津軽海峡冬景色

中国とロシアの軍艦が津軽海峡や大隅海峡をわがもの顔で航行しています。

なぜそんなことがゆるされるのでしょうか…


津軽海峡の例でいうと…

日本政府が本州側と北海道側の領海を本来１２カイリのところをそれぞれ３カイリに狭めて、津軽海峡を「　公海　」としているからなのだそうです。　　これを「　特定海峡　」というそうです。

わが国には津軽海峡・大隅海峡とともに、宗谷海峡、対馬海峡東水道、対馬海峡西水道の５つがこの「　特定海峡　」に指定されているんだとか…


それでは日本政府はなぜ「　特定海峡　」を設定したのでしょうか。

政府は「　国際交通の要衝における商船、大型タンカー等の自由な航行を保障することが国益にかなう　」と説明しているそうです。

しかしそれが理由なら、「　無害通航権　」でも十分のはずだとおもいます。


「　特定海峡　」を設置した本当の理由はなんなのでしょう…

どうもこれは日本の「　非核３原則　」に原因があるみたいです。

核兵器を積んだ米国の軍艦が領海にはいって「　持ち込ませず　」という「　非核３原則　」に触れるとややこしいはなしになるので、日本の領海に入ることなく自由に往来できるようにあえて領海の幅を狭めたというのです。

中国とロシアが、アメリカの「　核の傘　」と日本の「　非核３原則　」をうまく利用しているという皮肉な現実がそこにあるようなのです。


おそらく中国とロシアの艦船も核兵器を積んでいるでしょう。

これは包丁を手にしたアカの他人が、あなたの家の玄関からはいって裏庭に抜けるようなおはなしです。

「　特定海峡　」などという時代錯誤もはなはだしいものはただちに廃棄して、アカの他国が侵入することを即刻阻止すべきです。


ちがいます？

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