「あと なんかい ねると どうきかい?」
卒園してから、この日をとてもとても楽しみにしていました。
当日は、1時間も前に家を出て、光塩幼稚園にむかいました。
二ヶ月ぶりの再会ですが、皆さん一回り大きくなっていました。
お友達や先生方と、楽しいひと時を過ごせました。
この日、卒園式のDVDビデオを頂き、AYAも何回も見ています。
DVDは3枚ダビングし、HDDにも落として保存しました。
桜のつぼみが今にも開きそうな、暖かな18日でした。
壇上で大きな声で返礼し、逞しく卒業証書を受け取りました。赤ちゃんのように幼かった入園時の思いが重なり、豊かな感情や心の成長を感じました。
卒園組の先生はみごとな和服の正装で輝いていました。
式が終ると教室に別れて、先生から色々な記念品をもらい、お話を聞きました。先生の涙が和服に落ちそうで心配、AYAもずっとヒクヒク泣いていました。教室でお別れをして、先生方に見送られて園を出ました。
その後、お食事会で友達と楽しくすごしました。
父母の病気や葬儀などで、休園の多い一年でした。
行事のたびに新しい事を学んできました。
特に、お泊まり会は楽しかったようです。2ヶ月は「お泊まり会 いかない!」と言ってましたが、1ヶ月前から楽しみになったようで、朝から全開、思いっきり飛び跳ね、キャンプファイアーなど楽しんだようです。
食事・片付け・衣服の整理・躾・お友達との係わり方・小さい子供の世話等、多くの事を丁寧に躾けて頂けました。
私の幼稚園に較べると、先生方との関わりや会話がとても多いようで、感謝感謝の3年でした。
幼稚園はAYAにとって楽園?でした。通園も残り3回になってしまいました。
年少組の時の担任の先生が、幼稚園に隣接するカトリック教会で挙式。
穏やかに晴れ暖かい日差しの元、多くの人々に祝福され、とてもとても素敵な式になりました。
署名の儀の時、アベマリアが聞こえてきました。なんと事務方の先生が歌っていたのですが、プロのように上手なので驚きました。園児も自由に参列できたので賑やか。
先生のウエディングドレス!とても幸せそうな姿を見る事ができて、AYAも幸せ。
今日は終業式でした。この1年、色んな事ができるようになったり、成長を実感する毎日でした。秋頃から習慣的な昼寝をしなくなりました。年少さんも大きくなり、早いものでAYAもいよいよ年長組になります。
式が終わり、クラスに別れて、先生とお別れをしました。先生の目に涙が浮かんでいました。先生って、大変なんだろうなあっとつくづく思いました。
ありがとう。
写真は帰りのお祈りです。皆マリア様に向かってお祈りをしているのに、
AYAだけ黒板に向かってお祈りをしています。
この写真はAYAの年中生活を象徴的に表しているように感じました。
AYAのクラスは『オズの魔法使い』を演じました。
幼児の愛らしい魅力や成長した能力を引き出した見事な演出でした。プロの劇団もビックリ!部外者が見ても感銘を受けると思いました。先生方の指導力には毎回驚いてしまいます。
AYAは『何でも欲しがるお猿さん』の役で、なんとAYAだけ親を見てよそ見。二つ目の台詞を忘れてしまいました、トホホ。演壇のAYAと目が合い、ニッコリ微笑んでいたので、シマッタとは思ったのですが、先生のフォローで、台詞を思い出し劇は無事終わりました。
帰りAYAは原因が何かわかりませんが不機嫌でした。帰宅前AYAは初めて念願の回転寿司に行きました。生簀で泳ぐイカや魚を見ながら、プリン・いくら・シメサバ・うなぎなどを大きな声で注文していました。ご機嫌は絶好調になり、帰宅してからは何度も発表会のビデオを見ています。
昭和記念公園へバスで出かけました。
4歳8ヶ月、持ち物を自分でチェックし、自分でリュックに詰めれるようになりました。おやつも自分で選んで、パッキングしていました。
「シート!それはダメ、あ~れ!」「お手拭!」「ごみ袋、名前書いてよ」などと言いながらパッキングしていました。
遠足の様子を聞きたいのですが、まだ何をしたのか話してくれません。
『何したの?何が楽しかったの?』『誰と遊んだの?』
聞き出せたのは。
「AYA先生におこられたの。」『どうして?』「遠くに行ったから。先生の近くに居ないといけないから。」『迷子になっちゃうからね』時間が経ってから思い出したように、出来事を話してくれる事もありますが、まだ詳細を正確には話せない感じです。
膨らませたキャノピーの中に出入りしたり、とても楽しそうでした。
園児にも無理がないし、園児自身が楽しめる素敵な演出でした。
年長になるとグーンと背が伸び、大きく見えました。
早いものでAYAの幼稚園生活も半分おわろうとしています。
「小学校には行きたくない。ずっと幼稚園でいる。」とか言っています。