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「ポーの一族展」 ~萩尾望都デビュー50周年記念~

2021年06月13日 | G以外ヲタ萌え話
 久留米のコロナ感染者数も0か1桁になったので、市美術館(旧:石橋美術館)へ行ってきました。入場制限があり、順次少人数での入館でしたが15分も待たずに入れました。

 原画の美しさ、ペンと筆とスクリーントーンとホワイトの絶妙な組み合わせが感動!
昨今のPC作画では見られない技術です。微細な丸ペン点描にホワイトかけ網なんて、博打すぎて自分では絶対できないよ。
 ペンといえば、展示されていた道具類の中にあったのはニッコウのGペンでした。確か昔はタチカワのGペンだったはず。今は生産してないからね。そういう意味でも昔と今ではペンタッチが違って当たり前、視力筋力も要因だけど。 
 「ポー」シリーズ以外には、主に講談社と小学館の作品があり、「百億と千億の夜」はかすりもしなかったのが残念、阿修羅王~! 宝塚ミュージカル関連の展示もあり。豪華です。
 ショップにもたくさん本やグッズがあり、普段使いできるもの(付箋やクリアファイル)をちょっとだけ買いました。本はほとんど持ってるからね。それでも自分にとってファンになった作品「ケーキケーキケーキ」は持ってなかったので、買いました。再読したの、何十年ぶりか?(笑) Noritakeのプレートは惹かれましたがお値段的に諦めました。

 その後、カフェで同行のお友達と展示されていない作品の数々を回想しつつ歓談しました。「秋の旅」とか「左効きのイザン」とか「マリーン」とか。また、Eテレの「100分で名著:萩尾望都スペシャル」も面白かったと、話題に。
 
 シリーズ再開された「ポー」シリーズですが、私としては、「小鳥の巣」のキリアンのその後が気になって40余年、ぜひ回収してください。現代の舞台がドイツから始まったから、テオやルイスの登場を期待します。


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映画感想「るろうに剣心 最終章 The Biginning」

2021年06月05日 | G以外ヲタ萌え話
見てきたよ! 10年かけて完成した大作でした。
漫画のケレン味残しつつ、リアルな実写として素晴らしい!

 第一印象は、古橋一浩監督のOVA「るろうに剣心追憶編」を実写化したらこんな感じだろうな、という思いでした。もちろん、いい意味で。クレジットにも協力者としてアニメの脚本家:十川誠志氏の名がでてました。きっと、スタッフの方々もOVAをリスペクトしているのだろうと推測します。

 起;冒頭から惨殺シーン炸裂!人斬り抜刀斎MAXモード! 殺陣がハイスペックすぎる! 血がドバーッ、「椿三十郎」か?(←古い、笑) 騎兵隊エピソード有り。
 承;巴登場! 血の雨に降られても美しい。愛想なくても愛おしい。佇まいが清楚。
池田屋事件の史実は置いといて、ここでも抜刀斎vs沖田総司のバトルが凄まじい! 低い姿勢で刀を構える沖田の剣筋が新鮮でした。ちゃんと月代も剃ってた。←私的に重要(笑)。
 転;京を離れ田舎で暮らす抜刀斎と巴、静謐な空間の真摯な語らいが素敵です。二人の歩み寄りが丁寧に演出されています。
 結;縁(少年)登場で最後の修羅場へ、壮絶な戦いでした。巴の最後のセリフは声にならず、でも口の動きから状況から、推し量られる。切ないよ~。鳥羽伏見を経て流浪人へ。

その他細かい感想では、
・巴の帯は角出し系が多かったけど、中居姿の時は吉弥結びのほうが動きやすいぞ。
・抜刀斎の食事の所作が美しかった。小萩家で蓋つき椀の汁を食するシーンは特に。(蓋を取ってから箸を取り口に運ぶまでの一連の流れ)所作指導とかあったのか?
・清里の惨殺シーンはこれまでも、今回も、回想としてよく出てくるが、これは抜刀斎の心情の揺らぎに欠かせないシーンなので、痛ましいけど必要なのだろうな、と。
・斎藤は登場するし、牙突も見せてくれるが、vs抜刀斎は無かったので残念と言えば残念、でも今回はvs沖田が新鮮組との対峙での見せ場だから致し方無い。
 
また思い出したら何か書く。
今回、上映中に映写のトラブルで画面が真っ暗に! 2~3分しても復旧しない、スタッフも来ないし、誰も行動起こさないので、自分がロビーから電話した。すぐスタッフが来て誤り、映画再開してくれた。で、禁門の変から都落ちあたりは二度観れた。
 
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