ヴィリヌス歴史地区、建物を修復しながら人々の生活が続いている城郭都市。
三百年以上前の建物。ホテルの食堂。
部屋からベランダに出ると、中世の街並みが拡がる。
多くの建物が破壊されては再建を繰り返し、今の景観を創り出している。
宗教を禁止したソビエト時代。カトリックなど教会の建物は破壊されたり倉庫としてして使われたり荒廃していた。ソ連が崩壊した1991年以降、緩やかに再建している。
美しさの中に不気味さの漂うカウナス大聖堂
1941年ドイツ占領。リトアニアの90%のユダヤ人が虐殺された。
教会では「神よ、私の罪を許したまえ。」と、熱心に祈っている。
インカ、アステカ、ユダヤをはじめ世界中で子供まで虐殺された人々は「許しません」とも、何も言えない。
夕食代が集がまると、立ち去る物乞。
この道の百年を見てみたい。
煙突から煙が昇る、薪を燃料にする家庭もまだ多いようだ。戦前の生活と現代の生活が混在している。ゆるやかな薪の生活。
数百年前の建物が修復されながら人々が生活している。
この百年の歴史が恐ろしい。この建物は何を見てきたのだろう。
ヴィリヌス、時の権力者たちが佇んだ街。人は移り変わるが、建物は変わらない。
美しい「リガ大聖堂」の内側
イスラム過激派よりも残虐な世界最強の宗教。
十字軍の仮面をかぶり、虐殺・略奪の限りを尽くす。
魔女狩りという恐怖の異端審問で小銭を稼ぎ、インカ帝国を滅ぼす。
ホロコーストではジェノサイド側にくみし、世界大戦では何千万人を虐殺したのだろう。
恐怖と憎しみを植えつけて、心も頭も、何もかもゆがめて非情な人間にしてしまう。「罪を許したまえ」と祈る姿が恐ろしい。キリスト教の神様とは悪魔だろうか。