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トリコ・ロートル部録(フットサル&ゴルフ日記)

O-60になって、プレー機会が減少しましたが、それでも大好きなフットサルとゴルフの活動をメインに綴って行きます。

なでしこJAPANの戦いについて!

2014-03-13 14:11:52 | サッカー観戦

昨晩、なでしこJAPANが決勝に進出したアルガルべカップ

ドイツをTV観戦しました

最近のなでしこの戦いはじっくり見ていませんでしたが、W杯の決勝戦アメリカはリアルタイムで観戦して、鳥肌物だったのをつい昨日の事のように覚えています

この日のなでしこJAPANは、W杯優勝当時と大幅なメンバーの交代はありませんでしたが、サブの選手の中に、私が大いに期待していた選手がいました

岩渕真奈選手

フル代表ではなかなか結果が出ていませんが、今回の大会のデンマーク戦で久しぶりに得点したので、ついに一皮剥ける時が来た

と思っていました

デンマーク戦のシュートシーン(JFAのサイトより)

前半を0対0で終えたなでしこ

おそらくゲームプラン通りだったと思います

そうして後半開始から岩渕選手がピッチに立ちました

おそらく『点を取ってこい』と言われていたのだと思います

ドイツでプレーしている岩渕選手は、日本にいた時よりもガッチリした体型に変化

小柄でガッチリは、アルゼンチンの選手、例えばマラドーナやテべスの様な体型で、当たり負けしなさそうで、重心の低いドリブルでガンガン仕掛けるオーラがプンプン

より一層期待感がUP

ところが、開始早々からドイツの猛攻に合い連続失点

しかし、1点返せば勝負は判らないと思いながら観戦を続けていると…

全く岩渕選手に良いボールが供給されません

逆にFWとしてポストに入った所に出る縦パスを、集中的に狙われていました

ドイツの3点目は、岩渕選手のポストからの落としが弱くなった所を、相手に奪われてミドルを叩き込まれてしまいました

結果的に、失点に関与してしまった訳なので、ココからの個人的な奮起に期待していました

しかし、その後のプレーも全く精彩を欠いていました

ドリブルで仕掛けては止められ、パスを出しては相手に引っ掛かりで、良い流れをことごとく断ち切っていたような印象すら覚えています

人間ですから、調子の良い・悪いがあるのは理解できますが、納得いかないのは、自分が失ったボールをとことん取り返そうというプレーが見られなかった事です

前線からのプレスでも、きっちりコースを切りながら、後ろのDFが守り易くするようなプレーというよりも、どこかアリバイ工作的なプレスの様に、私の眼には映ってしまいました

期待が大きかった為に、逆に厳しい見方をしているとは思いますが…

なぜ、今回こんな厳しい事を書いたかというと、彼女には本当に衝撃を受けたからです

それは2008年のU-17女子W杯で、彼女は弱冠15歳で大会MVPを獲得したからです

その後、澤選手がW杯でMVPとバロンドールを獲得しているので、今となっては衝撃度も薄くなっていますが、当時としては考えられない事でした

しかも彼女のプレー振りは、大会関係者にも物凄い衝撃を与えていた様です

FIFAが公式サイトに掲載した同大会の記事には…

Japan’s Mana from Heaven

との見出しで岩渕選手が紹介されていました。

日本語に訳すと、「天国から舞い降りた日本の “マナ”」

“マナ”とはもちろん岩渕選手のファーストネームですが、同時に旧約聖書に現れる「神から贈られた奇跡の食べ物」の名前でもあるそうです

つまり、『岩渕真奈は天から日本に贈られた奇跡の選手だ』という、まさにこれ以上無いほどの最大級の賛辞であった訳です

私はその記事を読んで、彼女がどんな成長を遂げるのか、楽しみでなりませんでした

そのまま順調に育ってくれれば、おそらくメッシ級になる位の選手だと思っていました

ところが、その後フル代表には選ばれていますが、レギュラーを獲得する程でもなく、またオリンピック決勝のアメリカ戦で同点に追い付くチャンスを逃した様に、輝けるチャンスを逃がし続けていて、はっきり言って伸び悩みを感じていました

きっと、本人もその停滞感を自覚しているからこそ、ドイツの当時2部だったホッフェンハイムに移籍したのだと思います

なので、ドイツで揉まれてきた岩渕選手が、いよいよ覚醒する時が来るのではないかと期待感MAXでの観戦だったので、逆にがっかり感MAXになった訳です

 

結果として、ドイツに完敗したなでしこは準優勝という結果となりました

準優勝の集合写真(JFAのサイトより)

ドイツやアメリカ等強豪と当たる来年のW杯連覇のためには、岩渕選手の覚醒は絶対必要です

きっと代表の誰よりも、彼女自身が何もできなかった今回のドイツ戦での悔しさを感じているハズです

ドイツで更に揉まれて、彼女が代表で輝ける日が来る事を、それが2015年のW杯となる事を願っています

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