歌集「春雷」

生きることはイッヒ・ロマン(Ich-Roman)....
   

激つ…

2009-03-21 15:41:14 | Ich-Roman
激(たぎ)つ日は鬼に抱かれよ 茫々と黄に傾(なだ)れゆく菜の花のなか
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« lost time… | トップ | 光彩… »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
文字のままに (春の雨。)
2009-03-21 19:22:14
想い浮かべたら

女は女であることを 呼び覚まされる気がします。

あなたの綴りには…。





身体に流れる眠っていた何かが再び滾り流れるような。

清涼な春の香りと色の中

凡そ似つかわしくもない場所で

鬼に抱かれるそのひとは

多分何もかも奪われて

もうその鬼がいなければ

生きては行けなくなるのかもしれませんね。

温んだ水のその心地よい

痛みのない春になど

住んでいるのはもう嫌と

自らの中に確かに激つ流れを

今近づく鬼に

任せたくなる。



あなたはそれを望んでいるのでしょうか。

その答えは

永遠に…知れない気がしますが

知れなくても…いい。そんな気もします。





菜の花の色は眼の遥遠と目見えて嗚咽朱に染まるとも









返信する

コメントを投稿

Ich-Roman」カテゴリの最新記事