オリンピックを賭けた大舞台
アジア最終予選の準決勝
イラク
をTV観戦しました
イラクは、この世代のアジアチャンピオンという事で、優勝候補だそうです
日本のスターティングイレブン
開始早々から、イラクはロングボールをアバウトに放り込んでくる戦術
目測を誤り、バウンドさせると相手の思う壺で、日本のディフェンスラインもバタバタしてしまっていましたが、カバーリングがしっかり出来ていたので、大きな破綻を起こす事も無く、ゲームが進んでいきました
以外だったのは、イラクの各選手は足元の技術もあり、体の使い方も上手いのですが、ロングボールと、時折見せるドリブル突破のみで、準々決勝のイラン戦程の迫力が見られなかった事です
連戦の疲労もあったのかも知れませんが、もう少しショートパスを交えたコンビネーションで崩されたら、もっと危ないシーンを作られたはずです
逆に、日本はショートカウンターが有効で、中盤の両サイドの空いたスペースを、下りてきたFWの久保選手や、右MFの南野選手、左MFの中島選手が使って、フリーで縦パスを受けて、チャンスメイクするシーンが多く見受けられました
すると、26分にパスカットからショートカウンター炸裂
FWの鈴木選手が、フリーで左サイドをドリブル突破
中の選手とのタイミングを合わせ、ゴール前に丁寧にラストパス
走りこんだ久保選手が点で合わせて先制弾
1点ビハインドのイラクは、より一層パワープレー的に放り込みサッカーを仕掛けてきます
DFラインとボランチの2人が踏ん張って、何とか凌いでいましたが、前半終了間際にCKの流れから、ヘッドで押し込まれて失点
嫌な時間帯の失点で、前半は11で終了
後半も同じ様な流れで試合は進み、準々決勝同様、延長戦を視野にいれた戦い方になるかと思っていました
ところが、手倉森監督も、ピッチ上の選手も、90分で決める
と、闘志を燃やし続けていたようです
ロスタイムに浅野選手とのコンビネーションで、南野選手が右サイドを抉ってクロス
キーパーがパンチングしたボールは・・・
セカンドボールを拾いにスペースを埋めていた、原川選手の前に
ワントラップから冷静に振りぬいた左足ボレー
ゴールに突き刺さり、決勝弾
残りの僅かな時間を冷静に凌ぎきり、日本代表勝利
オリンピック出場権を獲得しました
今回のU-23日本代表には、突出した個を発揮する選手は不在で、総合力で勝ち取ったオリンピック出場権だと思います
アジアレベルではどうかと思いますが、カウンター主体のチームは、世界大会では逆に嵌る可能性も大きいと思います
後は、このチームにピルロ的なピンポイントロングパスの配給役がいれば、大化けするかも知れません
オーバーエイジで、サンフレッチェの青山選手を推薦しておきます
最後に、本文でも書きましたが、イラクの選手は、個の力では確実に日本より上でした
しかし、あのフィジカルを前面に押し出したサッカーでは、世界で勝負できるのかな???
と疑問を感じえませんでした
あの足元の技術があれば、アジアレベルを突き抜ける可能性があると思います
TOPレベルの指導者次第でしょうが・・・
やはり内紛の影響は大きいという事でしょうね
さあ、決勝戦は日韓戦
勝ってアジアチャンピオンでオリンピックに出場出来るよう、TVの前で応援しましょう
P.S.
実は、今週は日本代表戦WEEKです
本日19:00~と、30日土曜日の14:00~はフットサル日本代表フットサルコロンビア代表がBSで放映予定
30日土曜日の23時~テレ朝とBSで日韓戦
サッカーフリークには、たまらない1週間です
私は、30日の大阪でのコロンビア戦を生観戦予定でしたが、体調を崩してしまったのと業務上都合で、断念
TVで応援します
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