー。と思っていたら、小学3年生ぐらいのお子様が2人、あやパパを追い抜いて行きます。こっちは、蒸気機関車みたいに走っているのに、電気自動車みたいな感じ。なんか、ムカつきました。「このチビどもめー。」25mぐらいペースを上げて追いかけたら、すぐに心拍数が155にUP。まあ、こどもの国なので、大目に見てやろう。そうそう、自分との戦いだった。筈との平常心を取り戻してたりしていると、早くも2kmです。何事も半分終われば気が楽になります。さっきの二人組は先に行きましたが、別のお子様を追い越したりして。後からGAMINの高度計記録を見ると、走っていた時に感じたほど高低差は実はありません。しかし、数字以上にUP、DOWNがあるように感じました。
寒い気温でしたが、もう、汗だくになって来ました。他の気合の入ったランナーは、短パン、ランニングシャツ一枚の人も。あやパパはほぼ普段着です。子供に”普通のおっちゃんが走っとるで”と関西なら言われそうです。4.2km参加者には、実はもう一人すごい方がおられました。どう見ても80歳以上の爺様です。やる気満々スタイルで、確か帽子がサンタさん?のような方。この人が、後ろにいる筈ですが、抜かされたらどうしよー。なんてことを思ったり。さすがに凹みそうですよね。
幸い、サンタさんに抜かされる事なく、終盤に。これまで登り坂基調だったのが3.2kmあたりから下り坂に。もうここまで来たら、やれるだけやろう。と、下り坂を思いっきりピッチを上げて走りました。今まで、6分40秒/kmだったのを勢いに任せて、最高3分44秒。下り坂。すごいスピードです。この勢いで、前編の写真にあった歩道橋を走り、最後のグラウンドに入って来たのは良いものの、グランドに入ったぐらいから息が切れてしまい、どうにもなりません。まだ、1kmのラストスパートは無理でした。
それでもなんとか、息をしているのか、していないのかわからない感じでゴールをしましたが、ゴールしてもゼイゼイしているのに呼吸している気がしません。これは、大変でした。GAMINの記録を見るとその時の心拍数は、169でした。レッドカード超えてパープルカードです。息ができない筈です。今、これを書いてても息苦しくなります。やりすぎですね。いい歳して。走り切れた、感動や他の良いことも、このパープルペース息切れて、全部吹っ飛びました。歩いても、止まっても、どんな格好をしても苦しいのですが、グランドを腰に手を当てて三周してやっと回復しました。あーしんど。
この4.2kmマラソン大会の結果は、参加者71名中、半分よりちと悪いぐらいの成績でした。大多数が20分代で走っています。その中に入れました。最初の大会でこれぐらいできたら上々です。でも、疲れました。高度差は72m、平均心拍数148、平均ピッチ166spmでした。
まあ、令和元年のうちに一つですが、”走り”で爪痕を残せたと思います。この日は、ご褒美として家族でスターウォーズを観にグランベリーパークに行きました、大人の国的テーマパークです。子供から大人になりました。良き1日となりました。グランベリーパークは COVID−19で今日まで休業のようですが、明日からまた再開ですね。素敵な場所なので、人も多いです。十分対策をしてお願いします。
二回にわたり、初のマラソン大会参加体験談でした。本当は、今頃なら10kmの大会を2つぐらいはこなしている筈ですが、これ以降、中止となり誠に残念です。来月(6月)は、新しい体験にチャレンジすべく、今日も雨っぽいですが、走りたいと思います。では、明日から新しい気持ちでまた、お会いしましょう。
小山さえ 乗り越え行けば 遥かなる 海の向こうに 道も続かん あやパパ