赤道儀を注文したけれど、ベランダに設置するとなると、いろいろ問題が出てくるのです。
まず、望遠鏡を取り回せる空間を確保しなければなりませんし、南だけでなく、東西の視角も確保したいし、北の方向が見えてないながらも、北極と南極を結ぶ子午線も求めたいです。
真北の方向を知る簡単な方法は、磁石を使う方法でしょう。ビクセンから、赤道儀の設置を助ける磁気コンパスと傾斜計と水準器が一体化したポーラメーターという商品が出ています。
Vixen ポータブル赤道儀 ポーラメーター | ビクセン Vixen
株式会社 ビクセン 「Vixen ポータブル赤道儀 ポーラメーター」ページです。天体望遠鏡、双眼鏡、単眼鏡、フィールドスコープ、顕微鏡、ルー...
ビクセン Vixen
磁石が指す北は、実は、磁北で、北極から約1200kも離れていて、年々移動しています。Balconの住んでいる東京西部では、磁石は、真北から、西に7度20分ズレたところを指すようです。
我が家のバルコニーに磁石を置いてみると、変な方向を指します。うーん、バルコニーに含まれる鉄筋にかなり影響を受けているようで、バルコニーでは、磁石は当てにできません。
「エコノミー機材で行く ゆるーい天文趣味」のlambdaさんが紹介しているGoogle mapを使う方法も面白いです。
下のリンクのページの後半に出ています。
大雑把な私がこの方法を採用すると、2度ぐらいの誤差が出そうです。
なるべく誤差が少なそうで簡単な方法は、小学校の時にやった太陽の南中を利用する方法じゃないかなと思うわけです。太陽南中時に鉛直線の影は、北を指すことを利用するわけです。
南中の時刻を秒単位で、決定できれば、15秒角の精度で経線(子午線)が引けるはずです。
赤道儀が到着するまで、経線(子午線)をベランダに引いておきましょうと。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます