トリコ・ロートル部録(フットサル&ゴルフ日記)

O-60になって、プレー機会が減少しましたが、それでも大好きなフットサルとゴルフの活動をメインに綴って行きます。

ベネズエラ戦観戦記\(^o^)/

2014-09-12 12:23:42 | サッカー観戦

9日は、日産スタジアムで行われた

日本代表ベネズエラ代表

を、初めて生観戦して来ました

新横浜駅から徒歩15分位で日産スタジアムに到着

会場周辺は、人・人・人でごった返していました

改めて代表人気の高さを認識しました

私が観戦したのはバックスタンドの2階席です

予約当時は1階席も予約可能でしたが、雨の場合は屋根がないので、リスクを考えて2階席を予約しました

2階席からのピッチの眺め具合はこんな感じです

高い所から俯瞰で見られますので、選手の動きが良く判りますね

私が会場に到着した時には、既に代表の選手はアップメニューに入っていました

20m位のグリッドで5対5のボール廻し

ダイレクトタッチでの対面パス

1対1からドルブル突破でのシュート練習

アップが終了し、選手が引き揚げた後の、ゴール裏サポーター席の様子

そうしていよいよスタメン発表

ゴールキーパーは、背番号1川島永嗣

右サイドバックは、背番号3酒井高徳

右センターバックは、背番号2水本裕貴

左センターバックは、背番号22吉田麻也

左サイドバックは、背番号5長友佑都

アンカーは、背番号6森重真人

右インサイドハーフは、背番号13細貝萌

左インサイドハーフは、背番号7柴崎岳

右ウイングは、背番号4本田圭佑

左ウイングは、背番号11柿谷曜一朗

センターフォワードは、背番号18大迫勇也

そして、監督はこの人

ハビエル・アギ―レ監督

スタメン発表後のゴール裏は大騒ぎです

いよいよ選手入場

FIFAアンセムの流れる中を、両チームの選手が入場して来ます

日本代表は、キャップテン本田を先頭に入場

両チームが整列して国家斉唱

試合前の握手を交わして…

記念撮影

いつもTVで見る段取り通りにセレモニーは進み、いよいよ試合開始です

円陣組んで…

ピッチに散らばり…

ベネズエラのキックオフで試合開始

開始直後、本田選手のシュートは惜しも枠の上

しかしキャップテン自らが、『今日は攻撃的な姿勢で臨むぞ』とう意思表示を味方に見せた、ナイスプレーだったと思います

試合は一進一退の攻防が続きますが、べネズエラの選手は体が強く、当たり負けしません

しかもトップの選手は特に屈強で、徐々に押される展開になりました

コーナーキックからあわやという危ないシーンを作られてしいまいます

しかし、押されぎみの日本でしたが、7番柴崎選手の所のボールが入ると、良い展開が生まれていましたね

前半の後半は、徐々にペースを掴んで左サイドからの良い崩しも見られるようになり、大迫選手の落としから森重選手のスルーパスで、裏に抜け出た柿谷選手がゴールキーパーと1対1になる決定的なシーンも有りましたが、キーパーがナイスセーブ

結局は、0対0で前半終了

ハーフタイムの会場内はこんな感じせす

2階席までびっしり、凄い人ですね

それもそのはず…本日の入場者数は

6万人越え

日本サッカー協会もウハウハですね

後半に向けて、サブ組はアップに余念が有りません

ベネズエラのサブもアップ中

そんな中、後半に向けて日本代表がメンバーチェンジ

大迫選手OUT岡崎選手IN

柿谷選手OUT武藤選手IN

何と、期待の武藤選手を後半頭から使って来ました

これで、会場内のボルテージは一段上がりました

日本代表のキックオフで後半がスタート

すると、いきなり期待の新星

武藤選手がやってくれました

右サイドでボールを持つとスピードアップ

チャージにきた相手選手をもろともせずに突破すると、中へ切れ込んで思いっきり良く振りぬいた左足のシュートが、見事にゴール

そのシーンがコチラ

場内総立ち大歓声です

会場内のボルテージは最高潮

ところが、そんな良い雰囲気も、自らのミスでぶち壊すのが今の日本代表です

得点直後、水本選手から長友選手への横パスが、少し弱くなった所を相手にカットされてカウンター発動

慌てた水本選手が必死に追いかけてペナルティーエリア内で後ろからスライディング

当然、主審の笛が鳴りPK献上

相手は、難なく蹴り込んで同点

まるで、W杯コロンビア戦の先制点をPKで許した今野選手のプレーの繰り返しです

あそこでスライする必要があったのか

恐らく、水本選手が詰めて来ているので、川島選手との1対1の状況は変わりありませんが、相手のシュートコースは限定されていたはずです

川島選手が止める確率は、PKよりは数段高かったと推測されます

確かに、自分のミスから攻撃されているので、冷静な判断が出来なかったのかも知れませんが、仮にも日本代表の選手なのですから、それは言い訳にはなりません

その証拠に吉田選手は、相手のカウンター(確か細貝選手のパスミスからあわやというシーンを、川島選手が左足に当てて防いだシーン)のカバーに行った時に、一度はスライディングに行きかけてから、やめてコースを限定する動き(相手に詰める)に切り替えていました

恐らく川島選手が出て来て、シュートコースを限定する動きを視野に捉えた上での、瞬時の判断だったと思います

代表レベルでの試合経験の為せる技かも知れませんが、代表に選ばれる選手で有れば、例え国内組でも、普段からJリーグでも高い意識でプレーしていれば、必然的に出せるプレーだと思います

水本選手には、是非今後のプレーの為に、教訓として貰いたいですね

試合は振り出しに戻り、日本代表のキックオフで試合再開

ホームで負けられない日本代表のギヤが1段上がりました

柴崎選手が得意のミドルシュート

攻撃的な姿勢を前面に出し始めると、その姿勢が功を奏しました

左サイドを突破した岡崎選手がセンタリング

武藤選手と本田選手がゴール前に詰めて、敵を引きつけると…

裏にポッカリ空いたスペースが

そこに走り込んできたのが、長い距離を走ってきた柴崎選手

ワンバウンドしたボールを被せ気味に右ボレー一閃

この日の先発メンバーで私が一番期待していた、柴崎選手の代表初先発の初ゴール

素晴らしいです

特に長い距離を走ってからの、空くスペースを予測した冷静な判断力

絶対浮かない様に丁寧に蹴った右ボレーの技術力

国内組ですが、十二分に代表レベルにある事を証明しましたね

ココから武藤選手&柴崎選手の22歳コンビが躍動

二人のパス交換から、最後に武藤選手がスピードで突破を図ると、相手は堪らずファール

ゴール前の良い位置でフリーキック獲得

すると、蹴るのはキャップテン本田選手

きっと、若者2人のゴールを見せられて相当気合いが入っていたのでしょう

左足から放たれたボールは…

惜しくも左ポストに当たり、ノーゴール

 

ところが、押せ押せムードの中、またしてもミスが日本代表を襲います

相手が、左サイドでフリーで持った瞬間、ミドルシュート

ボールは、川島選手の正面に飛び、誰もが難なくキャッチと思った瞬間

何とハンブルしたボールがゴールイン

再び同点に追いつけれてしまいました

これは痛かったです

ミス二つで2失点ですからね

その後の選手交代は、細貝選手に変えて田中順也選手を投入し、田中選手を左インサイドハーフ、柴崎選手を右インサイドハーフにチェンジするも、効果的とは言えず、決定機は作れませんでした

田中選手は、インサイドハーフでは生きないと思いますし、細貝選手もインサイドハーフの選手では無い様に感じます

恐らく細貝選手が出場している時間は、トリプルボランチという感覚なんでしょうけれど、攻撃の組立という部分では物足りなさを感じました

アギ―レ監督の采配もこれからですかね

 

そんなこんなで、ベンチワークが功を奏さないでいると…

逆に、ベネズエラにセットプレーから決定機を与える事に

何とか凌いで、結局は22の引き分け

私の代表戦の初観戦は、引き分け終わりましたが、武藤選手と柴崎選手と言う、次世代の代表の中核を担うと思われる選手のゴール見られた事はラッキーでした

アギ―レジャパンはこれで2戦目なので、評価は難しい所でもありますが、全体の印象としては、戦術的な面もあるのでしょうが

一言で言うと…

『ボールが持てないな

という事です

なので、ザックジャパン時代に比べて、恐らく見ていて楽しさは半減しているのではないかと思います

綺麗に崩したのは、前半の柿谷選手がキーパーと1対1になるまでのシーン位ですかね

それと、パスミスが多いのが気になります

パスミスはパスの出し手だけに起因する訳ではないので、一概には言えませんが、主に受け手の問題が大きいのではないかと感じました

皆、足元で貰おうとし過ぎて、受け手の動きが少ないのです

チームとして始動したばかりなので、今後はミスも減っていくとは思いますが、その点が気になりました

また、ディフェンスラインの選手やアンカーの森重選手も含めて、時折軽いプレーが散見される事も、非常に気になりました

安易なトラップをしてボールを流したり(これは初戦でもありましたね)、パスが全く味方に繋がらない程ずれたりとかのシーンが多いです

特に、この日のベネズエラは、前プレに来ていたので、この様な軽いプレーは即失点となる危険性がある事は充分判っているはずです

また、相手は前半から積極的にミドルを打ってきているのは判っているはずなので、後半の川島選手のミスのシーンでは、確かにキーパーのミスですが、その前に、全くのフリーで打たした事も問題です

システムから来るポジショニングの問題なのかも知れませんが、W杯の時から、右サイドや左サイドでフリーでボールを扱われる事が多すぎるように感じます

今回のシステムであれば、アンカーか左インサイドハーフ,左ウイングの誰かが、シュートを打たれる際に、少しでも詰める意識が必要だったのではないかと思いました

最後に、本田選手がくさびのパスを受けるシーンが多いと思いますが、なぜそうなるのかが、今回生観戦して良く判りました

彼はボールを受ける前に、必ず裏へ抜けるフェイクの動きを入れています

なので、すぐに5m位のフリーのスペースができるので、味方も当てやすいのだと思います

普段から、手を抜かずに細かい事を積み重ねてプレーしている自負があるからこそ、ビッグマウスと言われる様な発言も出来るのでしょう

真のプロファッショナルだと思いました

 

九州では、なかなか代表戦を見る事ができませんが、ぜひ一度開催して貰いたいですね

その時は、皆で一緒に応援に行きましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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