やまがた好日抄ーⅡ

低く暮らし、高く想ふ! 
山形の魅力を、日々の関心事を、気ままに…。

雛を出す

2022-02-28 | 出羽界隈
いつもは二月中旬には出す雛たちを、今年は連日の雪で腰があがらず、雪の気配が薄くなった昨日にやっと並べました。
例年、”早く!早く!”といふ家人も、さすがに今年は”旧暦でもいいかな?”といふほどでした。



まう、40年ほど前の雛たちですが、まだまだ立派な顔立ちを見せ、色の遜色もなく、凛と南のひかりを見つめてゐます。

家人が云ふやうに、山形では旧暦でお祝ひをするのが常ですが、そして、この時期から四月にかけて各市町村や旧家でいろいろな雛飾りを見られるのですが、抹茶をいただきながら、享保雛や古今雛を愛でる楽しみも今年も出来さうにありません。

早く、自由に街中を散策できる日が来ないものかしらんー!





春へー!

2022-02-27 | 出羽界隈
ロシアによるまったく野蛮なウクライナ侵攻で世界が騒然としてゐますが(キエフの街のなんと美しいことか!)、
我が家にも降って沸いた用件ができ、それの下準備に翻弄されてゐました。

気が付けば、はや二月末ー。

南風が吹きはじめ、庭の一角の積もりに積もった雪をどかしてゐると、福寿草が地面から頭をだしてゐました。


そして、あたりを見やると、チューリップの小さな葉がいくつも出始めてゐました。


なんとまあ、彼らの生命力の強さよ!

今年はどこも例年の二倍、三倍の積雪ですが、まう我慢ができません!とばかりに春へ向かってゐます。





雨水

2022-02-19 | 二十四節気
今日は、「雨水」です。
例年なら、目に見えて雪解けを感じる時期ですが、今年はさすがにまだ冬最中ー。



それでも、排雪のためにどかした雪の下から、水仙だらうか、小さな芽がたくさんでてきてゐました。



まったく、彼らの生命力の強さには太刀打ちできません。
ここ数年、コロナヴィルスに翻弄され続けてゐる我々をシニカルに笑ってゐるかのやうに、雪の下で春を待ってゐます。




上から目線

2022-02-17 | 出羽界隈
日差しが明るくなっても、雪は定期的に降り、行き場もなくなりました。
除雪機から飛ばされた雪が圧雪され、氷河のやうに(見たことはありませんがー)カチカチです。



そして、その横では、梅の木が上から眺められます。



家人が梅干を作りたいといふので、植ゑてから3年目ー。
昨年は、5、6粒が採れて笑ひましたが、今年はさすがにかなりの花芽がついてゐて、期待大です。

早く、雪が融けてくれないかしらんー⁈








3回目

2022-02-08 | 出羽界隈


3回目のワクチン接種を済ませました。

思へば、1回目の時は、接種予約券とスマホを横に置き、朝の9時にPCの予約サイトに入り、けれど、まうほとんどが×印であれやこれやと思案してゐたら×印がもっと増へて、エイ!と空きのあるクリニックをポチッとし、それでも確か接種したのは10日後くらゐだったやうなー。

今回は、金曜日に接種券が来てその日に予約がとれて、4日後の本日接種しました。
初めて行ったクリニックには緊張感もなにもなく、次から次へと流れ作業で、高齢者たちもやや戸惑ひ気味で、それが一寸可笑しくて笑ってしまひました。

ともあれ、子供はソーシャルワーカーなのですでに済ませてをり、ひどい熱に悪戦苦闘してゐましたが、まあ、高齢の小生はなにもおこらないでせうー。